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一年前の自分に見せたい、21卒出版就活体験記

私が今年の元旦に引いた、末吉のおみくじ。

「途中の苦労は多いけれど落ち着き先は良いので、決して望みを失うな。」

この言葉通り、苦労だらけで長かった就職活動が終わりました。

いわゆる大手ではないけれど、高い志を持っていて、これまで本当に本当によくしてくれた社員の皆さまと一緒に働けることになりました。
こんなに嬉しいことは、人生の中で他になかったかもしれません。

(強いて言えば、自担にファンサもらった気分が
ずーーーーーっと続いてる感覚。たまらんです)

いまだに信じられなくて、結果を報告して皆から
「おめでとう」を言われるたび、
「夢だったら皆になんて言って謝ろう…?」と思えるくらいにはまだ信じられていません(笑)。

そんな私の、笑えるくらいのボロボロ就活。
すこし長くなるけれど、
どぅわ〜〜っと、ひと通り書きます!

きっと色々ありすぎてここで全部は書けないから、今回はこれまで何があったか、そして
自分のヤバすぎた自尊心内定先に出会うまで自分がしてきた失敗について書きます。

わたしの自尊心の1番の源。それは、絶対に編集者になるという、中学生の頃からの夢でした。

面接用の嘘じゃありません。

あんまり詳しいことを書くと身バレが怖いので伏せるけれど、本当にこの業界への執着度は異常でした。
中学の頃の卒業アルバムには、編集者になった自分へのメッセージが書いてあります(いわゆる業界への志望理由は、いつか機会があれば…)。

だから信じてたんですよね。わたしは多分、名の知れた出版社どこかには引っかかると。

自分には、昔から夢もある。大学入ってから目指した人や、他業界も受けてる人よりも熱意はある。だから負けるわけない。

本気でそう思っていました。

馬鹿ですほんとに…。だから、5月まで出版社しか出してませんでした。しかも、自分が名前を知ってる雑誌や本を作っている出版社だけ。

漫画はそこまで詳しくなかったため、漫画を作っている会社は受けていません。出版社を受けてる人には分かると思うけど、これだけで本当に受けられる会社って限られてきますよね。

結果

これでもかと落ちました。ほんとに、笑うくらい。一年前の自分が聞いたら信じられなくてキレそうなくらい落ちました。

具体的には、

【三大出版社】
KO談社…書類落ち
集A社…webテスト落ち
S学館…2度目のwebテスト落ち

K川…一次面接落ち

そのほか、名が知れている
中堅の会社、ベンチャーはほぼ書類落ち。

固定ツイートに書いたけれど、6社しか面接に進んでないんです。

(あんまり細かいこと言うとバレそうなのが怖いので、落ちたところの細かい結果が気になる人はDMください。
ほんとに笑うくらい落ちてます。ほぼ面接までいってないです。もう一回言います。笑うくらい落ちています。多分元気になるよ

書類選考って落ちるんだな〜〜って単純に驚きました。そりゃあ当然なんですけどね!!!(笑)

私のダメダメだった就活の原因は、大きく2点あると思います。

(↓やっとここからが本質の情報)

1.己の情熱を信じ、自分にない凄さを見つけようとしなかった

ひとつめはこれ。内定者や社員の方から、何にも盗もうとしなかった

今、かるーく探せば、Twitterにも、OB訪問のアプリにも、本当にたくさんの内定者や社員の方がいます。

みんな普通の人。
普通にご飯の写真をあげて、
普通に芸能人のリツイートをしてて、
普通にリプライをしたら返ってくる。

みんなほんとに普通の人です。

だから、油断する。私はしました。

OB訪問中、熱い思いを話せば褒めてくれる。
出版社の人ってフラットな感じの人が多くて(それがすごいんだってことに私は最近になって気づきました)、なんかそれだけで、

あれ?なんか自分でもイケちゃうんじゃないか?というとんでもない勘違いをしました。

まずこれが最大の失敗。

大手の内定者や社員の皆さんは、謙遜が半端なく上手いです。しかも、普段から作家の方やモデルさんを引き立てる立場なので、自分の努力や才能をひた隠しにするのも上手い

だから普通に見えても、
大学のレベルがすごく高いわけでなくても、
普通じゃない。自分にない凄さだらけだった。
選考が始まって初めて、痛感しました…。

そして2つ目。

2.周りを見て安心しようとするだけのインターン

これです。なぜならわたしは昨年の夏のインターン、書類選考は割と通ってました。

落ちたのは主婦と生活社くらい…?
雑誌が作りたかったので、雑誌を出している出版社のインターンはほぼ参加しました。

ワークをしてても、まだそんなに意識高い子は多くない。初めて出版社の採用について知ったような子も多い。

だから、これまた油断しました。あれ?自分もしかしてイケるんじゃ?って。

しかも、夏のインターンは自分の意見をしっかりと組み立て、はっきり言える人のほうが良い、みたいな風潮があるので、なんやかんやで早期選考にも乗ったりして。

最大限に調子に乗りました。冬のインターンはその選考に力を注いでいて、一つも参加していませんしね(最悪)。

まとめ

22卒の皆さんは、このnoteを見て「うわ!こんな人になりたくない!」と思ったでしょうか。

まあ思ったでしょう。(笑)わたしもなりたくてなったわけじゃないし、後悔だらけですし。

でも、詳しく書かないけれど、内定先は本当に自分にとって魅力的なんです。大手ではないけど。

情けなかったし本当にヤバイ就活しましたが、
結構本気で死ぬかも…とホントに何回も何回も思ったけど(悪夢の5.6.7月)。
それも全てここまでくるためだったのかな、と思えるくらい。

だから、これから就活する人はここに書いてあることを参考にしつつ(そもそもこんなにヤバい人は他にいないだろうし参考にならないかもしれないけれど…)、たくさんの企業(出版に限らず)を受けたほうがいいと思います。

就職活動はご縁だとよく言われますが、わたしの就活を振り返ると本当にその通りだなと思うんですよね。たくさん出せばその分、縁も繋がる可能性も高まります。

だからこれから出版就活をする皆さんが、色んな企業と出会う中でどこかに絶対落ちているご自身との縁を見つけられるといいな、と思います。

需要あるかわからないけど、
書くの楽しかったのでまた書きます!yeah


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