言葉を生み出す強さを持とう

他人の言葉をありがたがって聞くのではなく、自ら言葉を生み出す強さを持とう。他人の言葉をいくら読んでも、それは所詮は、「他人の」言葉であって、あなたのものではない。他人の言葉は、あなたの右耳から左耳へと抜けて、何も残らずに、何も変わらず、結局は、昨日と同じ今日、今日と同じ明日を続けることになる。

それが嫌なら、人生を変えたいとしたら、noteを読んでいるみなさん、noteを読まない方にしたほうがいい。いや、読んでもいいのだけれど、読んだ後に必ず、よくよくと考える時間が必要だ。読んだ言葉をじっくりと吟味する時間が。一読して、「あー、なるほど、その通りだ、うんうん」と思えるような言葉、これでもかと共感できる言葉は、実は、読んでも意味がなかった言葉である。それは、すでにあなたが知っていた言葉だから。「こいつ、何言ってんだろ?」と、どこか気になる言葉こそが、読んで意味があった言葉であって、しかし、ただ気にするだけであれば、やっぱり特に意味は無い。その言葉を、一日じっくりと心に留めて、考えてみるようにしよう。

じーっと、気になるその言葉について考えていると、その言葉が腑に落ちたときであっても、その言葉に疑わしいところがあって納得できないときであっても、どちらにしても、あなたはその言葉をもとにして、新しい言葉を生み出すことができるようになる。それが、あなた自身の言葉だ。その言葉は、あなたを確実に変えて、昨日とは違う今日、今日とは違う明日に導いてくれることだろう。

他人の言葉をただ受け入れることはたやすい、口まねもたやすい。しかし、そのたやすさはそのまま、あなたの人生の安易さへとつながっていく。安易な人生を送りたくないのであれば、他人の言葉をありがたがることはやめて、自分の言葉を語り出そう。

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