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大人の友情

こんにちは。今日は河合隼雄の、「大人の友情」というエッセイを読みました。表紙が牧歌的で素敵。

死んだ友人たちが、自分を見ている、あるいは、見てくれている、と考えることは、生きてゆく上で大切なことと思う。(83ページ)

友達の自殺についても書かれています。そこではもはや定番ともいえる夏目漱石の「こころ」が考察されています。

十年も会わず、手紙も出していないのに、ふいに会いに行っても自分を信頼してくれるし、信頼感を与えてくれる。それが真の友情なのだと思う。(123ページ)

私にも十数年、連絡を取っていない友人が何人かいます。彼女たちは今頃、結婚や子育てで忙しいのかな、とふと思いを馳せたり。その友人たちとまた会えたらいいなぁと思います。

また、私は友達だと思っていたけれど、突然連絡が取れなくなったひともいます。共通の友人たちも連絡が取れなくなったと言っていて、本当に、もうそのひとは一体どこへ行ってしまったのだろう。



ここまで読んでくださって、ありがとうございます! より良い記事を書いていきたいです。