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「頑張れ」の本質性

2月に入り、いよいよ受験シーズン本番ですね。
私の生徒達も来週には高校受験を迎えます。
毎年応援メッセージを書いて生徒達を激励して送っていくのですが、その際に私は「頑張れ」という言葉をかけないように心がけています。

それは、「頑張っている人」に対してこの言葉をかけることで更に追い込んでしまうのではと思っているからです。私は自分が受験生の時に「頑張れ」と声かけしてもらった際に、嬉しい気持ちもありましたが「もっとやらなくちゃ」ともプレッシャーに感じていました。もちろん、先生達がそんなつもりで声かけしているとは思っていません。頑張れよりも「全力を出し切ってね!」の方が私には響きました。

レッスンでは、答えが出かかっていたりしている際に「頑張れ!」と声かけはします。
しかし、受験本番といった緊張が最高潮に達している際には私の中で禁句としています。私が神経質なだけかもしれませんが、そんな時だからこそ無責任な言葉はかけなくありません。

私がいつも声掛けしていることは、「ベストを尽くせるように応援してるね」です。
あとは「みんな緊張してるから安心してね」もよく言います。なるべくプレッシャーにならない言葉を選んでいますが、人によって捉え方は違うので「頑張れ」を他の誰かが言っていても気にしません。最後に私ができることは、生徒達に言葉を送り、健闘を祈ることだけです。

全員が笑って春を迎えられますように。
私も学校研修でお世話になった先生に、最終試験に向かう際に小さなカードを頂いてとても勇気づけられ教師になることができました。なので、私は今年も受験生達に小さなメッセージカードを送って、見送ります。

Life is a never ending journey,

KSM


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