映画『セブン』感想

デヴィッド・フィンチャー監督のセブンを久しぶりに観ました。

7つの大罪をモチーフにした猟奇殺人事件を追う刑事達の物語。公開時、かなり話題になりました。主演のブラッド・ピットもノっている時期の作品。

グウィネス・パルトローが出ていたんですね。この作品で評価されたとか。

モーガン・フリーマンがしぶい。セブンの時は既に有名でした。私が気になったて観るようになったのは「許されざる者」からかな…

カイル・クーパー(Kyle Cooper)作OPの映像のすばらしさ。当時日本でも流行りました。同じような書体探したなぁ。ゴジラ FINAL WARSのOPも手がけていますね。

OPだけでなく本編の映像もダーク調で美しいです。撮影監督はダリウス・コンジ。「デリカテッセン」「エイリアン4」フィンチャーの「パニックルーム」など手がけている方です。

コントラストは高くなり、暗部はより暗く彩度は抑えめになる、「銀残し(ブリーチバイパス・bleach bypass)」というフィルム現像の技法を使っているようです。「プライベートライアン」でも使われていてとても印象的でした。

フィルム現像をした事のある人はイメージ出来そうですが、発色の段階の処理でこの銀残しが出来るようです。

フィルム現像は学生時代やったことがあります。温度とか時間などシビアだったなぁ。


監督は映画デビューが「エイリアン3」とは。当時評価悪かったです。少し前観ましたが2のあとだっただけに尻すぼみ感が… ミュージックビデオでの評価が良くての抜擢だったようですね。今となってはですが長編の経験をしてから撮ってもらいたかった。

ファイトクラブも今観てます。こちらは劇場で観ている記憶があります。

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