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一番詳しいFXリピートトレード

FXの裁量トレードにもなんだか疲れたし、なかなか良いルールも見つからないシステムトレード。
単純な発想で、とりあえず同じレンジで繰り返し売買するリピートトレードにして、約2年。資金管理さえうまくできれば、案外良い感じ。

他ではあまり書かれていないFXのリピートトレードについて、詳しく書いていきたいと思います。

リピートトレードとは?

リピートトレードは、単純な発想から生まれたトレード戦略です。この戦略では、同じ価格レンジ内で繰り返し売買を行います。具体的には、価格が一定の範囲内で上下している場合、その範囲の上限で売り、下限で買いを行います。この方法は、相場が横ばいの時期や、トレンドがはっきりしない場合に有効です。

例えば、100円で買い、101円で売る。という注文を繰り返し出し続ける。基本は単純で、要点と言えばこれだけです。
この場合は、価格が100円になったら買われて、101円になるまで待ち続けて、101円になったら1円分の利益がでて1回は終わり。終わったら、また同じ注文が繰り返し発注されるので、価格が同じところを行ったり来たりする限り儲けられます。

ただ、これだと100~101円の間しか利益がでませんね。なので、
101~102円
102~103円
103~104円
   ・
   ・
と多くの段をつなげて、広い範囲をカバーするようにします。
名付けて、FX多段リピートトレードです。

リピートトレードのメリット

  1. シンプルさ: リピートトレードは、複雑な指標やテクニカル分析を必要としません。ただ、狙う範囲を決めるだけです。

  2. 安定性: 日々の細かな価格変化を収益にするため、大きな価格変動がなくてもコンスタント利益が得られます。利益の総額は、運用期間にほぼ比例するため、期間をかければ比較的安定した利益を狙えます。かける期間に制限がなければ、得られる利益には限りがありません。いえば、期間の利益は無限です。

リピートトレードの注意点・デメリット

  1. 自動発注システムが必要:これはリピートトレードだけではなく、システムトレード全般に言えることなのですが、自動発注システムが必要になります。「トラリピ」(株式会社マネースクエア)のようなものを利用するとか、マネーパートナーズの「連続予約注文」を使うとか、24時間パソコンを稼働させるとかVPSを借りてメタトレーダーで行うなどが必要です。

  2. 資金管理: リピートトレードはレートが逆行(買いのトレードでは値下がり)したときに、ナンピン買いをどんどん積み重ねるトレードです。含み損がどんどん増えてしまいます。でも、価格変動は有限なので、含み損も有限です。含み損には資金力で耐え、無限に続く期間の利益を得ようというもの。でもねぇ、この含み損が巨大なんですよ。なので資金管理・ポジション管理は重要です。

  3. 資金効率が悪い:含み損を資金力で耐えなきゃいけないので、多くの資金が必要となります。多くの資金の割には、儲けが少ないことになり、必ずしも資金効率が良いトレードではありません。保有ポジション数を増やせば資金効率は増えますが、想定外の逆行に耐えられなくなりますので、逃げ方とかいろいろな対処が必要です。儲けを増やそうと思うと「ほったらかし」にはできません。

まとめ

リピートトレードは、シンプルで安定した利益を狙えるトレード戦略です。特に資金管理とか失敗談とかは、他ではあまり取り上げられていないので、詳しく解説していきたいと思います。お楽しみに!

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