続・ジャニーズ事務所再建に向けて

こんにちは。
本日ジャニーズ事務所2度目の会見がありました。
全て見られたわけではないのですが、得た情報で重要と思えたところは以下の通り。

・ジャニーズ事務所はSmile-upに名称を変え被害者補償に集中。ジュリー氏は株主100％として残るものの、代表取締役は辞任。被害者補償終了後解散。
・ジュリー氏は事業承継税制の特例を用いていたが、代表取締役を辞任することで特例要件は満たさなくなり、適切に相続税の納税を実施する。
・新事務所はエージェント会社として設立。東山社長、井ノ原副社長体制。株主は新会社役員及び従業員の予定。
・旧ジャニーズが保有するアーティストの作品の著作権は新会社へ譲渡。Valuationやファイナンスについては検討中。

私がコンサルでも提案するであろう内容となり、納得の結論です。
とは個々のタレントの皆さんがどう判断するか。どのような形で自身の活動の場を確保していくか。
またGoodCoとして設立された新会社から旧会社へ資金の還流がないか等監査の目を光らせていく必要はあるでしょう。
また、東山さん、井ノ原さんの思いはわかるものの、CGの観点では組織体制や契約関係をきちんと形として落とし込む必要があるので、そこをサポートしてもらえる方についてもらって、クライアントへの信頼回復に努めてほしい。フレッシュスタートを切ってほしい。ただそれだけです。