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【写真10枚】伸展型腰痛で診るべき評価2選

こんにちは!肩です。

福岡の新店舗の審査も通り、日々慌ただしく準備をしています。

今年に入り3店舗目の出店ですが、1店舗1店舗思い入れがありますね。

僕は無駄と言われるかもしれませんが、カルトンには必ず店名を入れるようにしています。

本来はコストカットすべきところかもしれませんが、毎回作っちゃうんですよね笑

福岡のお店はTwitterのアンケートや、地元の不動産屋さんや知り合いに相談した結果、青山筋膜整体理学BODY博多店にしました。

中洲店となやんだんですけど、わかりやすさという点で博多店にしました!

今回は臨床でもよく経験する、伸展型腰痛でよく評価する2つの動作評価を紹介します!

では、よろしくお願いします1

動作評価での問題点


動作評価でうまく動作が行えない場合、2つの問題で動作を遂行できないことがあります。

1つ目は、可動性の問題です。

そして2つ目は、安定性の問題です。

さらに可動性の問題を、組織の伸張性の問題関節の可動性の問題の、2つに分けることができます。

■可動性の問題
以下の2つに分けることができます。

①TED(tissue extensibility dysfunction):組織の伸張性機能不全

②JMD(joint mobility dysfunction):関節の可動性機能不全

①の例としては、筋の機能低下や神経の緊張、筋の短縮などです。

つまり、筋の問題を示します。


②の例としては、変形した関節や亜脱臼、癒着性関節炎などです。

これは、関節構造の問題を示します。

■安定性の問題

SMCD(stability or motor control dysfunction):安定性/モーターコントロール機能不全

動作を行うにあたって、代償動作を行いその動作を遂行しようとすることを示します。

ローカル筋(単関節筋)の機能不全により、グローバル筋(多関節筋)により安定性を代償した。ということわかりやすいかもしれません。

簡単に言うと、動作の姿勢が悪かったり、スムーズでないことです。

以上の用語を用いて、これから動作を評価していきます。

動作評価に伴う痛みについて

動作を評価する際に、痛くてできないor痛いけど動作はできるということはよくあると思います。

結論から言うと、痛くないのに評価基準を満たしていない動作を探す必要があります。

痛みによって、動作が変化してしまうので、考えづらくなっちゃいますからね!


これから動作を紹介して、評価基準を満たしていなければ、さらに細かく機能を評価していきます。

動作ができている(評価基準を満たしている)かどうか?
動作に伴い、痛みが出現していないかどうか?


この2つをチェックしていきます。

身体の相互依存について

身体は構造上動きやすい関節と動きにくい関節に分かれています。

この考え方をjoint by joint theoryと言います。

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動作を適切に行うには、各関節の得意な役割に沿って動作することが望ましいです。

今回の動作評価では、各関節の役割に沿って評価していきます!

伸展型腰痛でチェックしたい動作 ①FFDの動作評価

■FFD
FFDは効果判定にもよく用いますね。

治療介入後にどのように変わったのかチェックすると、患者さんにフィードバックしやすいですね。

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手順

足部の内側をつけて両脚で立つ。

つま先を触るように、前に体を倒していく。

評価基準

つま先を手でタッチすることができるか?
脊柱が自然な弯曲を描けているか?
殿部が後方に移動しているか?

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