【06　錯覚】#柏木知夜365日作詞チャレンジ

錯覚
そうか　ふわり
あなたの笑みが
私の胸に突き刺さる
ずきり　どきり
気づいてしまった
嘘まみれの気持ち
綿まみれの気持ち

きっかけは
思い出せないほど
もうずっと昔
いつからなんだろう
それすらわからない
君に夢中です

ちらちら降る雪も
はらはら落ちてくる髪も
全部全部
君に見えちゃう
…バカみたい

発覚
ゆらり　ぐらり
足元ぐらぐらで
立っていられません
しゅわり　さくり
まるで食事みたいに
当たり前なんです
でも異常なんです

くれた言葉の一つを
名前を呼んでくれた
その声を
鍵付きの箱に
そっとしまおう
本当は全部がいいけど

夢の中でもデート
照れ屋さんなのふたり
一歩一歩
距離が近づく
はずなのに

幻覚
ぽつり　ぽたり
雨が降り出して
一つの傘を分け合うの
ぴたり　ぴとり
肩が触れるの
夢の中だから
温度はないけど

目覚まし時計がなったら
隣にあなたはいないんだ
カーテンの間から　光
その道筋を今はたどるよ
きっとこの先に
待ってくれてるって信じるよ

錯覚
そうか　ふわり
あなたの笑みが
私の胸に突き刺さる
ずきり　どきり
気づいてしまった
大好きの気持ち

発覚
ゆらり　ぐらり
足元ぐらぐらで
立っていられません
しゅわり　さくり
まるで食事みたいに
当たり前だから

幻覚
ぽつり　ぽたり
雨が降り出して
一つの傘を分け合うの
ぴたり　ぴとり
肩が触れるの
夢の中だから
温度はないけど
朝　目覚めた先の外で
あなたに会いに行く

錯覚