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【統率者】ナリア・デアルニス Ver.2


・はじめに

去年組んだナリア・デアルニスをアップデート。
(前回のリスト→https://note.com/kasiwa_1992/n/n0474274d43bc
デッキレベルは国内基準でレベル4~5くらい、晴れる屋の卓分けでは”バトル”が目安。
積極的に狙うようなコンボは搭載せず、並べて殴るだけのシンプルな構成です。

・基本方針

4ターン目にはパーティーを完成させて殴りにいけるよう、軽量のクリーチャーをかなり多めに採用しています。
特に2マナ以下の多相クリーチャーは重要度が高いため全て採用、逆に3マナ以上のクリーチャーは厳選された精鋭揃いです。
序盤のアクションはクリーチャーの展開に割きたいので、マナアーティファクトは最低限の採用。
高コストのパワーカードは殆ど採用されていないので、序盤にどれだけリードできるかが重要です。

・デッキリスト

■統率者(1)
ナリア・デアルニス
■戦士(7)
兵団の統率者
ハーパーの勧誘者
墓の肉裂き
精神刃の断裂者
血に染まりし勇者
どぶ骨
教団の徴集兵
■クレリック(9)
厳粛な破滅導き
オグマの文書管理人
無私の霊魂
忘却の虚僧
マラキールの血僧侶
イオナの大司祭
ルーンの与え手
ルーンの母
雨ざらしの旅人
■ウィザード(6)
くぐつ師の徒党
不気味な腸卜師
ディープ・ノームの地形術師
天秤の大魔術師
ドラニスの判事
臓物の予見者
■多相(10)
勇敢な変わり身
変容の軍勢
墓変わり
鏡の精体
第六隊の騙し屋
組み直しの骸骨
骸骨の変わり身
石造りの荷役獣
変わり身ののけ者
自在自動機械
■その他クリーチャー(2)
トリスケリオン
歩行バリスタ
■呪文(19)
質素な命令
墓入りの妨害
団結
陰惨な生類
切望の報奨
巧みな隠蔽
アクローマの意志
致命的なはしゃぎ回り
アヴェルヌスからの上昇
アガディームの覚醒
テフェリーの防御
戦列への復帰
完璧な策略
遺棄の風
剣を鋤に
流刑への道
悟りの教示者
吸血の教示者
伝国の玉璽
■エンチャント(1)
命運の掌握
■アーティファクト(9)
秘儀の印鑑
聖列のタリスマン
オルゾフの印鑑
太陽の指輪
巻物棚
師範の占い独楽
オゾリス
稲妻のすね当て
マルチクラスの飾り帯
■土地(36)
7 平地
4 沼
風立ての高地
皇国の地、永岩城
見捨てられたぬかるみ、竹沼
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
Sucrubland
神無き祭殿
オルゾフの聖堂
勝者の大霊堂
孤立した礼拝堂
無声開拓地
コイロスの洞窟
悪臭の荒野
汚れた原野
変わり谷
統率の灯台
統率の塔
祖先の道
虹色の眺望
溢れかえる岸辺
汚染された三角州
血染めのぬかるみ
吹きさらしの荒野
湿地の干潟
新緑の地下墓地
乾燥台地

・個別解説

前回の記事と重なる部分がほとんどですが、一応載せておきます。

《悟りの教示者》
《吸血の教示者》
《伝国の玉璽》

ライブラリの上に積むタイプのサーチカード。
クリーチャーを積み込むと、統率者の能力でそのまま唱えることができます。
《自在自動機械》や《変わり身ののけ者》にアクセスすることで2マナ多相クリーチャーと同等の働きをするので、予算には糸目をつけずフル投入です。

《雨ざらしの旅人》
本人が1マナのクレリックである上に、《変わり谷》をサーチすることでパーティー2人分の働きをしてくれます。
能動的にライブラリをシャッフルできるという点でも統率者と好相性です。

《兵団の統率者》
《イオナの大司祭》
《アクローマの意志》

ゲームの鍵を握る全体強化カード。
特に《アクローマの意志》は一撃でゲームを決められるパワーがあるので、教示者系のカードで探す機会が多いです。

《切望の報奨》
パーティーデッキにのみ許された、1マナの悪魔の教示者。
おまけで4マナ以下のカードを唱えられるので、上に挙げた《兵団の統率者》や《アクローマの意志》になることが多いです。

《陰惨な生類》
《アヴェルヌスからの上昇》
《アガディームの覚醒》
《戦列への復帰》

いっぱいリアニメイトできる系カード。
全体除去に弱いデッキなので、リカバリー用に1枚握っておけると安心。
《アヴェルヌスからの上昇》は特に強力で、一発逆転の可能性を秘めています。

《無私の霊魂》
《巧みな隠蔽》
《テフェリーの防御》
《完璧な策略》
全体除去への対策カード。
クリーチャーを並べるデッキなので、多めに採用しています。
リアニメイト系のカード同様、1枚握っておけると安心。

《質素な命令》
《団結》
《遺棄の風》

全体除去は、できるだけこちらに被害が出ないものを採用。

《ドラニスの判事》
アレルギーを持っているプレイヤーも多いので、卓によっては適当なウィザードに差し替えます。
候補は《ラフィーンの密通者》。

《トリスケリオン》
《歩行バリスタ》

+1/+1カウンターと接死をばら撒く統率者と相性抜群。
クレリックである《不浄なる者、ミケウス》との無限コンボが有名ですが、単体での扱いづらさやデッキの方針等を考慮してそちらは不採用です。

《巻物棚》
《師範の占い独楽》
統率者がライブラリの上を参照するので採用。
各種フェッチランドも全力投入されているので、デッキの安定に大きく貢献してくれます。

・マナベース
上記の通り、ライブラリをシャッフルする手段を確保するためにフェッチランドはフル投入。
それに合わせて基本土地もやや多めの採用となっています。
タップインを嫌うプレイヤーも多いのですが、実質キャントリップの《オルゾフの聖堂》やライブラリトップを更新できる《祖先の道》はお気に入りです。
特に《オルゾフの聖堂》は、1マナのカード多めに採用されているおかげで無理なく2ターン目にプレイすることができます。