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不思議な力!「お天道様が見てる」

目には不思議な力があります
なぜか、見られていると意識してまうことってありませんか?
そんな疑問を解決したいと思います

日本古来からも「お天道様が見ている」というものがあります
「誰も見ていなくても太陽が、あなたのことを見ていますよ」という教えです

古代エジプトでは「ホルスの目」というシンボルがあります
この「ホルスの目」には万物を見通す力と再生エネルギーがあるとされています

日本だけではなく、世界でも目の力が信じられてきているのです

これらの考え方には、どういった効果があるのでしょうか?

結論は、
人は見られると感じるだけで、途端に悪いことがしづらくなるのです

監視カメラを設置すると犯罪が減ることが知られています
死角をついて悪いことをしようとする輩もいます
ですが、犯罪がゼロとまではいかなくても抑止力としての効果はあるのです

他にも、違法駐輪に悩んだ自治体が、
「目のアップ」の看板を置いたところ、
置く前は30〜40台に対して、
置いた後では3〜15台まで減少しました

自己申告で箱に代金を入れる実験では、
花の絵のポスターと目の絵のポスターを別々に貼って比較した結果、
「目の絵」は「他の絵」よりも2.76倍の金額が集まりました

車の後ろに目の模様のステッカーを貼ると追突事故が減ると言われるように他人の目を気にすると悪い事がしづらいです

いろんな実験で目には不思議な効果があることを証明されています

「お天道様が見ているよ」は科学がない時代においても長年の経験によって培われたものです
その知識は知恵へと昇華しているのです

おばあちゃんの知恵袋、最強説ですꉂꉂ(˃ᗜ˂*)アハハ

この考え方は自分を律することに役に立ちます

「見える化」です

自分で自分を見つめ直す
記録を残すだけで、たちまち悪いことがしづらくなるのです


・散財してしまう人は家計簿をつけてみる
・ダイエットしたい人は体重の記録や何を食べたかを記録してみる
・時間管理ができない人はタイムスケジュールを記録してみる

今や携帯アプリで簡単に管理できてしまいます

たったこれだけですが、自分の悪さが見えてしまいます
だからこそ、無意識で「見たくない」「やりたくない」となります
見たら反省することを無意識で知っているからです
しかし、続ければ、徐々に効果が現れてきます

見える化するだけで、自分がどれだけの無駄を垂れ流しているかが一目瞭然でわかってしまいます
だからこそ、改善も見つけられるのです

なぜ、私達は見られることに敏感なのでしょうか?
私達の祖先は常に群れで生活していました
群れの中で悪さをして、それが誰かに見られたとします
その悪さはすぐに周りに知れ渡ってしまいます
その悪さが目立てば、群れから追い出されてしまいます
群れから離れれば、それはほぼ死を意味します
一人で猛獣と戦っても生き残ることは難しく、生きる為の狩りの成功率も下がってしまいます

人間は一人で生きるように設計されていないのです

群れで生活していたからこそ、群れで生きること前提として、最適化され、設計されているのです

人の目を気にしなかった祖先達は群れの中での生存競争に勝てなかったのです

だからこそ、見栄や嘘も発達したのではないでしょうか?

〈お天道様が見ているの意外な使われ方〉


昔から天皇が権力者を親任してきました
権力者の上に天皇を置くことで、その権力者を監視する役割がありました
「お天道様が見ている」と同様な仕組みが使われているのです

残念なことに無能な権力者に対しては監視の効果はありません
本人は良かれと思って行動している為、悪意はなく、抑止力としての効果はないです

しかし、悪意ある政治家への効果は天皇の重み次第では効果があると考えられます

価値のない人に親任されたところで、お前誰だよとなり、効果はありません

天皇の重みが増せば、時の権力者への圧力となります

天皇を崇拝する必要はなく、日本の象徴として敬愛することで天皇の価値が高まり、重みへとつながります

天皇を軽く扱えば、親任の効果は薄れ、結局は自分の元へと返ってきてしまいます

昔の日本人はそれを肌感覚で知っていたのではないでしょうか?


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