手根管症候群と整形外科テスト3選【動画アリ】
こんにちは!肩です。
人事・採用を担当するようにいろんな方と面談させていただいてます。
コロナもあってzoomでの面談でお話しするんですが、なかなかうまくいかず試行錯誤中です。
うまく伝えるにはどうすればいいか?を考えながら、今後もzoom面談を続けていこうと思います。
しばらく、肩が続いていたんですが、今回は手根管症候群とその整形外科テストをお伝えしていきます。
手根管の解剖
まずは手根管の解剖について簡単に説明していきます。
手根管とは、手根骨と横手根靭帯とからなるトンネルです。
このトンネルの中を正中神経と長母指屈筋腱、示指から小指の浅指屈筋腱と深指屈筋腱が通過しています。
手根管症候群(CTS)とは
手根管症候群は、手根管で正中神経の圧迫や反復される刺激によって引き起こされる神経障害です。
最も頻度が高い絞扼性神経障害と言われていますが、なかなか臨床で見る機会は少ないんじゃないかと思います。
僕は、手根管症候群でリハビリのオーダーが出たのは1度しか経験がありません。しかし、自費整体では手根管症候群や手根管症候群のような症状の方が多く来院されます。
手根管症候群の原因
手根管症候群はほとんどが原因不明と言われています。
しかし、
手関節の掌屈・背屈による物理的負荷により、手根管内の内圧上昇、正中神経の滑走性低下、屈筋腱の肥厚、正中神経の牽引と緊張、正中神経の肥大などが原因ではないかと考えられています。
その他として、甲状腺機能低下症、糖尿病、関節リウマチ、妊娠などの全身状態との関連性が示唆されていたり、屈筋腱の腱鞘炎、関節炎、骨折、関節変形などの局所的要因もCTSを発症する可能性を高めるのではないかと言われています。
ほとんどが原因不明だが、
手根管の内圧上昇や組織の肥厚、滑走不全などが原因と考えられている
全身状態や局所的要因が関与している可能性もある
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