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ホントにあった怖い話〜福岡犬鳴峠〜

こんにちは!ka-sugです。

今回は福岡犬鳴峠での実際に体験したら怖い話を書きたいと思います。幽霊を見たとかではなく、実際に人的被害があったことを書きたいと思います。

これは10年以上前の話です。

僕の地元は福岡で、犬鳴峠は映画でもあった通りとても全国でも有名な心霊スポットです。

画像1

犬鳴峠のwiki載せておきます。

犬鳴峠の中にある、旧犬鳴トンネル。現在は上記の画像のようにコンクリートブロックで封鎖されておりヤンキーの落書きが怖さを助長してます。

ここの語り継がれる怖さというのは

・昔暴走族にレイプされた女性がトンネル内で焼いて殺された。
・"この先日本国憲法が通用しない"という立札がある。
・犬鳴村は現在の犬鳴ダムの底に沈んでおり、未だに一人だけ住民票を持っている人がいる。
・変人がとにかく多い。

焼かれた跡かはわかりませんが、トンネル内入り口左側に焦げたような跡が実際にあります。

画像2

日本国憲法の通用しない立札ですが、僕は見たことありません。あったとしてもヤンキーが破壊してしまったのではないでしょうか。

村人ですが、一軒家が確かにありますが、誰も住んでいません。










福岡県人はもちろんのこと県外からも肝試しシーズンになると大勢の人がきます。中には本当に危ない輩も居て僕が一回遭遇したのは大きな鎌を待った白装束の人です。多分怖がらせたいひとでしょうね。


犬鳴の怖さは上記の通りですが、僕が体験したのは心霊なのか何なのか不思議な出来事でした。















夏も終わり、肌寒い季節にノリで犬鳴トンネルに行くことになりました。

メンバーは男友達のホリ、女友達のユッピとシオリと僕の4人でした。

僕とホリは犬鳴トンネルは何度も行ったことがあり、全然怖くなかったのですがユッピとシオリは初めてとのことで、怖い怖い言いながら道中は楽しそうにしてました。


旧犬鳴トンネルは現在の犬鳴トンネルの真上にあり、新トンネルの入り口の脇道を登ったところに旧トンネルはあります。

車で5分も山道を走ると金網が出てきて、そこからは徒歩となります。

駐車できるスペースから金網の裏手に大きな木が倒れているのですが、そこに女の霊が見える人は見えるらしいです。僕とホリ、ユッピ、シオリは全く見えませんでしたが。





金網を抜けて5分くらい歩くとトンネル入り口に着きます。コンクリートにはヤンキーが落書きを施しており不気味と言っちゃ不気味ですがぐちゃぐちゃすぎて何が何だかわかりません。

立札はトンネルの上に慰霊碑と共にあるみたいなのですが、慰霊碑すら確認出来たことがありません。

とりあえず懐中電灯を2個持っていたので僕とシオリが持ってコンクリートブロックを超えてトンネル内に入りました。

トンネル内は真っ暗で水が落ちる音と、気温が外よりも寒いような気がしました。







トンネル内は本当に真っ暗で入り口の明かりすら見えません。足下を確認しながら奥へ奥へと4人は足を進めました。












丁度トンネルの真ん中辺りだったでしょうか。

突然ホリが大きな声でわぁ!とみんなを脅かしたのです。


シオリと僕は懐中電灯を落とし、割れる音と共に二つとも明かりが付かなくなりました。

ゲラゲラと笑うホリにシオリが逆上。ごめんごめんとか言いながらホリはスマホのライトを点灯。

するとユッピの姿が辺りに見当たりません。

どうせユッピは怖がらせようとしてそこらへんに隠れているんだろうと言いながら、僕ら三人はスマホのライトを頼りに真っ暗なトンネル内をユッピを探しながら進みました。

2分ほど歩くとトンネルの出口につきました。

出口と言っても入り口と一緒でコンクリートブロックにが積まれた壁です。

その壁にも落書きがあり、大きい文字でこう書かれていました。
















パパおたんじょうび

         おめでとう






今は落書き自体ないかもしれませんが、前回来たときには無かったのでゾッとしました。意味不明すぎると恐怖を覚えますね。








結局ユッピは見つからず。トンネル内には僕たちの気配以外感じられませんでした。





結局ユッピを見つけることは出来ませんでした。










行方不明になったユッピを探すため、警察に通報。

30分程で警察到着。

事情を説明し、トンネルの入り口から警官がライトを照らして名前を呼ぶ。

当然なにも返答がなく、朝になってから捜索するとのことでした。

1時間程度で太陽は昇ってないものの明るくなり、応援のパトカーがもう一台来て僕たちはトンネルの入り口で待機と言われ待機してました。










警官が二人トンネルに入って行きました。

しばらくすると、僕たちと一緒に待っていた警官に無線が入る。

救急車を至急要請みたいなやりとりをしていた。


そして5分くらいでユッピが警官にオンブされ出てきた。

そこで見た光景が衝撃だった。

























ユッピの髪の毛が真っ白になっていたのだ。

ユッピは茶髪だったのに。












そして救急車でユッピは運ばれていった。

シオリは救急車に同乗。僕とホリは警察に事情聴取を再度受け、その日は家に帰った。












警察の話によるとユッピはトンネルの一番奥でしゃがんでいたそうだ。

















結局ユッピは精神病院に入院することになった。

シオリに聞いた話だが、ユッピの髪の毛が白くなったのは過度のストレスによるもので、医者曰く、一夜で髪の毛が真っ白になることは現実にあるらしい。












その後ユッピは3日程度で退院したらしいが、引きこもり気味となり、精神病院を入退院を10年経った今でも繰り返しているそうです。


















おわり

















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