闘病記vol.01 予兆
「なんか最近、お腹が減らないな」
そう思ったのはつい数ヶ月前のことでした。
肥満体型であるため、ダイエットに勤しんでいた私にとって食欲とは常に敵であり……かつては仲間でもありました。
幼い頃、はやいうちからお子様ランチを卒業し2人前はぺろりとたいらげるという大食漢っぷり……食べ放題は心の友でした。
そんな私が、「食欲がない」なんて……
けれど、ダイエット中なのでこれ以上にありがたいことはないとその恩恵?を受けておりました。
しかし、数ヶ月後……
「頭痛い、気持ち悪い」
体調が急激に悪化!食べたものはほとんど吐き戻してしまう状態へ……
咳、痰、息切れにより足取りもおぼつかなり、眠れない夜が続くようになっていきました。
さすがに不審に思い、近くの胃腸内科クリニックへ受診しに行きました。
(ネットや自身の拙い知識で「逆流性食道炎か?」と思ってたんですよね)
医「内視鏡しましょう」
私「今日ですか?」
医「ハイ」
この時、私は胃カメラ取るとは思ってもいなかったのでヨーグルトを食べてしまってたので一時帰宅し再度戻ることに。そして、検査に呼ばれる時間になり、まずは血圧を測定しよう……ということで、測ってもらったところなんと「エラー」なんとか測れて、見たらまさかの上が200、下が100超え!これは高血圧どころじゃない……
内視鏡は何事もなく終わり、異常はありませんでしたが……医者の判断により即119をしてもらい、近くの病院へ搬送されることに。
救急隊到着して担架にのせられたとき、はじめて「あれ?私そんな具合悪いんだ」って自覚しました。
日頃から鈍感な私は、自身の現状をまだまだかるーく見ていたんですよね……(よく受診行動したな)
次回、採血CTレントゲンでまさかの展開に……