![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45309304/rectangle_large_type_2_135f6a8168b5fc0a702574a26bacd705.png?width=800)
出会い厨釣りをする〜準備編〜
こんにちは!ka-sugです。
自粛が続いて出会い厨の僕もマッチングアプリを駆使するもスマホ依存症まっしぐら。24時間女と遊ぶことしか考えていない。
昨日夕方から飲んだ女の子とは会話は盛り上がったが、持ち帰りに見事に失敗した。
こんな生活は駄目だと今更気付いた今日この頃。
趣味を見つけようと思った。
色々考えたが釣りが一番時間が潰れるという結論に至った。
一人で行くのも寂しいと思い、とりあえず今連絡を取り合っている女子達に釣りのお誘いを入れるが三人に断られた。
行けません。
予定があって。
一人は釣りが嫌いだと。
結局女は金と飯とセックスか?なんて暴言が頭を巡る。女性によって日々活力を得ているのにも関わらず本当にしょうもない男である。
釣りもしていないのに早速ボウズを食らった僕は気を取り直して、次の日の釣りの為に準備をすることにした。
※ボウズとは釣り用語で魚が釣れない事。
まずは狙う獲物は何か。
やっぱり釣った魚を捌いて食う所までが釣りの醍醐味である。
僕はバスフィッシングを5年前に3年程経験しており、なんとなく要領は把握している。
今は2月。暖かいとは言えない時期でバスは釣れないし、何より食べられない。
ということで近隣の海で釣れている魚をリサーチ。
僕の目に止まったのはイカ狙いのエギング。
メバル狙いのメバリング。
僕の数少ない財産である竿を押し入れから引っ張り出して確認。
エギングはロッド(竿)自体が長く固いのが特徴でバスアングラーだった僕は短い比較的柔らかい竿を持っていた。
※アングラーとは釣り人の事
竿を買うのは面倒なので標的はメバルにすることにした。
バスフィッシングであれば朝まづめ、夕まづめを狙ってでかけるのだが、海の場合は潮の満ち引きが関係してくる。
※まづめとは魚が飯時で釣れやすい時間帯の事
色々調べた結果満潮時刻前後がいいとわかった。
次の日は満潮時刻の1.5時間前から約3時間釣りをするスケジュールに決定。
次に道具。
竿とリールはあるので、近くの釣具屋に車を走らせる。
店に到着して色々物色した結果、
餌か擬似餌が非常に悩んだ。
※擬似餌とはルアーやワームのこと。
ハッキリ言ってバスフィッシングは餌釣りが圧倒的有利であるからだ。
当時数十個のルアーとアングラーっぽいフル装備をして夜明け前から釣りをしていた時、
10時頃まで釣れずにランガンしていたとき、ほんの数分前に来た小学生がそこらへんをほじくり返してミミズで二匹連続して釣っていた光景を思い出す。
※ランガンとは岸を歩いて釣りをする事
しかし、バスアングラーの中ではルアーやワームで釣ってなんぼという謎のプライドがある。
なので今回も擬似餌(ワーム)で挑戦することにした。
イベント発生
店内を徘徊していると、20そこそこのコートを羽織った女子2名が話しかけてきた!
女子「たくさん糸の種類があってわからないんで教えて下さい。」
逆ナンか?普通の生活をしようとしても引き戻されるこの感覚。僕の人生は女に付き纏われる運命にあるのかもしれない。
僕は冷静を装いこう言った。
僕「何狙いですか?」
女子「釣りしたとこなくて、釣りしたいなぁと思って寄っただけです笑笑」
釣具屋にはいない人種だったので安心した。
ハッキリ言ってライン(糸)の種類くらいはわかるが、この魚を狙う時はナンポンドとかそこらへんの細かい情報は知らない。
僕「そうなんですね笑 僕も明日5年ぶりに行こうと思って色々見てました笑」
正直これを言って好反応が得られたら二人とも誘っちゃおうと思った。僕の竿も固くなりそうな容姿のお二人だった。
しかし、現実は悲惨である。
女子「そうだったんですね〜」
!?
そう、僕は出会い厨過ぎて普通の感覚を忘れていた。女子二人は糸の種類が聞きたかったのである。微妙に脱線した話の展開になったのでその場がシラけて自然消滅した。
出会い厨が長いと、こういったシチュエーションでも成果を求めてしまう。
帰りの車内でどう会話を展開したら今後に繋がっていたのか考えてしまう。
多分普通に糸の種類を教えてあげたら話が盛り上がったのかもしれない。そんなことばかり考えながら帰路についた。
本当にしょうもない人生だ。
明日はマッタリ釣りでもして、自然を感じ、女のことは一切忘れるくらい没頭したいものだ。
といいつつ、釣りの翌日にはマッチングアプリでマッチした女の子を連れ込むホテルを検索済だ。
人生は死ぬまでの暇つぶしである。
終わり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?