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最高の輝きと最高の音。シャニマス6thツアーCome and Unite! 横浜公演”Fantastic Fireworks”感想

 2024年4月20日・21日、標記のライブが開催されました。ツアーの大阪公演に続いてこちらも両日参加し、大阪公演にも負けない、いやそれ以上に楽しめた2日間となりました。
 両日のセトリを基に振り返りつつ、当時の記憶が薄れないうちに感想を言語化して残していきたいところですが、既に若干曖昧に……。それだけ両日を通して感情が揺さぶられ続けたということの証拠かも知れません。

 そして会場のKアリーナ横浜。私は初めてだったのですが、聞きしに勝る良い箱でした。というかこれって(体育館型の)アリーナというよりもはやコンサートホールですよね?キャパ7000くらいの東京ガーデンシアターも相当凄いと思ったものですが、同様の席配置で20,000人規模のものを最新設備で作ってしまうとは。音や見え方の面でも大変満足でした。


席ガチャに負けるもKアリーナの構造に救われる

 現地の記憶はこの位置から見た光景だという前提で話しますので、すみませんが曲の感想の前に自席位置について説明させて下さい。両日の席位置は下図のとおりです。
 Day1はLEVEL3の最後尾一番奥。席に着いたときは絶望でした。見え方としてはLEVEL5の好位置に余裕で負けます。
 Day2はLEVEL3の中頃、アリーナに入る通路の上部最前列。前に客席が無いとはいえ壁際だし、LEVEL3としては前から12列目です。
(アソプレ最速先行で取れた席で、位置に関しては運だと思っているので、誰に文句を言うわけでもありません。単に自分の運に一喜一憂するのみです)

自席位置とステージの大まかな位置関係

 こうして全体を見るとDay1の位置でもそこまでハズレには見えませんが、ライブが始まる前までは絶望。とはいえ、席の後ろにバッグを置いたり、シートを跨いで離席できたので、中途半端に1列2列前になるよりは最後尾でよかったと思えます。ちなみに、壁際ぴったりまでシートが並んでいるため、壁際には通路がありません。

 実際の見え方としては、Day1の位置でもセンターステージや近い側の花道は結構見える。メインステージもまあまあ見える。そして音もちゃんと聞こえる。結果的にはこんな場所でもハズレ席とまでは言えないという感想で、Kアリーナの造りに感心しました。幕張メッセとか愛知SkyExpoみたいなフルフラットの展示場型の会場でこんな端っこを引いたらそれこそ何にも見えないところでした。
 Day2の位置は花道が思ったより近く、一番近いところなら肉眼でも表情が見える。花道にキャストが来てくれたときはもうそこしか見ていません。ただしセンターステージはほぼ真横から見る形なので、正面に向かってパフォーマンスをしているのはモニターを見ないと何やってるかわからない。遠い方の花道はほぼ目に入りませんが、全体を若干上から俯瞰できるので悪くはない。前に席が無いので一切の障害物無く見れるのも良い。音に関しては、アウトサイドのスピーカーが近すぎるせいか曲によっては低音が爆音。


楽曲の感想(Day1)

 では本題の曲について。曲数が多いのである程度まとめて、または一部省略しつつ特にこれはという部分に絞って記載します。

M1 283体操
 大阪公演のシャイニーエクササイズからして、こうなるかもという予想が的中。今回もさすがに体操はできない。

M2 Spread the Wings!! (Come and Unite! Ver.)
M3 Forward March!!!
M4 ハピリリ
M5 五ツ座流星群
M6 Forbidden Paradise
M7 Reflection
M8 平行線の美学
M9 とある英雄たちの物語
M10 Imitation Ghost
 StWのアレンジの後に各ユニットが1曲ずつ、それぞれ曲中で挨拶まで行うという大阪公演と同様の流れ。この中でも『Forbidden Paradise』はやはり凄い。曲中の挨拶で声を張ってセリフを言っていたのに、次の瞬間にハイトーンでの歌唱ができる紫月さん。感謝祭コミュでボーカルが注目されたにちかと重なります。山根さんは解き放たれたような自由さというか、動きや表情や歌唱にステージを楽しんでいる様子がありありと見えました。初期の美琴が持っていた緊迫感とは明らかに違い、コミュが進むにつれて内面が変化しているのを感じられます。あと挨拶中ずっとファンサしてる。

