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第2回ストックオプションについて(税制適格ストックオプション編)

今日はまたストックオプションについてです


ストックオプションって色々種類がありますが、そのなかでもいまホットな税制適格ストックオプションについて何回かにわけてかきたいと思います


税制適格ストックオプションってなんか強そう技の名前みたいですけど、簡単にいうと税務上優遇されたストックオプションってことです(以下、「税金優遇ストックオプション」という)


ではなにが優遇されているのか


それはその会社で働く従業員にとって税金が安くなるということです


よく聞いたことがあると思います、給与でたくさんお金もらうと税金が高いと


そうです、所得税の最高税率は住民税もあわせると55%ということになっています


一生懸命はたらくと税金は高くなり、優遇を受けたくても所得制限にひっかかったりと、日本は国民の働く意欲を削ることに非常に長けています


そんななかで、税金優遇ストックオプションをつかうとどうなるのか


本人の利益に対して課される税率が20%ですむようになるのです


この差は大きいですよね


従業員はこのストックオプション(有利な金額で自社株を購入できる権利)を行使(自分の会社に当初決めた安い金額で株式をくださいという)すると、自分の会社の株式を手にすることができます


従業員はその株式の価値を毀損したくないですから、一生懸命働きますよね


それで株式の価値が高くなれば会社はメリットですし、従業員にとっても安い税金でお金をもらうますから、お互いハッピーというわけです


だれか、ぼくにストックオプションをください



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