無条件の 。
霞です。
この間買い物に出かけた帰り
ホームで電車を待っているとき、
ブンブン鳴くでお馴染みの夏の風物詩に
足の甲の浮き出た血管を狙って噛まれて
痒すぎて電車内で半泣きでした。
足ばっかり噛まれるなあと思ったらね、
服から出てる部分が大体足だけなんだよね、
そりゃそうよね。
ちなみに、ブンブン ( 文 ) 鳴く虫
に由来して漢字は蚊だと言われてます。
ひ〜、字見ただけで痒くなってくるワ。
さて。突然ですが、
[ 無条件の愛 ]
って素敵だと思いませんか?
あ、大した話じゃないんですけどもね。
私も二回生で、二十歳ともなれば
周りでは「結婚しました!」とか
「子供が産まれました!」とか
幸せそうな友人のニュースを
耳にする年になり始めましてですね、
夢が無いこと言って、
って言われちゃいそうだけど
結婚相手って結局はどこまで行っても他人で
紙切れ一枚だとしても
そんな他人と一生を共にする契約書なわけで
結構大掛かりというか、
結婚なんて簡単にできるものじゃないと思って。
きっとこんな子どもな私にはわからない
たくさんのことを考えての決断で
口を開いてもおめでとうしか言えないんだけど、
すごいことだなって改めて。
主に対義語とされる
[ 条件つきの愛情 ]
っていうのが
〜〜してくれるから好き、って愛情で
かわいいから好き とか
料理が上手だから好き とかなんだけど
そういうのって、
将来一緒に歳を重ねて
しわくちゃのおばあちゃんになってしまったら
かわいいから好き
の式が成り立たなくなることに
不安を感じたり
もし事故にあって手が使えなくなって
好きに直結していた
料理ができなくなってしまったら、とか
もしもの想像をしてしまうような
不完全で不完了で
いつ失われるかわからないものたち。
そして冒頭で挙げた
[ 無条件の愛 ]
これは、
愛情を向ける対象が、
それでいてくれることへの愛、というか。
姿形が変わっても、
生きているから好き
その人だから好き
という全肯定の姿勢と言いますか、
( 語彙力無いのがつらくなるので
例えはこの辺で勘弁させてください )
時と共に移り変わる性格も容姿も、
それすら好きになれるとしたら
そういう[ 無条件の愛 ]
って素敵だな、と思ったって話。
そして[ 無条件の愛 ]は
受け取る側にも才能が必要だと思っていて
私みたいに極端に自己肯定感も自尊心も低い
愛情だけじゃなく好意に対しても
疑念を持ってしまうタイプでは
名前の通り
[ 無条件の愛 ]に押し潰されてしまう
と思ったんですね。( 向けられたことないけど )
素敵だなとか言ってる割に
いままでの私の人生で、
向けられていたかもしれない
[ 無条件の愛 ]にすら
わざと条件をつけて、
向けられたことがない、と思い込んで
蓋をして、気づかないように、
押し潰されないようにしていた気がして
自分ってばかばかしいなと呆れてしまいました。
何をしても、何をしなくても、
息をしているだけ、生きているだけで、
たくさんたくさん渡される
震えるくらい痛くて重たい素敵な愛情を
噛み砕く才能が私には無くて、
小さくしないと入らないものたちを
咀嚼しないまま、大きいままで、
小さい小さい器に詰め込めるはずが無かったから
全力で避けて生きてきてしまった挙句、
[ 無条件の愛 ]
を向けられる人のことを羨んでいることに
今更気づいてしまったので書き記しておきます。
愛されたくないわけじゃないのにね、
無意識に自分を守っていたつもりの幼少期の私は
結局二十歳になった私を苦しめてる
なんて知ったらどんな顔をするでしょうか。
生きるのが下手くそなんだなあ、
なんでかなあ、
病んでるわけじゃないけれど
noteっぽい記事だなあと我ながら感動している。
あ、ちなみに書いている現在、
少しいいことがありましたよ。
私が表現するふわっとしたよくわからないものが
他の人の力を借りて形になりました。素敵だね。
私は文章に表現力を全振りしてしまった結果
テンポの良い上手い返しはできないし
会話が得意ではありません。
全振りしたところで極めている人からしたら
何万分の一程度の文章しか書けません。
でもうれしいことだってあるんだよね、
少し楽しくなっちゃったからこれも残させてね。
なんか湿っぽくなっちゃったけど、
みんなにも良いことがありますように!
今週もおつかれさま!☁️
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