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刀装具 鑑定結果!【前編】

2月頃に審査に出していた刀装具の審査結果が出ました!
開封の儀を執り行います。

今回出した物については以下で予想していますのでその答え合わせになります。


因みに審査に出していた物は以下の5点。全て無鑑定品です。

さてどのような鑑定結果が出たのでしょうか?!
左から順に結果報告です。



①予想:太刀金具師?

材質は素銅。五三桐紋と十五菊紋、三巴紋の刻印が押されています。
透かしは鳥の雁(ガン)です。
櫃孔がハの字型になっている事から鞘の形状が見えてきますが、そこから想像するに結構古そうではあると予想。
素銅の色味や五月雨鑢の入り方も古く感じます。
古ければ室町あたり、新しければ江戸初期位?
室町なら山銅な気もするので、江戸初期位と予想。
結果は…。

似たような鐔が鐔大鑑に載っています。上記は真鍮になります。

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