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言葉の発達

柏の葉学園では、スタッフのスキルアップのために月に1回勉強会を開催しています。

今回は言語聴覚士ゆいちゃん先生による「吃音児との話し方について」勉強しました。

というのも・・・
言葉について悩んでいるお父さんお母さんが多くいらっしゃり、言葉に関するお問い合わせがとても多いからです。

今回お勉強した内容の一部をご紹介します。

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吃音児との接し方につて

吃音とは、連発・伸発・難発のため、滑らかに話せないことを言います。
●連発:音のくりかえし 
例:「か、か、か、からす」
●伸発:引き伸ばし
例:「か―――らす」
●難発:ことばを出せずに間があいてしまう 
例:「・・・・からす」

2~4歳ごろにことばの発達の途中で5%に発症します。

どもるのは、ほとんどが最初のことばです。

歌を歌うときや、2人で声を合わせるとどもりません。

連発・伸発の吃音だけであれば、本人としてはそんなに苦しくはありません。

吃音には症状の波があります。どんなに吃音が重くなっても、話す意欲を失わなければまた吃音は軽くなります。

しないでほしいこと
⭐️話し方のアドバイスをしないでください。
 (ゆっくり話して!深呼吸して!落ち着いて! など)
⭐️ことばの先取りをしないでください。
 (待っているよ!の姿勢が大切)
⭐️どもったら言い直しさせることはしないでください。
⭐️子どものはなし方を真似しないでください。

できること
❤️できるだけゆっくりとした口調で話をするように心がけてください。
❤️相手が話し終わってから、自分が話し始めるまで2、3秒の間をとってください。
❤️関わる人全員が話すことと聞くことを順番に交代して、会話のキャッチボールをすることを意識してください。
❤️話をするときは話し方よりも話の内容に耳を傾けるようにしてください。

リハビについて興味のある方はコチラ⬇️をご覧ください。

柏の葉学園 ☎️04−7192−7738

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