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「愛と性と幻」をカタカムナと日常から 離婚システム

その世界を出てからその世界が見える。

結婚を終えて結婚が見えた。
離婚を終えて離婚が見えた。

何をやっても続かない人生に「結婚」という首輪は、私には丁度よかった。
結婚をとってしまっては飛んでいくのはどこかで知ってた。
「離婚だけはしない」とずっと思っていた。

が、「あ、離婚もできるんだ」と頭によぎった一瞬がある。
でも何からどうして良いのかわからない。
結婚を頑張る友人たちばかり。

たまに出会う離婚した知人とは別世界と思っていた。不倫をして新たなステップ生活のママ友のママ友のどこまでも赤裸々に流出する話を、遠い世界として聞いていた。

今ではネット検索が簡単にできる。
そんな流れる情報より離婚への「覚悟」が欲しくて一冊の本を買った。
深夜近いバイトの子供のお迎えついでに、深夜の本屋さんで一冊買った。
カバーはしっかりかけてもらった。
店員さんが一番の覚悟の承認者だったかな。
家に帰って引き出しの片隅に置いた。
別に読みたいわけでもなかったから本当に覚悟でしかなかった。

でもその覚悟は意外にも早く日常に展開が起きた。
必死にその本を読む日が訪れた。

どうやら離婚のシステムがあるみたい。

それから早速、役所の男性無料相談員さんに聞いた。
「あなたはまだ若い!」
と今後のロマンを相談時間いっぱいに話してくれた。

そんな行動が現実をさらに加速して離婚話が追ってくる。

それから、無料弁護士さんの法テラスを紹介してもらった。
やっぱり無料の相談員さんとは格別に違った。

今の置かれた現実を語れば、瞬時に元旦那の性格、私の性格を判断してくれて次への手段を伝授してくれた。
夫婦あるあるパターンのふたりなんだろう。
そして実際に弁護士さんの言われた順番通りに元旦那に伝えてみれば、話は上手に前進した。話し上手な相手に、はじめて話を進めることができたのも皮肉だけど。
私には弁護士さんがヒーローに感じた。






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