今度は紙がなくなりました、やれやれ
ここ一連のコロナウイルスの騒動のおかげで、マスクの次は、ティッシュペーパーとトイレットペーパーがなくなりました。話によると、紙製品はその8割方が中国で生産しているということで、その中国があんな感じになっているので、供給を制限しなければいけないということです。なるほど、理屈ですね。
スーパーやホームセンターの紙製品売り場が空っぽになっているのを見て、店に物が無いというのはなんだか異様な感覚になるものだなあ、と思いました。文明社会に生きていると、物があるというのが当たり前なので、まあ、そんな気持ちにもなるんでしょうね。
それにしても、いきなり、供給を制限しますなんて宣言しなくてもいいのにと思います。今日スーパーに行ったらもう無かったんですからね。いやいや、前もって予告してくれたらいいじゃないですかね。まあ、予告したらしたで、みなさんお得意の買い占めが始まるんでしょうから、それもそれでどうかなとは思いますが。
紙は地味に困りますね。マスクは命に関わるもの(ただし、わたしは、マスクの効果については懐疑的です。1枚15円程度のマスクで感染が防げるなら、こんなに広がってないだろと思っちゃいますね)であり、それが無いのも大変は大変ですが、紙の方は生活に関わってくるもので、ある意味では、こちらの方が大変ですね。
マスクが消えて、紙製品が消えて、で、次はいったい何がなくなるのか。まあ、例の震災を経験した身からすれば、この程度、それほど大したことではないと言えば言えます。個人的には、あのとき一生分右往左往したので、もう右往左往しないようにしたいとは思っています。なんかバカバカしいと思いませんか。やれ、マスクが無い、ティッシュが無いくらいで、いい大人があたふたするのは。でも、一方で、してもいいとも思います。いや、これは皮肉ではなくて。災難に遭うときには災難に翻弄されるのも、人間としての正しいあり方であると、そんな気もしますね。
とりあえず、みなさん、なかなか大変な状況ですが、できるだけお健やかにお過ごしください。
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