 MCを挟んで、3チームに分かれての対決という同様の流れ。今回はどの曲が来るんだ……と固唾を飲んで音を待っていたところに、

M11 Hide & Attack
 一音でそれと分かるH&Aのイントロ。Team.Solを声質で更に3チームに分けたような歌詞割りで披露されました。中でも八巻・永井・和久井の低音組が非常に良い。ストレイ曲の強さへの親和性が特に良い。永井さんはやはりダンスでの重心が低く、安定感と力強さに定評がある。

M12 Fashionable
 特殊イントロからの「重ね合わせた小さい手と手に」で、ひとみんと手が繋げるほのけとか相手がいないぴよとかネタ的な視点で見れるのはとりあえず置いておきます(そもそも席位置的によく見えなかった)。Stellaが若干ダークな雰囲気のあるこの曲をやるのは意外だったけど、思いの外いい。
 この会場だとステージ上にコールの音が集まる形になるのではないかと思うので、キャストの聴こえ方も他とは違うのではないでしょうか。

M13 Dye the sky.
 Lunaがダイザ!?3rd・4th・5th・5.5thにMUGEN BEATと単独ライブはもちろん、バンナムフェス・MoIW・アイラブ歌合戦と合同の大舞台でも常連の曲。その中でも、やっぱり5thのルカソロ歌唱の印象が強いけど、今はユニットでも全体でもなくチームに混ざって歌唱している。そのことが完全に283プロの中に入ったことを象徴するかのよう。WOWWOWWOWに続いてこっちもコールがまあ響くこと響くこと。

 で、ここまで同じ流れなら当然DJパートもあると思ったけど、小糸とは予想外。それ以上に選曲とメンバー選出がヤバい。

M14 ラビリンス・レジスタンス
 大阪公演ではアンティーカが『神様は死んだ、って』を歌ったんですよね。その対比になっていますが、こっちはルカが迷ったり紆余曲折あって歪みを抱えつつもアイドルを続けていく様子に重なります。「刺さった心臓貫く矢を自分で抜きながら」と歌っているところで、我儘なままの時の『神様は死んだ、って』のイメージイラストが不意に脳裏に浮かびました。
 さすが負の感情表現が得意だと言っている川口さん。がなりを使わず、強いけど暗い感情を出して歌い上げる姿は本当にルカそのもの。

M15 デビ太郎のうた
 もともと甜花ソロ曲なだけに、アルストで歌うのは親和性が高い。しかしエイプリルフールで聞き過ぎたせいか、効果音とかデビ太郎のバリエーションとかの幻聴・幻覚が……

M16 星をめざして
 これ……なんでこんなにイルミネの軌跡と重なるの?
 初期のころからアイドルとしてもっと輝くことを目指している3人の想い、大変なことがあってもいつも3人で乗り越えてきたから何とかなるという絆と信頼。イルミネの曲とはまた違った明るさと前向きさで、楽しそうに歌う姿に涙がとまりません。いまだにアーカイブで見るだけで泣きます。横浜公演でのNo.1はこれではないかと思うくらいです。
 キャストにとっても今まさに困難なことがあるけど、絶対に何とかなると信じているし、また3人のステージが見れることを楽しみにしている。そのことを、曲を借りてキャストも同じ想いだと言ってくれているようです。
(2番のフリーダム部分をカットしたショート版のため、よりイルミネと重なって聞こえるようになっていたと思えます)

M17 一閃は君が導く
 おい!「カミサマビビってる」をにちかに言わせたいだけだろ!
 前もこんなことあったな…(MUGEN BEATのビーチブレイバーでした)

