見出し画像

修士論文について

最近は完全に気が抜けており、なんだかぼんやりしていると一瞬で一日終わってしまいます。気を抜いている暇はなく、これから3週間程度で修論の文献収集読み込みを終わらせて、あと3ヶ月で修論をすべて書き終わる必要があります。今日は修士論文について少し記載しておこうと思います。

日本ではゼミとか研究室という少人数制の組織に所属して、色々と助け合いながら研究を進めていくと思います。私も1つ目の修士は日本で取ったのですが、2年かけて調査を行い、何度もゼミで議論しながら1本の論文を書きました。これは同じ大学内でもコースによると思いますが、地理学部では特にゼミや研究室というものは存在しません。修論を書くか書かないか、というのもコースで違います。軽く聞いた話によると、エッセイだけでいい人、グループでのプロジェクトを進める人(情報工学系に多いのかな)等々。

地理学部の修論は12000wordsと字数制限があり、基本的には一人の指導教官に師事して一つのテーマに向けて基本的には3ヶ月で書き終えます。指導教官からの個人指導が受けられる期間はその前半1ヶ月強で、そこで基本的な文献収集をし、文献のレビューを終了した後、残り2ヶ月は自力で実験や調査、解析を行い、論文をまとめていきます。最後に指導教官のレビューが入り、期日までに論文を提出して終了です。提出後ポスター発表があるはずでしたが、それがどうなるかは今の時点では決まっていません。

日本であるようなゼミがないため、先輩から教えてもらう機会は皆無で、学生同士の横のつながりもありません。特に今回のコロナで学生は散り散りになっているので、普段ならキャンパスで雑談しながらしていた情報交換も殆どできていません。修士の位置付けが随分異なっているなあ、と感じています。

それではまた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?