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【商業】コミカライズコミックス1巻が発売されました!


いよいよ、今日という日が来てしまいました。
本日は拙作『恋する男子に星を投げろ!』コミカライズのコミックス1巻発売日になります!

ちなみに過去の日記はこちらにあります。

【公募】ゆるキュンBLマンガ原作コンテスト結果…受賞報告です
拙作のコミカライズ連載が始まりまして。…連載開始の報告です

コンテストの賞典に『コミカライズ連載・単行本化』とあるので、ひとまずはここまでが大賞のご褒美、ということになります。
気づけば、ずいぶんと長いお付き合いをしていたんですね。

◆今の率直な気持ち

とにかく『感謝』のひとことに尽きますね。

コミックスが一冊出るために、こんなに多くの方が関わってくださるのかと驚きました。
原作者という貴重な経験をさせていただかなければ、今後、知ることはなかっただろうと思うことが沢山ありました。

何より、作画担当のゆとと先生や、担当のしめ鯖さんは大変だったと思います。
漫画も連載そのまま、というわけにはいかず、コミックスのための修正が沢山ありました。
しめ鯖さんも、多くの作家先生を担当されていらっしゃいますから、この作品だけというわけにいかず、ご苦労もあったでしょう…。

私にできるのはとにかくお二人に「ご迷惑をかけないこと」が最優先でした。それでも足を引っ張ってしまったこともあったと思います。本当にすみません><

◆春日すももがコミカライズで学んだこと

原作者という立場ではありましたが多くのことを学びました。

そもそも書籍を購入してもらうことがゴールなのだということ。
webで気軽に読める媒体であるのは、同時に、書籍を購入する布石であるということ。
本を手にとってもらうためには、認知してもらう必要があること。
何より、反応がすべてであリ、それらは数値化され比較され、判断されてしまうということ。

これは、漫画でも小説でも、同じことなんだと思います。

クオリティの高さ=認知度ではなく、むしろ認知してもらえて初めて評価される土俵に立つことができる。
宣伝や告知は本当に大事なんですね。

◆私がとても恵まれていたこと

ゆとと先生、ジーン編集部の皆様がとても温かく、優しかったというだけではありません。
同じ、ゆるきゅんコンテストの原作者先生と時々SNS上でお話をしたり、感想を伝え合ったり、しました。

そして私の周りの友達は、私の更新連絡を拡散してくれたり、更新を追いかけてくれました。
#恋星男子  というタグで感想を伝えてくれました。
編集部にお手紙をくれました。
発売日に買ったよ、という報告をしてくれました。
自宅に発売を祝うお花が届きました。
DMでお祝いの言葉をくれました。

こんなに沢山の仲間に支えてもらって、「いつか恩返ししなくっちゃなぁ」と思っています。

みんながお祝いしてくださるからこそ、この本のために動いてくださった編集部の皆様へ還元できることをもっと考えないといけないですね。(あ!なんかこの言い方、上松っぽいですね???)

◆最後に

引き続き「恋する男子に星を投げろ」の世界は続くのですが、願わくは2巻も出していただきたいと思っています。

実際、連載が続くからといって2巻が間違いなく出るという保証はありません(特に断言されてないという意味です)
出版業界はそういう世界なのだと思います。
コンテストでこの作品を選んでくれた編集部の皆様、そして関わってくださった皆様にできれば「この作品を選んでよかった」と思っていただきたい。それが私の望みです。

何かしらの反応で作品の良しあしが判断されてしまう世界です。

そのためにも、今しばらく、皆様のお力を貸してもらえたら、と思います。
良い作品だと思ったら、どなたかにオススメしてもらえると嬉しいです。

文字でしかなかった自分の描いた世界を漫画にして頂き、より多くの方に伝えるということはゾクゾクするほど魅力的な仕事でした。
私の希望としては、今後も引き続き、漫画の原作をやらせていただけたらと願っています。
そのためには私も、もっとクオリティをあげる努力をしなければいけないので頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡


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