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推しの影響でダーツを始めてみた

ダーツなんて陽キャリア充の遊びだ。

当方、陰キャ非リア充の典型的ヲタク。
ダーツなんて陽キャが酒片手にウェーイwwwってやる奴ら特有のツールで俺が近づいていい世界じゃない。

そんな風にダーツに偏見しか持っていなかったヲタクが推しの影響でダーツを始めた挑戦記をこれから定期的に書いていきます。


これまでのダーツとの関わり


ない!(笑)

マジでないw
冒頭で書いた通り、ダーツなんて陽キャリア充の遊びだから自分には遠い世界すぎて。

所さんがダーツの旅で投げてるのを見たことあるくらい(笑)

そんなレベルでしか縁がない!


推しに布教される

そんなダーツに縁のない生活を送ること30数年。
転機は突如訪れました。

今推しに推しているアイドル、Lichtの三好杏依ちゃん

最近ダーツにハマっているという杏依ちゃん。
4/16のライブ後のチェキ会で熱心にダーツを布教されてしまった。

いつか杏依推しのファンみんなでダーツ会をやりたい!
だから、ヒロもダーツやってよ!
と語る杏依ちゃん。

いやでもダーツなんて陽キャがやる遊び俺には無理よ〜、一緒にやる友達もいないしー、と丁重に断る俺氏。

だが、引き下がらない杏依ちゃん。

この子、本気だ。
本気でダーツを布教してきてる(笑)

でも、こっちだってダーツに対する偏見と抵抗感が半端ないw

やるとしても、家にダーツセットでも買ってそこでひたすら練習して恥ずかしくないレベルまでやってから…。お店でやるなんて絶対無理ww

っていうレベルでした。
やろうにもとにかく敷居が高い。

とはいえ、推しがそこまで熱心に言ってくるとなんとなく気になってしまうもの。推しの言うことは絶対です(笑)

ということで、帰りがけの電車の中でダーツについて色々調べてみた。

調べてみると…

・1人でやってる人も意外と多い
・快活CLUBとかネットカフェでもダーツができる

というのがわかった。

陽キャリア充の遊びだけど、思ってたよりは自分でも入り込める余地がありそうだ…!
それこそネットカフェだったら、1人で来る人が多そうだし!

お店行くことで何が嫌かというと、

・えーあのヲタクっぽい人1人でやってる〜ぼっちじゃーんww
・しかもめっちゃヘタクソやんww

なんて目で見られることだ。

リア充にはぼっちの苦しみがわからない。
ぼっちにならないから異質なものにしか見えず、それを仲間と共有したがる。

今でこそ孤独を楽しめるようになったが、若い頃は本当にぼっちという環境からのリア充の目線が怖かった笑

でも、得た情報通りなら1人でも割と堂々とやれそうだ!

というのがわかると一気にハードルは低くなっていった。

むしろ早くダーツを挑戦してみたいという思いが増していった!


人生初のダーツ挑戦入店編〜フェニックスとダーツライブって何!?〜


推しにダーツを布教されて3日後。

この日は秋葉原でLichtの現場があった。

秋葉原に快活CLUBがあり、なおかつアキバならヲタクしかいないから、わざわざアキバの快活で集団でダーツをやるような陽キャ集団はいないはず!
という偏見に満ちた考えのもと、現場前に初ダーツをやってみようと決意。

快活クラブ自体は何回も利用したことがあるので、慣れたもの。

が、今回はダーツをしに行くという初の挑戦。
慣れたお店でも別のお店のようにドキドキするw

入店し、ダーツの部屋をお願いする。
無事空いていて、ひとまずスペースは確保できた。

と、ここでいきなり関門が。

フェニックスとダーツライブ、どちらにしますか?

突如店員さんに問われた選択肢。
どちらにしますかって言われても、そもそもその2つが何者なのかすらわからないww

若干脳内はプチパニックになりつつも、ダーツという名前がついてるので、ダーツライブの方でとお願いした。

2と3どっちにしますか?

まただ!
また選択肢が2つ出てきてしまったww

これも何が違うのか全然わからないので、最初に出た2でお願いする。

あとでわかったけど、フェニックスとダーツライブってのはダーツの機械の機種のこと。
カラオケでいうJOYSOUNDとDAMの違いみたいな。2と3はダーツライブの中の機種。当然3の方が新しい機種。

全然わからない状態の中だったが、とりあえずこれでスペースは確保できた。
これでダーツができるぞぉぉぉ!!

人生初のダーツ挑戦実践編〜どうやったら始まるの!?〜

受付の1つ上の階がダーツが置いてるブースだった。

いざ入ると、まずビリヤード台が目につき、その奥にダーツがあった。

ザ・リア充御用達ツールが揃っている…

その並びに早くも場違い感を感じてしまう。
ごめんなさい!こんな陰キャヲタクのおっさんがこんなとこ来てごめんなさい!!

心の中でなにかにひたすら謝りつつ、決死の思いで自分のダーツブースにたどり着いた…。


ブースの右隣にいかにもな陽キャ3人組がダーツに興じていた。


…事前に得た1人でやる人が多いという情報はなんだったのか。やっぱり1人で来るようなところじゃないじゃねえか!!

早くも心が折れそうである。

が、ここまで来て退散するわけにもいかない!

ひとまず自分のブースに着座。

幸いにも左隣は誰もいなかった。
これで左も集団でいたらしんどすぎた…。


気持ちを切り替えてダーツを始めてみよう。




ん?

どうやって始めればいいんだ!?