M18 ダブル・イフェクト
 「キミのためにずっと笑っていよう」を円香に歌わせるのか……いや、ステージ上では笑わないだけで、小糸からすれば優しい1つ上の幼馴染なんだからおかしくないのか。多分子供の頃は普通に笑ってただろうし、その印象はあるだろう。
 そしてマージナル・マンとは美琴のことを暗に指している?確かに事務所を移ったり、以前から知り合いの業界人との付き合いがあったり、283プロに所属してしばらくはマージナル・マンの状態だったと言えるかも知れない。

M19 フェアリー・ガール
 この3人はあれだ、チームピーちゃんですね。それ以前にこの3人がそもそもフェアリーっぽすぎる。にちかが悪戯好きな妖精のイメージなのに対して、この3人は自然の中の精霊に近い妖精というイメージ。
 というか、(小糸がメンバー編成したという設定だとはどこにも示されてないけど)プレゼン・フォー・ユーの時点ではノクチルは加入していないので、小糸はチームピーちゃんの存在を知らないはずでは?妖精っぽい3人を選んだら偶然そうなったのか、あるいは誰か別の人が編成したのか…

M20 輝きにかわる
M21 ONE STAR
M22 GOTCHA
 DJパート後にシャイニーPRオファーの3曲。リリースされたばかりで恐らく今回やるだろうと思っていたのでしっかり予習はしてあります。個人的にはこの3曲の中では『輝きにかわる』が一番好き。摩美々のダウナーな歌い方がいいアクセントになって、ポップなだけではなくクールさも感じます。『ONE STAR』は明らかにFLOWの曲だと分かる作りで、リアルロボット系だけど熱いバトルのあるアニメの主題歌感が好きです。『GOTCHA』は正直あまり聞き馴染みのない曲調でしたが、ステージを見るととても楽しい。ダンスとラップもテクニカルで凄いけど、コールも相当聞き込んでタイミング覚えないと難しい。

M23 無自覚アプリオリ
M24 Unsung Heroes
M25 Start up Stand up
M26 僕らだけの未来の空
M27 Happier
M28 グラデーション
M29 ひめくりモザイク
M30 星が流れて
M31 星の声
 『Happier』初披露!今までのシーズとは全く違うキュート曲ですが、キレがありつつも楽しそうに踊る2人の姿はなかなか新鮮です。
 『Start up Stand up』では喉が潰れても構わんという気持ちでデスボを張り上げましたが、案の定若干やられました。その状態のままDay2でも全力でコールしたので、月曜の仕事中に声が出にくくて難儀しました。

M32 わたしの主人公はわたしだから!
 アンコール1曲目、まさか小糸ソロを全員歌唱とは。Day1の主人公は紛れもなく小糸。「我儘なまま」Day2では結華を鼓舞するような使い方をしていたことも思い出されましたが、今回は小糸のことを全員で応援し称えているかのようです。

M33 あの花のように
 やはり本公演のメインテーマとなる曲はこれでした。大阪公演での『Bloomy!』と同じく全員歌唱ですが、肝となる落ちサビでは和久井さんがしっかりキメてきた。声が良すぎるし歌が上手すぎる。
 最後のMC、「天塵」のセリフを使ってあんなこと言われたらもう……この曲は演出で花火の画像が出たり照明で花火を表現したりするのが定番で、その度に(花火じゃなくてノクチルを見る!)という意思を持ってステージを見ていたのですが、実際に言われると感極まります。隣席のお姉さんは何か声にならないうめき声をあげてました。
 というか、ノクチルにとって最重要と言えるあのコミュの、その中でも核のセリフを使った挨拶を全く気負わずにさらっと言える和久井さん。浅倉透なの?本人なの?

