見出し画像

1862g低出生体重児で生まれた息子

息子は1ヶ月半早い1862gで生まれました。
いわゆる、“早産児”・“低出生体重児”です。

元々の妊婦健診では早産になるまで全く異常がなく、
毎回順調だねぇ〜と言われていました。
それが33w3dに突然の腹痛に襲われ、救急車で搬送されその日の夜に生まれました。

胎盤を病理検査に出したけれど、原因不明。

生まれた後は普通に母子同室もできると思っていたけどすぐにNICUに運ばれ息子は1ヶ月半の入院になりました。

隣の部屋からは赤ちゃんの泣き声が聞こえる中
私は病室で一人早産や低出生体重児について黙々と調べる。

あ、色々と大変な事なんだ…

とまるで知識がなかった私は初めて早産の深刻さを理解しました。

ちょうどコロナ禍だった為、退院後は面会は1日30分のみ。

入院中は何回でも会いに行っていいとのことで、
搾乳のたび会いに行き保育器の中にいる息子を見ては申し訳なさと寂しさで何度も泣きました。

でもそんな私とは裏腹に
保育器の中で小さくても毎日頑張ってる息子に嬉し泣きもする日々でした。

私が先に退院する日も、全く嬉しくなくて。
退院した日の夜も夫の前でわんわん子供みたいに泣いたのを今でも覚えています。

息子が居ない毎日での3時間おきの搾乳。
搾乳機でしか母乳を搾乳できないので乳腺炎になって高熱が出る事もしょっちゅう。
外出先、授乳室で搾乳したくても息子が居ないので何故1人なのか説明しないと授乳室に入らせてもらえない日々。

息子が入院している1ヶ月半は心配で人生で1番辛かった日々でした。

息子が退院した時は

“これからは一緒に居ていいんだ”

と親なら当たり前なはずなのにどこかこう思ってしまいました。


退院の時にいだいたアルバム①
退院の時にいただいたアルバム②


退院の時にいただいただいたアルバムは宝物です。
本当にNICUの方々には感謝しました。

心配事はまだまだ沢山ありましたが、
とりあえず息子との生活がやっとスタートになる!と思うと本当に嬉しかったです。

現在、息子は1歳半になりました。
このnoteには未熟児で生まれた息子と、私の育児の様子を備忘録として残していきたいと思っています。

正直1歳になるまでは本当に不安不安不安の日々で…
余裕もない日々でした。

今だから、思う事。
今だから、言える事。

そんなことを書いていけたらなと思っています。

よろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集

自己紹介

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?