2022宝塚の感想

宝塚の感想。
2022年度版。

批判が嫌いな人は見ない方が良いかも。
宝塚の文化的には批判って歓迎されないのかな……?

評価は完全に私の好みです。
割とストーリー重視、シリアスが好きです。
別に原作と違う解釈も受け入れたい派ですが、場合によってはマイナスポイント。あと、そもそも月組と生田が好きです。
ショーは言及したりしなかったり。
順番は、思い出した順。(≒良かった順?)

今夜ロマンス劇場で(月組)

程よい笑い、レッツ輪廻したい。「いつもの遊びをしよう」のセリフが完璧。鳩が可愛い、大蛇丸かわいい、全てが良い。ただしシリアス好きには物足りない。可もなく不可もなく枠だけど、多分感動要素と笑いが両方多めだったのが良いんだと思う。みた直後はそんなにはまらなかったけど、今にして思えもう一度見たい。
A+

ディミトリ〜斜陽の国のルスダン(星組)

愛のためとかそういうの好き、裏切る系も好き、最初のリラの精がよい、戴冠式のハモリが好き。細かい音符も好き、愛の対比が良い。でも瀬央ゆりあの登場が遅いし、ジョージアダンスが2階からだとあんまり映えなかった。ミュージカルとして、リプライズが効果的で、素晴らしい。原作より良い。てか、生田この原作ほんまに好きなん? 三島好きには耐えられなさそうな…文才…
ジャガビーは、さすがに全てが過剰。ナイトメア。どこに注目すればいいのかわからなかった。でも、妙に耳に残って良い。劇場の電飾の可能性は十分理解した。
A+

冬霞の巴里(花組)

重苦しくて良い。ホームレスのリアル感、衣装、ゴシック感が良い。目のハイライトが消えたり生まれたりよい。こういう絶望感を望んでた。ただし、暗すぎるような気もする。あと、口喧嘩がリアルすぎて辛い。でも歪ん多感じが好き、演出家の今後に期待
A
 

グレートギャツビー(月組)

目の決まった月城かなとは良い。背中がかっこいい。トムはムカつく野郎だし、るうさんもおいしい。ただし、原作ファンにつき、デイジーが良い人で解釈違い。絶望に溢れた海ちゃんの叫びが良い。
DVDで見た。
A

巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜(花組)

才能に苦しむ人が私の好み。ただその一点においてのみすごく好き。夢が好きだから。多いのも良いポイント。自分を認められず苦しむのが良い。ご都合主義…なのは否めない。最後走ったな。
あと、ショーの謎の風呂シーンが良い。
A -


HiGH&LOW(宙組)

可もなく不可もなく。無駄に登場キャラが多い…?けどコラボだから仕方ないか…白い人がただのいいやつで笑った。カプリチョーザは桜木の女装が印象的。
B+

ベアタ・ベアトリクス(星組)

とりあえずロセッティがクズなのはわかった。けど、リストやベートーヴェとどうしても比べてしまったから、才能に苦しむのはもういいです。てか、ロセッティもっと絵を練習しようよ。墓を掘り返すなよ。もう少し絶望感のある演技を見たかった。極美さんは、キラキラすぎるかも。
B

ブエノスアイレスの風(月組)

ありちゃんが蹴りまくってたのが良い。けど、全体に暴力的で、実は私は暴力的なのは好きではないので評価が低い。
B+

Never Say Goodbye (宙組)

スペイン内戦のネタがそもそもあまり好きではない。他国が頑張るのがようわからん。あと、シンプルに情勢が重なって辛かった
B

巡り合いは再び〜next generation〜(星組)

可もなく不可もなく。
礼真琴はかわいいが……かっこいい礼真琴が見たい。
グランカンタンテは神の声だった。それは認める。
B+

モンテクリスト伯(星組)

原作ファンすぎて、ダンデスが優しいことに解釈違い。ありちゃんの狂言回しの役どころ、私の好みではない。グランカンタンテは好き。あと、梅芸の3階の一番後ろの席だったけど、視線がバンバン飛んできて、直前に見たメリーポピンズとの違いを、宝塚のサービス精神の高さをヒシヒシと感じた。
B -

夢介千両土産(雪組)

金で女買って帰るみたいでヤダ。ショーは良かった。あーさがモテるのは当たり前。かずきそらがカッコよかった。
C +

蒼穹の昴(雪組)

無駄に登場人物多い。盛り上がりに欠ける。二番手との絡みが少なすぎる。原作の文秀の傲慢さが抜けてただのいい奴になってるのは解釈違い。衣装は良い。音楽も。しかし、シンプルに盛り上がりに欠ける。1幕が終わる予感がした時、マジでこれで終わり?え?感がすごかった。後半はまだ盛り上がったけど、でも、春児の必死の嘆願の唐突さは否めない。
よりによってそのエピソード?なエピソードばかり。淡々としすぎると言った方が良いかも。正直良さがわからん。(中国ドラマは好きだから、ちょっと厳しい目で見てるかも)
C

いや〜観劇って楽しいね!!
文句を言うのも好きなので、どんな演目も楽しんでるんですけどね!
たまには心に正直に!
あと、雪組さんの演目、望さんの頃は私と趣味があってたんだけど、彩風さんの場合は、悲壮感がないから、ちょっと好みが合わないのかも……

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