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世の中に「絶対」は存在しないけど、自分の中では持てるよねって話

Day 29 & 30. 

10月12日。
やりませんってキャンセルしたけど、オペ予定だった日。

今頃そっちの世界の自分は切られてんのかなーとか考えつつ、いつも通りファイテンへの道のりを歩く。

診断から約1ヶ月が経過して振り返ってみると、感情としての落ち込みはほぼ感じていなかったけど、機能的な側面はだいぶ低下していたので、やっぱりダメージ?はあったみたい。

「ちゃんと松葉使ってるじゃん」と、チームメイトから茶化されつつ、いつもであれば好き放題やってる自分の時間でさえもかなり慎重に進めてきた。

痛みがない、膝崩れの感覚もないから、なにをやっちゃうとやばいのかがわからないが故のこわさも確かにあった。

でもやっぱり一番はオペしないで競技復帰を目指すと口にするものの、自分の中でもイメージが具体性を帯びていない状態だったのが大きいと思う。

仮にこの状態が続くのであれば、既に確率された道で進み方を知ってる人たちに身を委ねるのが確実だなとも納得がいった。

まあでもそこはさすがぼくの他力本願人生。

なんでこんな人たちがここまで気にかけて付き合ってくれるんやろって感じで、ずっと一緒に道を模索し続けてくれてる。

最近になってようやく、絵空事のようなふわふわとした道だったものから具体的なイメージとなりつつあったなかでの久々の診察。

ドクターから伝えられたリハビリ過程は思いの外ライトな感じで、これはもうほんとに自分次第だなと。

手術以外にくっつくことはないよって言われたことも、自然治癒の症例を認めた文献を見つけ、なんなら実例が身近にも存在した。

あげあし取りをしたいわけではなく、あるところで言われていることが、別の場所では全く違う事実として存在している可能性もあるよってことで。

やっぱ世の中に「絶対」は存在しないよなと思いつつ、でも自分にとっての「絶対」はつくれるし、持ち続けていいと思う。

すべては自分の思考次第。

強欲でお調子乗りな性格を誰よりも信頼してるからこそ、リードは握ってもらいつつ、またここからやってみよー。

この世界観が似合う選手に

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