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【EDH】ナリア・デアルニス

・はじめに

バルダーズゲートの統率者デッキで登場した、パーティーで遊べる統率者。
デッキレベルは国内基準で4程度。
知人がウォーハンマーの構築済みでEDH参入ということで、同卓するためにこのデッキを作成しました。

初心者を含んだ卓でわいわい遊ぶことを目的として作られているので、勝ちに繋がるコンボや対処が困難な脅威は殆ど含まれていません。

とは言え、ただパーティーメンバーを詰め込んだというわけでもないので、ざっくりとした採用意図やデッキの方向性が伝われば幸いです。

・デッキリスト

■統率者(1)
ナリア・デアルニス
■クリーチャー(38)
勇敢な変わり身
マラキールの解体者
再誕の司教
最後の血の長、ドラーナ
厳粛な破滅導き
くぐつ師の徒党
練達の地下探検家
兵団の統率者
栄光の守護者
変容の軍勢
墓変わり
白羽山の冒険者
ハーパーの勧誘者
鏡の精体
不気味な腸卜師
第六隊の騙し屋
オグマの文書管理人
ディープ・ノームの地形術師
無私の霊魂
ドラニスの判事
墓の肉裂き
忘却の虚僧
精神刃の断裂者
組み直しの骸骨
骸骨の変わり身
石造りの荷役獣
イオナの大司祭
ルーンの与え手
ルーンの母
雨ざらしの旅人
血に染まりし勇者
どぶ骨
教団の徴集兵
臓物の予見者
変わり身ののけ者
自在自動機械
歩行バリスタ
■呪文(15)
質素な命令
墓入りの妨害
団結
陰惨な生類
切望の報奨
アクローマの意志
致命的なはしゃぎ回り
アヴェルヌスからの上昇
アガディームの覚醒
セヴィンの再利用
テフェリーの防御
完璧な策略
遺棄の風
剣を鋤に
吸血の教示者
■エンチャント(2)
シガルダの召喚
真実の確信
■アーティファクト(9)
秘儀の印鑑
聖列のタリスマン
オルゾフの印鑑
太陽の指輪
巻物棚
師範の占い独楽
オゾリス
稲妻のすね当て
マルチクラスの飾り帯
■土地(36)
8 平地
4 沼
風立ての高地
見捨てられたぬかるみ、竹沼
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
Sucrubland
神無き祭殿
オルゾフの聖堂
勝者の大霊堂
孤立した礼拝堂
無声開拓地
コイロスの洞窟
悪臭の荒野
汚れた原野
変わり谷
統率の灯台
統率の塔
祖先の道
虹色の眺望
溢れかえる岸辺
汚染された三角州
血染めのぬかるみ
吹きさらしの荒野
湿地の干潟
新緑の地下墓地
乾燥台地

・デッキの方針

パーティーデッキを名乗る以上、まずはパーティーを4人揃えなければなりません。
このデッキでは4ターン目にパーティーを揃える事を目標としていて、2マナ以下のクリーチャーと多相持ちのクリーチャーをかなり多く採用しています。
貧弱なクリーチャーの採用はデッキパワーの低下に繋がりますが、それらをパーティーサポートや全体強化系のカードでバックアップするのがこのデッキのテーマです。

中盤以降は常に全体除去のリスクが付きまとうので、1枚で複数のクリーチャーを展開できるカードや、継続的にクリーチャーを供給してくれるカードを意識して採用しています。
全体除去周りの攻防はゲームの盛り上がりポイントなので、しっかりとプロレスに応えてあげたいところです。

・個別解説

《マラキールの解体者》
7マナくらいの大型クリーチャーを1~2枚採用したかった枠。
《大修道士、エリシュ・ノーン》や《囁く者、シェオルドレッド》の方が強そうですが、折角のパーティーデッキなので戦士であるこのカードを採用しました。特に深い理由はありません。

《再誕の司教》
《最後の血の長、ドラーナ》
《厳粛な破滅導き》
《くぐつ師の徒党》

5マナ域の皆さん。
どのカードも墓地のクリーチャーを場に戻す能力を持っており、戦線の維持に貢献してくれます。
お気に入りは《くぐつ師の徒党》で、統率者が+1/+1カウンターをばら撒くことで頑強を再利用することができます。

《練達の地下探検家》
《白羽山の冒険者》

イニチアチブを獲得できるクリーチャー。
殴り合いが始まって場が盛り上がるので、個人的に気に入っています。
デッキ自体がイニシアチブの取り合いに強いので、デッキとの噛み合いも悪くありません。

《ドラニスの判事》
ブーイング待ったなし、抜いたほうがいいかも。
とは言え実践レベルのウィザードはかなり貴重なので、卓が許せば採用したいカード。

《組み直しの骸骨》
《血に染まりし勇者》
《どぶ骨》
《教団の徴集兵》

墓地から帰ってこれる戦士の皆さん。
接死を付与したら脳死で突っ込むことができます。

《第六隊の騙し屋》
《骸骨の変わり身》
《石造りの荷役獣》
《変わり身ののけ者》
《自在自動機械》
2マナ以下の多相クリーチャーは全て採用しました。
中々に貧弱なラインナップですが、パーティーの完成に彼らの強力は欠かせません。

《歩行バリスタ》
統率者の能力で+1/+1カウンターと接死を盛ることで、恐怖の殺戮マシーンへと早変わり。
パーティーメンバーではありませんが、シナジーが強力だったので採用しました。

《質素な命令》
《団結》
《遺棄の風》

全体除去は、できるだけこちらに被害が出ないものを採用。

《陰惨な生類》
《アヴェルヌスからの上昇》
《アガディームの覚醒》

いっぱいリアニメイトできる系カード。
全体除去に弱いデッキなので、リカバリー用に1枚握っておけると気分が楽になります。
この中では《アヴェルヌスからの上昇》が別格で、終盤に打つと多量のアドレナリンが分泌されます。

《栄光の守護者》
《テフェリーの防御》
《完璧な策略》
全体除去への対策カード。
《栄光の守護者》は+1/+1カウンターがリセットされてしまうので微妙ですが、クレリックなので採用。
《ガーディアン・オヴ・フェイス》も似たような能力で優秀ですが、クリーチャータイプ・騎士にアレルギー反応が出たため不採用。

《アクローマの意志》
《シガルダの召喚》
《真実の確信》

このデッキのフィニッシャーを勤める全体強化カード。
どれも強力なカードですが、《真実の確信》は回避能力が付かないので微妙かも。差し替え候補は《アクローマの記念碑》等。

《巻物棚》
《師範の占い独楽》
統率者がデッキの上を参照するので採用。
各種フェッチランドも全力投入されているので、デッキの安定に大きく貢献してくれます。