M34 Let's get a chance (Come and Unite! Ver.)
 大阪公演と同様、メインステージに横一列になったままカメラが往復して順番に映していく。が、各々ユニット内で好き勝手やってる。目が足りねえ。一瞬カメラに映ったけど、イルミネは相撲とってて叫び声がマイクに乗ってるし。


楽曲の感想(Day2)

M1 283体操
M2 Spread the Wings!! (Come and Unite! Ver.)
M3 夢が夢じゃなくなるその日まで
M4 全力アンサー
M5 BRIGHTEST WHITE
M6 幻惑SILHOUETTE
M7 くだらないや
M8 SWEETEST BITE
M9 BURN BURN
M10 Love Letter
 Day2も初手から強い曲の連打。『全力アンサー』は大阪でやったときは白石さんがいなかった。しかし5人揃うと全力も全力、やはり放クラはこうでなくては。そしてやっぱりはるにゃんのダンスは体幹から指先まで流石の力強さとキレ。ながどんはサビのところでメチャクチャ高くジャンプしてるし。
 『BURN BURN』も大阪では田中さん不在だったので、3人での披露はツアー初。大阪Day1の時はあさひ不在という文脈が乗るからあれはあれで貴重だけど、火力としてはいるといないとじゃ大違い。
 現地だと記憶飛んでたから覚えてなかったけど、シーズの挨拶でにちかが「完璧じゃないと意味が無い」って言ってる……まさかこの後『Anniversary』をやるとは……

第2ブロック

M11 Hide & Attack
M12 Fashionable
M13 Dye the sky.
 曲としてはDay1と同じなんですけど、『Fashionable』には白石さんが加わっています。そして、私の席から非常によく見えるポジションだったので、もうはるにゃんしか目に入らねえ。283フェスの時とかにも言ってたとおり、シーズ曲大好きなのが全身から伝わってくるしもうキレが明らかに違う。SETSUNA BEATの時のOMGもそうだったけど「自分のやってきたダンスの能力が智代子に渡せる」のが嬉しくてたまらないといった様子。

 さて、今日のDJは誰かなと思ったら、歩き方や立ち姿のsilhouetteだけで愛依だと分かりました。見るよ、DJの愛依。

M14 絶対正義 EVERY DAY
 放クラがこれを歌うのは、オリジナルの果穂ソロよりも本家感というか完全体感がある。それくらい違和感が無い。283フェスの時の雑ロボをちょっと期待したけど、今回はちゃんとジャスティスⅤの絵でしたね。

M15 アルストロメリア
 羽那とはるきは2人ユニットだったらこういう方向性だったのかもという可能性を感じます。コメティックではあり得ない曲調ですが、この2人だとしっくりくる。そしてサビ前のあれは何ですか、取り締まらないと危険ですよ。

M16 Anniversary
 誰よりも完璧なアイドルを目指して人生の全てを捧げてきた美琴が「人は誰も完璧にはなれない」……美琴が言うからこその重みがあります。

M17 Fly and Fly
 結華と透とはまた意外な組み合わせ。和久井さんがもうメチャクチャに歌うまで低音が出せるので美琴パートが合うのは言うに及びません。希水さんはMUGEN BEATでもこの曲をやってるんですが、あの時より更に適応しつつ独自の色を出せるようになっているのを感じました。
 APかっしーの感想会配信での解釈はなるほどと思うところがありました。

M18 SOS
 ちょこいとですねこれは。MoIWの『虹色letters』ではクリスカとの共演でしたが、今回初のデュオ。もう諸々親和性が高い。園田のクラスメイトはこんなの見せられたらどうなってしまうんだ……

M19 また明日
 咲耶・凛世・千雪はなんかASMR的な耳元で囁くボイスが得意そう。そういう観点で、寝かしつけが上手そうな3人ということでの選曲なのでしょうか。
 感想会やコメントでは寮組という見解が主流のようでしたが、(恋鐘は礒部さん不在だし、初期と考えれば羽那がいないのはともかく)樹里がいないので、少なくとも現地では私はそういう考えには至りませんでした。

M20 GOTCHA
M21 ONE STAR
M22 輝きにかわる
 Day1と同じくシャイニーPRオファーの3曲、Day1とは逆順。特にセンターステージで披露された『GOTCHA』と『輝きにかわる』は、両日で全く逆サイドから見れたのである意味よかった。

