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【高額献金問題】月収の30%を全米株式に感謝献金してたらどうなるか検証

昨今社会的に宗教団体の高額献金問題が話題になっています。献金を原因に生活苦になった等の報道を拝見します。
自分は投資家なので毎月米国株に投資をしてます。個人的には自分の得た収入は有益に将来の自己の利益のために資産を増やすべきと考えています。では収入の3割を米国株に投資したらどうなるでしょうか?この記事を読むことにより資産運用の重要性。全米株に長期投資していた場合どの様なメリットがあるかを理解することが出来ます。

何故現在投資が必要か?

日本政府もiDeCoやNISAの税制優遇制度を利用した投資を推奨されています。2019年に話題になった「老後2000万円問題」も記憶に新しいと思います。何故国家がこの様な制度を推奨するかと言えば日本は、令和47年には約2.6人に1人が65歳以上の高齢者になると予想されます。それにより、ざっくりいえば、働くことができる人と高齢者のバランスが大きく崩れた状態になり年金の将来の支給額の減額が予想されます。

全米全体に投資が出来るETF(上場投資信託)

VTI

CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動米国株式市場で投資できる銘柄のほぼ100%をカバーする、時価総額加重平均型の株価指数。

VOO、SPY、IVV

米国の株式市場を代表するS&P500採用銘柄を投資対象とします。

今回はこちらのS&P500に連動するETFでシュミレーションをしてみます。

S&P500とは

S&P500(S&P500種指数)は、米国の代表的な株価指数。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表しています。米国で時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の株価指数。構成銘柄は定期的に見直されています。

つまりその時期、時代に適した上位500銘柄を自動的に組み換えてくれます。

SPYを2000年から1万ドル投資した際の結果。

全米株式の代表的な500社の株価の指数であるS&P500の代表的なETFであるSPYを2000年から1万ドル投資した際の結果。

source:portfolio visualizer

全米株式の代表的な500社の株価の指数であるS&P500の代表的なETFであるSPYを2000年から1万ドル投資した際の結果。

10,000ドル投資し22年後には36,963ドルになります。
2001年の暴落はITバブル崩壊、2009年頃の暴落はリーマンショック、2020年の暴落はコロナショックという歴史的大暴落も含まれています。
一般的に投資家の間では、米国株式なら平均的に6~7%の利回り、全世界株式なら平均5%の利回りと言われています。

S&P500のメリット

① 世界最強米国の経済成長の恩恵を受けれる
② 構成銘柄を業績によって入れ替えてくれる
③ 長期的に上昇を続けている

アメリカでは、「ミレニアル世代」(現在10代後半〜30代後半)が過去最大規模の世代となっております。今後2050年くらいまでは、人口増加が続いていくという予測もあるので2022年の現在からの投資でも全く遅くはないです。

S&P500のデメリット

① 10年に1回程度は大暴落がある
② 将来的には米国以外が台頭してくる可能性
③ 為替変動リスク

暴落に関して言えば例えば2020年のコロナショックです。S&P500は2020年2月に大きく下げたものの、半年後の2020年8月にはコロナ前水準まで回復。2050年のGDP予想では中国が1位、2位がアメリカという予想もあります。海外株式への投資なので為替リスクもあります。投資の未来は分かりません。過去のデータや将来の予測を自ら学び判断することが重要です。

月収の15%を全米株式に毎月20年感謝献金していた場合





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