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【映画感想】映画 プリキュアオールスターズFを、観ました!

プリキュアワールドは女子中学生に世界の命運を託しすぎやろがい

まーじで良かった。

映画プリキュアオールスターズF,観てきました。
プリキュア、実は現行プリキュアのひろがるスカイ!は見てなくて
SNSのタイムラインから流れる情報の受動喫煙で済ませていたのですが

先月封切られた映画の評判がTLでめちゃくちゃ良かったんですよね。
こういう評判の良いときは無条件で観に行くが吉なんだよな~と思ったので
今更観に行ってきました。
地元の映画館、週末のメンズデーだと1000円で観られて、お得だぜ!

で観た結果どうだったかというと
めちゃくちゃ良かったです。
年甲斐もなく感動しちまったよ。

お話の筋としては昔やってたプリキュアオールスターズDXシリーズあたりと同じで、なんかすげークソでかい悪いやつが出てきてそいつにオールプリキュアで立ち向かうという、プリキュアでもライダーでも無限に擦ってるやつなんだけど

映画ならではの絵のリッチさと、長期シリーズだからこそできるクロスオーバーの妙(シリーズを跨いでこのキャラとこのキャラが出会ったらおもしろくない?)そして
ハチャメチャな破壊と再生を景気よくやりまくって、見得を決めまくったので満足度が高かったです。(初代であったプリキュア飛びをここぞとばかりにやりまくる!)
そしてふたりはプリキュアで締めるのめちゃ粋!

毎度書いてるのですが、こんな素晴らしい劇場アニメーションを見て育った女の子たちがスクリーンから力を貰って、現実世界でもありえん活躍しているのは当然なんだなあ…と納得を得てしまいました。

特に気に入った点を3点ほど書きます。
※ここからはネタバレしますのでご容赦ください。


キャラクターのお顔が美しすぎる

プリキュアのお顔がいちいち良すぎる
これ~しみじみ感じてしまいました。

特に序盤の、シリーズ違いのキャラクターが顔見せをするパートなんかはじっくりプリキュアのお顔が見られるのですが、(ラストになると超高速戦闘になっちゃうからね)
まあーみんなお顔がお美しいというか
特に寄ったお顔(パースのついたお顔)が本当に美しくてため息が漏れてしまいます。

本当に、ガチで美しい。

比較としてDX3あたりの絵を思い出しているのですが、あれから
干支が一回りした結果、アニメーションの絵の迫力が爆上がりしたというか、新しくメジャーになったお顔の表現の美麗さ、構図の美しさに
いちいちモダン!!!と叫んでしまいました。

で、これは全然貶すとかそういうつもりはないのですが、この映画の直前にスタジオポノックの新作の予告が流れて、あーこれはすごいやつだなーと思いつつ、キャラクターデザインが正直自分にはノットフォーミーに感じてしまい、やっぱ自分はプリキュアのお顔の今の今を切り取ったモダンさが好きすぎるな?になってしまったんですよね。(別種の画作りなのは承知の上で)

プリキュアのお顔って今のデザインのトレンドを常に追っているというか、古臭くならないよう絶えず気を使ってる印象がず~っとあって、新作が登場するたびに新鮮な驚きがあるんですよね。そしてその驚きが次のスタンダードになっている、そんな感想を持っています。

ジブリやディズニーよりプリキュアのお顔がいつだって今の最前線だぜ!

もちろんお顔だけでなくそこから繰り出される表情も芝居もめちゃくちゃに良いのですが…。

破壊の景気が良すぎる

これねー、オールスターズDX3(2011年)あたりで感動したやつがそのままスクリーンに戻ってきた感じなんだけど
ただでさえ強いプリキュアが勢ぞろいすると敵も当然強大にならざるを得なくて、今作はいよいよそのインフレが頂点に達してネオエクスデスか超聖神みたいなやつが出てきます。(ビジュアルがJRPGの神そのもの)
そして初手で地球そのものを破壊しにかかる。
なので、いきなり地球を背にオールプリキュアが宇宙でバトルしてる。

こんな絵面が許されるのプリキュアかガンダムXくらいだよ

ラスボスキャラの破壊がもう容赦なさすぎてすごいんだけど
プリキュアの繰り出す攻撃もまた宇宙規模のクソでかいやつがどんどん出るので、もう技の強さが超銀河グレンラガンの銀河投げみたいになってる。
銀河をベイブレード扱いするのやめろ!

あとねーラスボスのロジックも良かったです。
問答無用でハチャメチャに強いけど、強すぎるが故に相対するプリキュアの強さのヤバさを最もリスペクトしていて、じゃあ我もつよいプリキュアになっちゃ夫(お)♥になるのめちゃくちゃ賢い。
敵のパワーソースを逆利用するヒーロー、仮面ライダーか?

まあ、プリキュアになるまでは良かったけど、タイトルが「ふたりは」プリキュアだということに最後まで気づけなかったのが敗因になったのもまたロジカルで面白いですよね。
プリキュアはふたりでプリキュアなんな。

ひとりのプリキュアが、ふたりはプリキュアになってオチるの
ちょっと綺麗すぎましたね。

ふたりはプリキュアになることで、一人ではできないことができるようになって、またひとりよがりの強さをもう一人が諌めてくれるんだな~。

レジェンドの客演が豪華すぎる

皆さんそれぞれ思い入れのあるプリキュアがいるかと思いますが…。

個人的にめちゃくちゃ刺さったのは、
自分のド世代キャラである
キュアハート(相田マナ)が出てきたところです。

うわ~!!!
相田マナが出てきた瞬間、完全に夢女子ハートになってしまった。
個人的に自分の中での最強のプリキュアといえば今も昔もキュアハートなので…。(でまた、ガワだけ出演ではなくちゃんと血の通った状態で出てきたの嬉しかった~)

伝わらないかもだけど、自分の体験だと、仮面ライダージオウ Over Quartzerで自分の世代である木梨憲武(仮面ノリダー)が出てきたときくらいアガってしまった(つ、伝わらねえ~)
世代のキャラがガッツリ出てきたことがこれほど嬉しいとは。

映画序盤でマッチアップされたキャラクターたちは近年のキャラのみの構成だったので、スケジュールの都合もあるだろうしある程度古いキャラの出演はビジュアルだけかな~とと思い込んでいただけに
相田マナの声が聞こえてきた時、普通に涙ぐんでしまいましたよ。

満足しました。

完全に心が女子中学生になっちまったよ…。
劇場でやってるうちにあと1度は見に行きたいですわね。

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