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運命の情報量(2024/1/7日記)

全ての料理はリスペクトされながら手軽に消費されるべきだ



▼今日は昼から焼き肉に行く。昼焼き肉。普段しない時間に何かをする行為は何故か異常なほどの特別感と優越感がある。うれしみ。

▼以前から思っていたことだが、私って焼き肉の部位全然意識せずに食べている。何ならその事すら意識していない節すらある。なので毎回美味しい部位があっても「どこの部位だったかな今の…」って高確率でなっている。みんなはこれはどこどこの部位特有の脂身の少なさで肉本来の繊細さが引き立っているねぇ、みたいなことちゃんと考えながら食べてるんだろうな。

▼お肉を全部なんとなく美味し~ぐらいにしか捉えられていないこんな奴に焼き肉を食べる資格はあるのだろうかと時々不安に思うことがある。

▼それに引替えみんな、肉を食べる資格がある。なぜならがんばっててえらいから。すごい。


▼カイジのスピンオフ『ハンチョウ』の焼肉を食べる回で、「高価な肉料理は人よりも肉が主役となって、満足感は高くない場合がある。理想的な焼き肉とは、あくまで肉が脇役で食べる人こそが主役であるべきだ」という旨の一節があるのだが、私もそれに近い価値観を持っている。なんなら焼き肉以外でも消費される食が消費する人間以上に主役であるべきではないと思っている。全ての料理はリスペクトされながら手軽に消費されるべきだ、という思考。

▼なのでお洒落すぎるフレンチや豪勢な懐石料理など目に見えて高価な食事を食べる機会があると、私は反射的に「絶対に気圧されないぞ…!」という感覚を抱いてしまう。料理に張り合おうとするな。



▼最近方々で遺伝子検査についての話を耳にする。判明する内容は多岐にわたり、がんや疾病リスク、ダイエット、体質などから、スポーツ適正や先祖のルーツ特定に特化したものまで幅広く存在して、ものによっては300項目以上の遺伝的傾向が分かるとのこと。値段もそれに応じてピンキリだが、聞いている感じでは1~5万円ぐらいが標準のようだ。

▼正直かなり興味があるな~。どれぐらいの精度のものなのかは判然としないけど、自身の身体に内在する傾向を把握しておくことは重要に感じる。自分の運命や諸元データに近いものが、本来知ることの叶わなかったであろうそれを知ることができるのはある種の幸せなんじゃなかろうか。私はエンリコ・プッチ神父ではないが、ある程度の情報や運命は知っていたほうが気が楽でいいような気がしている。

▼まあどれほどの精度かなんてまだ誰にも分からないし、そもそもどこまでいっても「傾向」なので、占いぐらいの軽い気持ちで受けるのが一番良いんだろうな。

▼少し調べた感じでは、精神傾向がわかるものもあるらしい。やりた~~い



▼最近はミサイルの発射シーンを纏めたYouTube shoteばかり流れてくる。発射されたミサイルが急に方向変えて一瞬で見えなくなる一連の流れが美しすぎて毎回技術~~~ってなる。建築中の高速道路を見た時も同じ感想になる。


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