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2024.5.26 Merry BAD TUNE.3rd TUNES-ロンリーユニバース-


まず最初に思い出話をさせてくださいな。


2023年8月4日。

この日が僕がMerry BAD TUNE.と初めて出会った日でした。


人生で初めてのTIFに行った日。

それまでは仕事の都合やあと単純にコスパ面などの理由で
いつか行ってみたいとは思いつつも
実はそこまで高いモチベーションはなかった。



詳しくは語らないでおきますが、2023年はTIFメインステージ争奪決勝LIVEが見たかったのと、タイトル未定のメインステージを見たかったこと。
この2つが大きかったかな。


朝イチから現場に入って、「おお〜すげーこれがTIFってやつか!」「フジテレビ!」とかいちいち感動している田舎者をやってました。笑


なんか当時の写真消えちゃってて載せられないんですけど、その日はとても爽やかな青空が広がっていました。気持ちよかった。くそ暑かったけど。


で、なんやかんや回ってから、午後のスマイルガーデンで目下の“宿敵”・Merry BAD TUNE.を視察に。

「おぉ…えらい盛り上がってんなあ……つか皆かわいいやん…曲もなかなか良いよな…」


『きるきるぱーりー!!!』という曲で、声が地鳴りみたいに「ウウウウウウウ」って響いたのはびっくりしました笑。オタクが言ってるのかと思ったら普通にメンバーがマイク通して歌ってた。楽しかったです。


そして夜。
Zepp DiverCityでの決勝LIVE。

前哨戦の得点結果から、Merry BAD TUNE.さんは4組中4番目の出番でした。前のグループのライブがかなりメインステージへの思いを前面に出すような(皆それはそうなんだけどね)ステージで、結構ヒリヒリした空気感だったように記憶しています。


そこへ出てきたMerry BAD TUNE.。
フードを被り、メンバーの表情は伺えない。
けれどもそこに漲る気迫というかオーラというか。

そこからはもうあまり覚えてないけど、とにかくもうフロアの熱がすごかった。ステージの上と下でともに作り上げるライブ。たった4曲の中にこのチームの強さが凝縮されていた。というか真夏のユーレイが強すぎたまじで。


そんなわけで、彼女たちの実力はまざまざと見せつけられて。
TIF後にはタイトル未定との2マンもあったりして。自分は行けなかったけど。行きたかったし、行くべきだった…。


なんとなく気になるグループではあったけれど、そんな感じでタイミングが合わなかったり、現場の雰囲気がちょっと自分とは違うのかな、という感じもして。

今回のワンマンに行くきっかけは、なんだろうな、
しばらく曲も追ってなくて、ふと思い出して聴いてみたら「新曲めっちゃ良いじゃん!」となって。
『小さな世界の片隅で。』って曲なんですけど。
こんな綺麗でエモい感じのもやるんだーいいじゃんーみたいな。で、近いライブを調べたらO-EASTのワンマンがある、自分は仕事休み。これは行くしかだよね、という。



で、ここからが本題ね。
春日さんのトークゾーンばりに「そこは端折れるだろ」という感じですが、だって知っててもらいたいじゃない。




朝からバスで行く予定でしたが華麗に寝飛ばしたので昼の新幹線で東京へ。前物販には間に合わなかったのでTシャツが買えませんでした。次回、買えるのかな。



入場。
うおー!うわー!なんかすげー!



かわいい


ワンマンのタイトルは「ロンリーユニバース」なんですけど、このスクリーンには「(非)孤独惑星」と映し出されている。まあ意味するところはなんとなくわかる。それが今回のコンセプトなのだろうということも。


まだあまりよく知らないのにベラベラと知ったようなことも書けないので、ライブの感想を端的に言うと「楽しかった!」のひとことです。

曲は一応サブスクで聴けるのは全部聴いて行ったし、ライブの動画も何回かは見た。見たけど、結局画面の中のそれと、リアルのものは全然違うので。

以前に観た時も感じたのだけれど、まずダンスで目を引く存在が森乃ゆめはさん。言語化出来ないけど僕の好きな踊り方をするお嬢さん。踊り方なのか、すらっとした手や足、スタイルなのか…。とにかく魅力的なんです。

そんでビジュげきつよ


あと、柊木あいなさん。なんとなく猫っぽいし、雰囲気だけで自分の中で暫定推しに指名して一応メンバーカラーの水色の服を着て行った。
ステージを見ていたら、とにかくレスがすごくて、あれ食らったら一撃だな、と。自分は遠かったのでクリティカルヒットは免れたといったところ。
まあ終演後の特典会はあいなさんだったんですけど。「かわいすぎるので会いに来ました」と。


やっぱり猫っぽい


こういう大きなライブの時のMCは全員が何か話すと言うよりは代表して誰かが話す感じなのかな。今回は中盤あたりでは久留あずささんが、終わり近くで三倉みくさんが、それぞれ心境を語ってくれました。


ロンリーユニバース


タイトルはロンリーユニバースだったんですけど、
次に紹介する『86 SUMMER FILM』という曲では冒頭に星島ゆいさんの「ぼっちじゃないよ。」という台詞が入っています。
これがライブ全編を通して描かれるコンセプトでした。

私事ですが、先日心理カウンセリングに訪れた時に先生からこんなことを言われました。

人は皆孤独なのね。1人で生まれて、1人で死んでいく。それを人と関わり合うことで、この生きている間の孤独を埋め合っているの。

突き詰めていけばそういうことになる。
みんな1人。

でも、「あなたは1人じゃない」と言ってくれる誰かや、歌や、なんだっていい、もちろんこうやってライブに集まってこの瞬間を共有することも。

そういうものをいくつか持っておくだけで人は生きる意欲が湧くと思うんだよね。


終演後、スクリーンに映し出された
「ロンリーユニバース」の文字。
その「ロンリー」の部分が黒塗りされて見えなくなるというラストの演出。


それぞれの星で、いま1人で戦っているとしても、またここに来ればそんな仲間たちと繋がり合える。
それは誰かにとってのそんな場所になりたいという彼女たちの願望なのかも知れません。



86 SUMMER FILM



先立ってリリースされたアルバムのリード曲的な位置づけの『86 SUMMER FILM』。ライブでも要所に配置されていたのかなと。『86』からsummerleep→『真夏のユーレイ!!』の超あちぃ展開。久しぶりに血が騒いだ。


このMusicVideoは映像と歌詞がリンクするような部分も結構あって素敵なのでよかったら見てください。

中でも僕が好きなのはここの歌詞。

きっと「結末」を2人で遠ざけて

ありがちかもだけど「永遠を探しに行こう」、みたいなのでも全然いいと思うんですよ。同じような意味は通るわけで。

でも、これはいつか必ず来る「結末」が前提になっている。
その上で、その「結末」はキミとボクの意志次第で遠ざけることだって出来るんだよ、と。

綺麗事かも知れない。それでも構わないよ。
望んだら叶う。
そんな祈りのような歌。

1日でも、1秒でも長く、この季節に溺れていたい。

何回だって終わらない物語を描いて。 




今日はそんな物語のはじまりのお話でした。


長文失礼しました!
最後まで読んでくださった優しい皆さま、
ありがとうございました✨

お気持ちだけで十分嬉しいですけれども、もしサポートしていただけましたら 我が家のかけがえのないにゃんこの命を守るために大切に使わせていただきたく存じます🐱(*^^*)