![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86471911/rectangle_large_type_2_6171a906e10f27d69d32173ab5e026f8.png?width=800)
鐔展示ケースを自作する①
昨年から作る作ると言っていて他の製作でなかなか着手出来ていなかった鐔の展示ケースの設計がようやく完了しました。
私自身も昨年とは違い鐔沼にずっぽりと堕ちたのでこれで楽しみながら製作が出来ます。
今回製作するのは以下のような鐔専用の展示ケースです。
ラフ画ではなく設計に落とし込んでいるので後は設計図を描いたらこのまま製作出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662642121923-Jy7YlxwqdM.png?width=800)
サイズは横350×奥行116×高さ200(mm)です。外装は鋼板。
データはカラフルですが実際は黒色です。
飾れる鐔のサイズは100㎜も大丈夫ですが、参考までにイラストでピンクの丸が90㎜、青丸が80㎜(←この前後のサイズが多い)、グレーが70㎜で絵を描いています。脇差用などでもっと小さい鐔もあります。
鐔厚みは9㎜まで展示可能です。
今回の製作ポイントとしては以下を意識して設計しました。
①鐔の両面が常時綺麗に見える
②鐔の出し入れが容易
③床置き、壁掛け両方出来る
①鐔の両面が常時綺麗に見れる
鐔の展示ケースというもの自体がこの世の中にまだない気もしますが、鐔掛けなら昔から沢山あります。
しかしそのデメリットとして鐔の背面が見えない、という事が挙げられます。金工鐔などは素手で触れないので、毎回手袋をはめてから手に取り鑑賞するわけですが、これはなかなかに大変です。
というわけで鐔を展示したまま裏面のデザインが見えればそれがベストです。
ここから先は
1,098字
/
7画像
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28527979/profile_7dd16312b97676cee785772f85a991fa.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
このマガジンを購入すると過去記事も全て見れるようになります(単体購入記事以外)。初月無料なのでお気軽にご登録ください。
またまずは月に2~4回程を目標にここでしか読めないディープな内容も書いていく予定です。
このマガジンについて機能を探りながら出来そうな事をどんどんやっていくつもりです。読者限定の交流会(鑑賞会)などもやります。
刀箱師の日本刀note(初月無料!過去記事も読み放題)
¥600 / 月
初月無料
日本刀の奥深さや面白さ、購入するに当たって持っておいた方が良い知識などについて日々発信しています。 今まで820日以上毎日刀についての記事…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?