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大刀剣市2022いよいよ明日から!

今日は大刀剣市の設営をしに東京美術倶楽部へ行っていました。
大きな問題も無く3時間ほどで無事設置が完了しました。
いよいよ明日から3年ぶりの大刀剣市ですので刀箱師のブースを簡単に紹介します。

Before
After


・簡単なブース紹介

※刀や鐔は参考出品です。販売しているのは展示ケースのみです。

奥:刀展示ケースmoku、手前右:鐔展示箱、手前左:卓上短刀箱2.0
鐔を両面楽しめる展示ケースです
卓上短刀箱2.0
自由に照射角度と光の強さを変えられるスポットライトを搭載しています。
土台に箔漆板を取り付ける事も出来ます。
卓上刀箱2.0
卓上短刀箱の刀版です。展示刀は金田國真さん製作の太刀。
こちらのケースに飾っている太刀は金田國真さんが独立されてから1番最初に日刀保のコンクールに出品した太刀で、しかも特賞受賞作! とても明るく躍動感ある刃文を是非間近で体感してみてください!
手に持ってみても覇気が凄い。個人的には帽子の刃文がとても好き。


展示ケースご購入下さった方先着3名にプレゼント

そして國真さん製作の刀キーホルダーも直に拝見させて頂きました!
恐らく今日一テンションが上がった瞬間です。笑

こちらは製作中に傷などで作品に出来なかった刀を利用して作られたもの。
本来形にならなかったものが、こうして形を変えて誰かに大切にされるものへと変貌するのは再生感があり好きです。
これらは当然ながら刀同様の素材である玉鋼で出来ています。
そして実際に焼きが入っているのでとても硬く、また錆びにくくする処理が施されているとの事。
普段身に着ける刀の御守りなどとしても良さそうです。

こちらは今回の大刀剣市で展示ケースをご購入下さった方先着3名の方に限り特別にプレゼントします!
無くなり次第終了ですのでご了承下さい。
尚こちらは近々國真さんのCreemaという販売サイトでも販売するそうですのでお楽しみに!


終わりに

大刀剣市は私が刀箱師として活動をスタートした時から4年間ずっと目標にしてきた場所です。
この4年間実に色々な事が有りましたが遂にこの時を迎えられました。
出展にあたりご尽力、ご協力下さった方々には感謝の言葉しかありません。

私は「刀とくらす。」をコンセプトに自宅で美術館のように愛刀を楽しめる展示ケースを作る事を目標にしていますが、その更に先の目標としては、
美術館以外の場所で刀の美しさに偶然的に気づける場を増やしたいと考えています。
例えば子供などは美術館に行く機会も少ない子が多く、本物の刀を見た事が無いという子が今や殆どです。しかし家で刀を美術館のように飾る人が増えれば刀の魅力に気づける子供は増えるはずです。
そうした偶然的な刀の美との出会いが10年後20年後、将来の愛刀家を増やす事に繋がると私は信じています。

刀を身近にする事、裾野を広げる事には賛否両論あるかもしれません。
しかしこういうのがあって良かったよね、と愛刀家の方に言ってもらえるような、またこうした展示ケースがある事で刀の楽しみ方のバリエーションが一つ増える事で所有している刀を更に好きになったり大切にしてくれるきっかけになってくれると嬉しく思います。
3日間色々な方とお話出来るのを楽しみにしています!

刀箱師のブースは3Fの右奥になります。
是非お気軽に遊びに来て下さい^^


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はいいねを押して頂けると嬉しいです^^
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それでは皆様良き御刀ライフを~!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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