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愛鐔紹介

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2022年10月の記事一覧

大月光興を見て

大月光興を見て

先日鑑賞会で大月光興の作が沢山並んでおり、沢山の作柄を一度に拝見出来たのはとても貴重な機会であった。
無銘の大月派極めの目貫については作者が分からなかったものの、手元の光興の鐔に付いては作柄の共通点もいくつか発見する事が出来たので、今回はそれについてメモ兼ねて書こうと思う。

手元にある光興の鐔が以下である。