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志賀潔氏の功績から

前回当ブログでご紹介した、菊池寛氏の医師としてのエピソードを掘り下げているうち、同世代の医師についても興味が湧きました。

その中で、赤痢菌の発見者として知られる志賀潔氏を今回はご紹介したいと思います。

志賀潔氏は宮城県仙台市に生まれ、幼名は直吉であったそう。8歳の頃に志賀家に入り、潔と改名。

その後、20代の頃に北里柴三郎氏に師事を仰ぎ、伝染病研究を進めます。

そして1897年に関東を中心に赤痢が大流行しました。志賀氏は研究を進め、流行からわずか6ヶ月後に赤痢菌を発見しました。

赤痢菌の正式名所であるShigellaが志賀氏に由来することは言うまでもありません。

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