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小学校受験の思い出③~出願でやらかした。ご縁のある学校って?~

夏も終わりごろになったとき、早いもので志望校を絞って出願の準備も本腰を入れていたと思います。

やらねばならないことが多すぎて、ここでも私はやらかしました。
そんな思い出です。


ご縁のある学校、ない学校

入学試験に関する説明会で願書をいただけるところがほとんどだったと思います。購入ですね。誤字脱字は絶対にできないので、複数部購入したのでそれぞれの学校の願書でかなりの出費になった記憶があります。今はオンライン出願だったりするのかな。なにしろ15年前のことなので。

学校によって、願書に記載することが大きく異なるので、間違えずに期限を守って、正しく提出するということが、なんと大変なことだったことか。

何日もかけて慎重に書いた覚えがあります。

それでも、提出方法をまちがえてしまった学校があります。大急ぎで学校に連絡して、再提出させていただきました。私が悪いんですよ。ほんとに。でも、そのときの事務さんの電話対応や、伺った時の態度が冷たいなーと思って。
縁がないと思ってしまった。

面接の日程が……

学校にもよりますが、面接も親だけだったり、親子だったり、親子別だったりと様々でした。
こちらの日程の希望など関係なく、容赦なく日程が決まって通知が来ます。

忘れもしない。第一志望の親の面接が、その提出方法をまちがえた学校の本試験の日にあたりました。

おそらくですが、もし併願しているとすると、その日は別の学校の試験の可能性が高いので、その日に面接に親が来られるかどうか、試されていると思いました。「本当にうちの学校が第一志望ですよね?」って。

結局、第一志望の面接に私は向かい、娘ちゃんは私の母に連れられて別の学校の試験に行きました。
まったく、その学校には縁がないと感じました。

ちなみにその縁がない学校の面接も、別の日に親子であったのですが、なにしろ学校に行けば行くほど娘ちゃんもわたしも「なんかあんまり好きじゃない」感じになっていたんです。

校長先生からの質問で「運動会は見に来ましたか?」
娘「来ていません」
校長先生「この学校は男の子もいるよ。仲良くできますか」
娘「できないと思います」
凍りつく母。

という、有様で。
あー、本当に縁がない。
実際、正規合格ではなくて補欠でした。

こちらが学校を選ぶ

合格するかしないか、ご縁があるかないかに振り回されるのが受験の嫌なところです。合格しなかったら、親子共々真っ向から否定された、気になります。

願書を書く際に、我が子の長所、色々なエピソードをたくさん思い出しながら書きました。
もうそれだけで、うちの娘ちゃんってこんなに良い子!!って改めて思うわけですよ。

これで合格にならなかったら、こっちから願い下げだよ。選ぶのはこっちだからね。
そんな気持ちで願書を書き、面接の準備をしました。

最初の結果が補欠って、けっこうへこみました。
まあ、我が家は片親ですし、不利な条件しかありませんからね。最初から難しいのはわかっていたのに、なんだか頑張った分だけ合格に近づけるのじゃないかと思ってしまって。

正当な評価をしてもらえているのか

小学校受験って、私立に限ってですがかなりグレーです。
きちんと子どもを見て、家庭の教育方針を聞いてくれて、課せられた課題をこなせる子どもを合格させてくれるのか?っていったら、絶対NOだと思います。

実際、我が家が片親で私は仕事をしているという事実は変わらず、それでも正当に評価してくださる学校のみ受験しました。探しましたよ~。学校説明会で、受験相談コーナーで先生方に相談すると堂々と、「片親の方は合格した前例はないです。受験するのは自由ですけど」なんて学校で言われたことがあります。半笑いで。超名門カトリック女子校ですよ。びっくりしました。キリストは誰にでも平等ではないらしい。

親が卒業生かきょうだいが通っているという縁故のある子しか合格しない学校もありました。春から夏生まれの、発達の早い子しか合格できない学校。お金が物を言ってしまう学校。全くもって不公平です。
全部見てきました。本当にあります。

でも、片親でも、縁故もなくても合格する学校だってあります。

受験は情報とテクニックだと、常々思っていました。人からのうわさとか、ネットからの出どころがわからない情報に惑わされず、信頼できる塾や先生を信じてください。

合格いただいて、楽しく通える学校がご縁のある学校ですから。




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