台湾詳細年表 1926(大正15・昭和元)年1月~6月

1926年 大正15年・昭和元年 皇紀2586年 民国15年

1月
2日 台北に公営魚市場が営業を開始。
15日 皇太子台湾行啓記念事業の一環として、大屯山に植林が始まる。
19日 屏東航空班が蕃地威嚇飛行を三日間実施する。
24日 高雄州東港で大火。
26日 旗山水道が竣工。現在もポンプ室が残されている。
30日 第25代内閣総理大臣に若槻禮次郎(れいじろう)が就任(第一次若槻内閣)。
30日 台北ホーリネス教会の発会式が開かれる。

2月
11日 烏山頭ダムの堰堤起工式が開かれる。
14日 鹿港飛行場で墜落事故が起きる。
25日 警察航空飛行班が蕃地威嚇飛行を実施。

3月
3日 真耶蘇会(真イエス教会)が台湾に入り伝道。40日間で約100名の信者を得る。
25日 台湾東部の花蓮港と台東を結ぶ台東線(173キロ)が全通。
27日 台東線の開通式典が花蓮港駅と玉里駅で挙行される。
31日 宜蘭農林学校の設立許可が下りる。

4月
1日 伝染病予防法が台湾で施行される。
1日 各種学校に現役将校が配属される。
1日 台北医師会が設立される。
5日 高松宮宣仁親王が第一艦隊とともに来台。この日、澎湖・馬公に入る。
9日 第一艦隊の戦艦長門が高雄に入港。屏東、台南、台中を巡り、高雄に戻る。
16日 第一艦隊が高雄から基隆に向かい、高松宮宜仁親王一行が台北に到着。
18日 第一艦隊歓迎会が台北・梅屋敷で開かれる。
23日 大日本米穀大会が台北鉄道ホテルにて開かれる。
24日 大日本米穀大会にて、伊沢総督が台湾で改良された内地米を「蓬莱米」と命名。
25日 台北高等学校が台北市古亭町の新校舎に移る。

5月
4日 初代台北市長を務めた武藤針五郎が死去。
21日 台北市京町改築地鎮祭と起工式が開かれる。

6月
16日 始政三十周年記念展覧会開幕式を台北市植物園内武徳殿にて挙行。
17日 台中州立教育会館(教育博物館)が開館。
21日 地方官制改正で澎湖庁が置かれることが決まる(7月1日より)。
28日 台湾農民組合が成立。




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