目の前に鎮座するダーツの機械。

もうこのままダーツ投げればいいのか?
わからないぞw

またしても壁に直面してしまった。。

このままダーツもせずいるだけではいよいよもって不審者だ。

よく観察すると機械にボタンがついていた。
黄色いボタンが4つに赤いボタンが1つ。

とりあえず黄色いボタンを押してみる…。

…何も反応しない。

なんでだ!?
ボタン押せば何かしらおこらないのか!?


ひとまず落ち着こう。

自分のブースの椅子に戻り、ドリンク飲みつつ落ち着く。


あれよ。
わたしゃ玄人だからね。

いきなりは始めないのよ。
まずは様子見で今日の機械の感じを見たのよ。
俺みたいな玄人はまず機械のコンディションを見るのよ。

そこでいきなり始める無粋なことをせず間を置くのさ。
今はその投げるにベストな間を置いてるだけ。

と、こいつ只者じゃないぞ…という玄人感を出しつつ、手持ちのiPadで必死にダーツライブの始め方をググるww

最悪隣の陽キャ集団に初めてで操作法がわからなくて…とヘルプするのも頭の片隅によぎった頃、ようやくダーツライブの始め方がわかった!

まずは赤いボタンを押せばよかった。
さっきは黄色いボタンを3つくらい押したとこで諦めていた。
どうして赤ボタンに行きつかなかった!

赤ボタンを押し、ようやくそれっぽい画面になった!!
ゲームのモードもよくわからないので、適当に最初のやつを選んだ。

とにかく早くスタートさせて、こいつはなぜダーツを始めないのか?という状況から脱却したかった…!!

ゲーム開始っぽいBGMが流れ出した…!

ようやいうこれで開始できる!
この時点でものすんごい安堵感。まだダーツ1投も投げてないのにww


人生初のダーツ投げ込み編〜あれ?ダーツっておもしろいかも!〜


ここまで約2800文字。
ようやく投げるとこに来ました(笑)

マイダーツなんて当然持ってないので、お店備え付けのダーツを使う。

線のとこから投げることや投げるフォームなんかは、さすがに事前に勉強しておいた。

それでも、やっぱり不安でおっかなびっくり状態w

記念すべき人生初のダーツ1投目を投げる!!




届かない!!( ゚д゚)


的の手前で力なく落ちました(笑)


持ち前の運動神経のなさがここでも発揮されてしまうのか!?

ダーツもこの絶望的運動神経で門前払いなのか?


そんなに力入れなくても飛ぶって聞いたから、ふわっと投げたつもりなんだが…。
いや、さすがに力入れなすぎたか?


ちょっと力加減を変えて投げてみる。


やっぱり的に届かない…
が、さっきよりは飛距離が伸びた!


的の位置にすら届かないこと3投。

右隣の陽キャ組はそれはもう楽しそうに投げ、当たり前のように的に当てている…。

この落差の惨めさに心折れて逃げ出したくなる(笑)

やっぱり向いてないなぁ…。
次投げてダメだったらもうやめるかと思いつつ投げた4投目。




届いたああああああああああああ!!!

的の外に少しズレたから、結果的に当たってないんだけど的の位置までは届いた!!

これは大きな前進だ!!

なんとか次に繋がってくれました。
折れそうな心が修復されました!


とはいえ、まだ的には1回も刺さっていないw
ダーツ難しすぎないか!?


投げ方や姿勢を試行錯誤しつつ投げ続け…


7投目にしてようやく的に刺さった!!


1人だし、玄人感を出してるので(こんな外してる時点でど素人バレバレ)声には出さないけど、めっちゃ嬉しかったです。
やっったあああああああああ!!!


1度的に入ってくれれば、たまに外したり届かなかったりするけど結構当たるようになってきました。
そうなると楽しくなってくるもので。

更に右隣にいた集団も退散してくれて、両隣が誰もいなくなったので、これで心置きなく初心者感丸出しなのを気にせず投げれる!!
失敗を恐れずどんどん投げていきましたw

ただ、スコアとかは全然わからないけど笑



初の真ん中に刺さったのが嬉しくて撮った写真w

適当に選んだのが、ゼロワンのゲームだったらしく、最後0点を目指すのに得点オーバーしちゃったのがわからず、なんで当たってるのにBUSTって0点扱いなんだ!?と混乱したり。
いつか真の玄人になった頃に振り返って笑い話になるやつをかましたり。

というわけで、ルールはほぼわかってないけど、ダーツってなんかおもしろいな!と気づけた気がします。

ライブの時間が迫っていたので、この日は30分ほどで切り上げ。
結局ゼロワンのゲームで3回回しくらいはやってたようです。

次はカウントアップで自分の今のスコアを知ってみたい。
とりあえず初心者は300点を超えてみるのを目標にするといいそうなので。


その後、現場で杏依ちゃんにダーツやったよ〜の報告。

とても嬉しそうに反応してくれて、こっちも嬉しくなりました。

いつか杏依ちゃん推しのファンミーティング的なのでダーツ大会をやりたいとのことです。
来たるべきその日のために練習しないとw


推しの力って素晴らしい!


というわけで、推しのおかげですっかりダーツにハマってしまったようです。

1回目の挑戦から2日後には2回目のダーツ練習もしてるので(その話はまた今度…)

ダーツなんて今まで生きてきた上で全く接点がなかったのに、推しのやってみようよの一言で動かされ、結果ハマってしまう。

やっぱり推しの力ってのはすごい。
推しのおかげで人生が動かされています(笑)

いつか杏依ちゃんとダーツ一緒に投げる時が来た時に、しっかり決めてどや顔できるようこれからも精進していこうと思います!!


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