虚無僧になった鳥取藩士☆平井権八の人生を辿る🐾其の一
平井権八とは、歌舞伎、狂言、浄瑠璃などで水も滴るいい男として登場する、白井権八のこと。
浮世絵にも多く描かれている。
水もしたたるとは、瑞々しい肌というような意味との事。
権八は武道に優れ、身長は五尺より多くこの頃では背の高いほうで、色白美男な腕っぷしの強いピチピチの若い男子であった。
1823(文政6) 年の、四世鶴屋南北作『浮世柄比翼稲妻 』で、大勢の雲助を相手に立回る権八とそこに来合わせた侠客の幡随院長兵衛との出会いの「鈴ヶ森」の場が有名。
【雲助】とは、江戸時