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承認欲求が強すぎると成功できない

承認欲求とは、簡単に言うと他者に認めてほしい欲求なのですが、ほとんどの人は多かれ少なかれそれがあると思います。それは自然の欲求です。ある意味認められたいと努力するのは成功への近道でもあり承認欲求のコントロールこそが成功への道です。

承認欲求は適切に扱えば自分自身を成長させることが出来ますが過度な承認欲求を持ち続けるとデメリットも増えていきます。この記事を読むことにより承認欲求について、そしてそのコントロールの方法が理解することが出来ます。

承認欲求がすごく強い人とは

承認欲求がすごく強い人というのは、他人の評価でしか自分を認められない、自分基準がない人ですから、他人が認めてくれたり褒めたりしてくれないと存在意義が見い出せなかったりします。

承認欲求が低い人とは

承認欲求が低いと褒められたいがないので、自分の意志で動きますし、他人評価を気にしないので周りがどう思おうが平気です。

承認欲求が強すぎるとどうなるか?

① 心が苦しくなる
② 人間関係が悪くなる
③ 成功を阻む

① 心が苦しくなる

人に認められたいという欲求が過度になると人生にとってマイナス現象が起きてしまいます。愛されたい認められたい褒められたい興味を持たれたい、とか毎日考えてしまえば当然精神的に疲れてしまいます。

② 人間関係が悪くなる

自己承認が強い人は、自慢話をすることがあります。また、見栄を張ってしまうことでプライドが高い人と思われてしまいます。周囲の人からは付き合いづらい人だと判断され、人間関係が上手くいかない可能性もあります。

③ 成功を阻む

承認欲求を満たす成果と称賛は人を満たす材料にもなるが、人をお山の大将にしてしまうこともある。自己に対する承認欲求が強すぎると、成功した人に対して妬みの感情を持ってしまいます。そしてその人から素直に成功者から学ぶことができません。その結果、重要な情報も冷静に受け止めることができなくなります。
どれだけ相手に嫉妬したところで自分が成功するわけではありませんし、相手が失敗するわけでもありません。しかし他人の成功を目にすると冷静になれないという人が多いのです。

承認欲求が強くなる流れ

自分は価値のない人間だ!

〇〇に注目されたい、褒められたい

自己アピール!見栄を張り能力以上の自分を見せて頑張る

しかし世の中に認められない

ネガティブになり満たされない

満たされないとさらに自分を凄く、強く見せようとして無限ループに陥ります。他人の表かも大事ですが他人の評価で自分の価値を認識するのではなく自分で自分を評価していかなければ満足な人生は生きられません。自分の負の部分を克服するには「承認欲求」を捨てるのが一番。

強すぎる承認欲求を克服する方法

① 他人を気にせず、自分の価値を認めること
② 相手を褒め、相手を気にかける
③ 他人に反応しない

① 他人を気にせず、自分の価値を認めること

承認欲求が強いと、自分を大きく見せようとすることがあります。小さな成果を大げさに表現したり、他人の成果を自分の成果として横取りしてしまったり、ミスを隠して上手くいったように見せかけたり、誇張や嘘を重ねてしまうことがあります。しかし、ありのままの自分から大きく見せた自分の化けの皮はいつか剥がれてしまうものです。仮に化けの皮が剥がれなかったとしても、誇張や嘘をばれないようにするために更に誇張や嘘を続けるのは心苦しいものです。

② 相手を褒め、相手を気にかける

承認欲求が強いと自己主張ばかりしてしまって、人の意見を聞く姿勢が後退してしまうことがあります。仮に自分の立場が強い場合でも、人の意見を聞かないで自分の意見ばかり押し通していると、誰からも相手にされなくなってしまいます。自分の意見ばかりではなく、他人の意見も尊重するようにして、建設的な話し合いを通じてお互いの理解を深めて納得いく結論を出していくことが大切です。

③ 他人に反応しない

アドラー心理学では、「承認欲を否定しなさい」と主張します。コンプレックス・自己嫌悪を克服するために、「認められたい」という欲求は持つべきではないと考えるのです。悩みは心の反応から始まっており、心の無駄な反応(特に承認欲求)を止めることで解決できる。他人の視線を気にしない ことや勝ち負けや優劣にこだわらない ことにより徐々に過度な承認欲求から解き放たれていき心から納得のいく人生を目指すことが出来るでしょう。

まとめ

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承認欲求というのは他人の評価が主軸なので消耗しやすいです。自分の思考や成功体験に過剰な自信を持ってあぐらをかいて承認欲求に溺れてしまうのは危険。成功するためには「徳」を積むことが大事。誰も見ていないところでも良い行いをすれば、自然と良い雰囲気を作ることができ、人が集まるようになる。それと同時に、自己承認欲求が低くなり、見返りを求めなくなるので、どんどん価値提供を行えるようになり、最終的には成功しやすくなります。



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