【読書会メモ】現場で役立つシステム設計の原則(10)

実施日時:2020/3/18
対象範囲:第9章
参加者:yodai、くめごん、まぶり、kassyi

今までは、分析、設計、実装、テストはそれぞれ別のチームが行っていたが、オブジェクト指向では全部同じチームが行う。
変化に対応するため、スピードが大事になったので変更を繰り返す開発手法が大事になった。
オブジェクト指向らしい開発とは、同じチームが分析、設計、プログラムを担当し、短いサイクルで繰り返すもの。
業務ロジックに焦点を当てて開発を進めるのが重要。
マネジメントとして、ドメインモデルに業務ロジックを集める。
同じ人/チームが分析と設計、開発を担当する体制が重要。
オブジェクト指向らしい開発は、1人で分析、設計、開発ができる人でないで無理?
→できる人とコンビで担当するなら大丈夫、但し1人のできる人に1から2が精々、ウォーターフォールの様に多くの初心者を抱えるのは無理
ウォーターフォールとオブジェクト指向らしい開発は規模にもよる。
数千人規模だとウォーターフォールが相応しい

ソースコードにドキュメントの内容が反映されるので、多くの開発ドキュメントが不要になる。
必要なドキュメントとして、全体を俯瞰するドキュメントを作成して共有する。
いままでは、分析と設計は準委任契約、実装は請負がセオリーだが、
オブジェクト指向らしい開発では、全部を準委任契約で実施する。
ソースコードが業務の言葉となるので、業務知識があれば進捗の判断もできる。

プログラミングスキルがある人から、アプリケーションの対象領域の知識があったり、対象となる業務に関心が強い人員を選んでチームを作る。
プログラム能力だけでなく、業務に関心や知識がある人が必要。
オブジェクト指向の技術者とは、業務の活動や構造を理解することに興味がある技術者。

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