学生時代の無意味な校則

私が通っていた高校は私立だったこともあり、校則がとても厳しかったのですが「どうして?」と理解できない校則もたくさんありました。

・手ぶらで登校してはいけない。
・男女一緒に登下校してはいけない。
・男子生徒はマフラーを着用してはいけない。
・キャリングケースは学校指定の手提げ袋に入れて使用しないといけない。

キャリングケースというのは学生がよく持っているプラスチック製の四角いカバンのことですが、高校3年生は参考書や赤本を持ち運ぶのに必要だったので、手提げ袋に入れ忘れた日には先生に没収されてしまいました。生徒指導の先生に理由を尋ねたら「私もいいと思うんだけどねえ。」と言われました。遊んでいる訳でなくむしろ勉強に関することなので余計に

他にも学校指定の衣類・鞄はもちろんのこと、身嗜み、頭髪もとても厳しかったです。その中でも携帯電話についての規則が1番厳しく、罰則も重いものでした。まず携帯電話は学校では電源を切って自分のロッカーに入れて、校内での使用は厳禁でした。見つかった場合は即没収ですし、1週間1時間早く登校して教室掃除をしないと返却されませんでした。最初はロッカーに入れて保管していましたが、途中からはサイレント・マナーモードにしてカバンの中に入れて休憩中にバレないようにいじっていました。それでも抜き打ちで先生が入ってくることもあったので、写真を撮ることも少なく、高校時代の日常写真は今見返しても少ないです。ちなみに試験中にマナーモードであったとしても鳴った場合は、その場で試験が中断し持ち主探しが始まります。そして見つかった際は停学となります、なので試験日はガラケーの電池パックを抜いた状態でロッカーに入れていました。私ではないのですが試験中に1度だけクラスメイトの携帯がマナーモードで震えているのが聞こえたことがあり、試験監督の先生も含めて全員気付いていたのですが優しい先生だったのでそのまま続行できたので、この件で停学になった人は見たことありませんがよく考えてみるとそこまでの必要性があるのかが疑問に感じます。

校則について思い出したのもこちらの投稿を目にしたことがきっかけです。

まさに私の通っていた高校と同じです。今英語講師として働いている教室でも基本的に授業中は携帯・スマホの使用は禁止していますが、鳴った際は保護者の方が到着したかを心配していたり何か非常事態があって連絡しているかもしれないので、教室に出て使用することを許可しています。それ以外では関係ないコンテンツを開いて集中力を欠くことがないように、使用を禁止しています。単語等を調べる際は電子辞書を使用してもらっています。生徒達を信用していない訳ではありませんが、中には不真面目に使用する生徒もいるかもしれないので、そういった際に「あの子は使えて、どうして自分は使えないんだ!」と不平等が起こらないように全員に同じことを守ってもらっています。

なので私は講師という仕事をしていますが、教室では説明がつかない規則は存在していません。むしろ生徒達を守るものために最低限必要な項目となっています。ですので「高校時代のあの厳しかった校則もこういう為だったんだなあ」と感じたことは微塵もありません、未だに謎に包まれたままです。

今回引用させていただいた投稿と同じく、今一度本当に必要な校則なのかどうかを考えていただきたいです。結局裏でコソコソやっていては意味がありませんし、意味を為していない校則で苦しんでいる生徒達だっているかもしれません。
少し愚痴のような内容になってしまいお見苦しい記事となってしまいましたが、教育現場と生徒達の双方がより良い環境になることを願っています。

Life is a never ending journey,

KSM

最後まで読んで下さりありがとうございます!私の記事に共感して下さったら嬉しいです。皆様のサポートは、私の原動力になっています、いつも本当にありがとうございます!!