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マスクの話

今はまだ、感染予防の為にマスクをする事が多いけど、そろそろ2月の足音が近づいてくると別の理由でマスクを備蓄する人が増える

毎年毎年、そろそろ鼻の穴がムズムズして来る季節が近づいてくると、まだ飛散していないのにマスクを大量に注文したくなってくる人が増えると思います。マスクだけでは防げないので、目には水中メガネの様なものを常時付けていたくなるような、そんな状況になる日々がまた今年もやって来るのです。

鼻水は勿論の事、目が痒くて涙目になって、くしゃみは止まらないしティッシュは毎日1箱消費してしまいそうな程に鼻水の洪水に溢れるのです。その正体はスギ花粉ですが、色々な植物の花粉症の中でも最も脅威と感じる人が多い花粉症かも知れません。まず、杉自体が日本全国どこにでも植えられているという現状があるので、杉花粉から逃れられる方法がそんなに無い気がします。

半導体を作る工場のクリーンルームにでも行かないと深呼吸も出来なさそうな日々が来るので、マスクの買いだめを早めに済ませている花粉症猛者もたくさんいると思うのです。

かつては、まだ花粉症の人位しか日常的にマスクをしている人が居なかった時代は、年がら年中マスクをしている人に対して浴びせられる視線は痛くて苦しい感じだったのですが、今は新型コロナのお陰でマスクをいつでも年がら年中していても白い目で見られないと言うか、年中花粉症でマスクを付けていなければならなかった面々には、非常に過ごしやすい世界になって行ったのです。

と言っても、出来れば花粉症の症状が治まって、マスク無しで大手を振って道の真ん中を歩けるようになるのが理想的ではあるのですが、現在は花粉症以外の脅威であるコロナの感染を防ぐために、いつでもどこでもマスクをしている状態になっているので、その願望が叶う日はまだまだ先になりそうです。

とりあえずは、まず先に来るスギ花粉を何とかやり過ごしていく事になりますが、3月下旬から4月にかけては今度はヒノキの花粉が多く飛散して行くので、ヒノキの花粉症にもなっている人には更なる困難が立ちはだかるのでしょう。

それでも、マスクをしていても白い目で見られないこの世界では、花粉症で苦しむ状況がしばらく続いて行ったとしても、特に問題が無いと言って普段通り過ごして行くと思います。

因みに最近の花粉症の人々が気付いて使い始めている便利アイテムがあるのですが、本来コロナの飛沫を防ぐために使われているフェイスシールドなのですが、目が痒くなるタイプの人の目の花粉ガードに非常に効果的だそうなので、気になっていた方は是非使ってみると良いでしょう。

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