見出し画像

ゆらぎ

時々、私に必要なメッセージがどこからともなく届くことがあります。
視覚化された言語なんですが、日に何度も同じワードが矢のように私に飛んでくることがあって、それは、多分、私に今必要なメッセージなんだと思うようになりました。
そんな時はその言葉をもとに、少し考えてみます。

今日、何度も飛んできた言葉は「ゆらぎ」。

昨日、自分のことではないことですが、カードを引きました。
その時に現れたカードは、FLEXIBILITYというカード。柔軟性という意味だけれど、今の世の中、否応なしに求められてきたことです。もう、充分やっているよね…そう思いました。

そして、今日、ネットでとある手織りのアーティストの方の短い文章に出会いました。
その、文章を読んではっとしたし、なんだか心が動きました。その文章の中に「ゆらぎ」という言葉があったのですが、それは、英語でいうところのFLEXIBILITYだったのです。

覚え書きとして、一部抜粋させていただきます。

綿密な計画どうりに織れば
想像したどうりのものを織り上げることができます
けれども、手織りには
その時々の感情をのせて織るからこそ表現できる
独特の「ゆらぎ」があります
時に計画と違う色を入れてみる
ひらめくままに織りを変えてみる

これって、織りだけのことではないな…と思いました。思い通りにいかないことなんていっぱいあって、その度に揺れているけど、ゆらいでいいじゃん!計画と違う色を入れて日々を面白がればいいじゃん!と、なんだか心が軽くなりました。

そんな事を昼休みに思ったのですが、夜になって、これまた絶妙なタイミングで知り合ったとしか思えない手織りをされている方に糸のことを色々聞いていたら、そこで、また、その方が、「ゆらぎ」と言う言葉を私になげてくれました。

手織りの世界では、「ゆらぎ」って、もしかしたら、ポピュラーな言葉なのかもしれないですが、私は初めて拾った言葉で、今日とても心が動いたのです。

「時に計画と違う色を入れてみる」

織ることでもこれから大事にしていきたいと思う事ですが、人生の中でも意識的に計画の外にでてみたり、今の世の中的には否応なくそうせざるを得ない事もあると思うのですが、この「ゆらぎ」成分をうまく取り入れていきたいです。手織りにも人生にも。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?