M23 ハナサカサイサイ
M24 メッセージ
M25 無自覚アプリオリ
M26 Another Rampage
M27 White Story
M28 有彩色ユリイカ
M29 枕木の歌
M30 青とオレンジ
M31 星の声
 Day1に続いて、Day2で『枕木の歌』初披露が来ました。灯織の声が聞こえた瞬間、やっぱり灯織がいてこそのイルミネなんだと、今はステージに立つことはできなくてもやはり1人も欠くことができないんだと再認識しました。俺はやっぱりイルミネが好きだ。
 『ハナサカサイサイ』は大阪公演の時は白石さん不在だったので、今回こそ白石さんにも届けるぞという想いで全力のコール。私の席位置からだと涼本さんが一番近かったので、結果的には涼本さん目掛けての発声でしたが。なお、専用衣装ではなく本公演の全体衣装になっていたため、夏葉の溌剌とした部分ではなく優雅な一面が強く表現しているように見えました。
 そして『星の声』。自分の席位置からだとステージ上手側のシーズとストレイが一番近かったのでそこばかり見ていたのですが、そのお陰か1つ気付いたことが。この曲では1歩前に足を出して、前後に足を開いた状態で歌う箇所が随所にあるのですが、北原さんは重心を後足に置いているように見えたのに対し、紫月さんは明らかに前足に体重を乗せていました(他の人はそこまで極端に片足に重心を寄せている人はあまりいないようでした)。ステージ上ではどっしりと構える愛依、前のめりなにちか。立ち方ひとつとっても各アイドルらしさが滲み出ている。こういう細かい部分が積み重なってアイドルが実体化しているのだ、とキャストの努力を垣間見ました。

M32 夢咲きAfter school
 Day2のアンコール1曲目はまさかの『夢咲き』。
 Day1・Day2共に、自分のことを鼓舞してより高みを目指すような点で、通ずるものがある選曲だという印象を受けました。

M33 あの花のように
 やっぱり今日も最後に持ってきたこの曲。本当に良い。次がツアーの最後の曲だといういうこともあって、祭りの終わりの物悲しさを感じる部分もあり、でも充実した日々だったという満足感も同時にこみ上げてくるようでした。落ちサビ前に自然体でゆっくりと歩いている、それでいてソロパートでは完璧に決めてくる和久井さんが本当に透。

M34 Let's get a chance (Come and Unite! Ver.)
 相変わらず好き勝手にやってる。Kアリーナで相撲をとるんじゃありません。でもひとみんが楽しそうだからなんでも許せちゃう。


まとめ

 大阪公演に続いてこちらも最高のライブでした。構成に驚かされた大阪の時と違って、そのあたりの心の準備ができていたので今回はパフォーマンスやメンバー編成などにも最初からしっかり注目できたような気がします。
 これまでの周年ライブではやってこなかったユニットシャッフルを、SETSUNA・MUGENからMoIWなどの合同イベントを経て本格的に組み込んできた構成。ゲーム内のコミュやイベント、企業コラボなどでも越境のメンバーで実施することが増えてきたこととも繋がります。当然ユニットでの活動が中心ではあるものの、ユニットとも個人とも違う色の重なりと輝きも放つことができる。そういった活動の幅と可能性の広がりを感じたライブでした。
 そしてCANVASシリーズは各ユニット3曲ずつ、更にシャニソンのオリジナル曲、シャイニーPRオファー、シャニアニOP。この1年でリリースされた曲が本当に多い。まだシャニソンで2ユニット控えているし、シャニアニ2期では新OP曲があるでしょう。ECHOESシリーズも(リリース日調整中ですが)予定されている。コラボも多数あって、更に勢いを増しているシャニマスの今後の展開にも大いに期待です。

 横浜公演のことで言うと、会場のKアリーナが凄かった。「音楽のために造られた世界最大級の音楽アリーナ」は伊達じゃない。最初に紹介したように隅っこの席でしたが、それでも音に関しては不満を覚えるほどのことはありませんでした。同じような構造の東京ガーデンシアターも良かったけど、もはや7000人くらいの箱じゃ小さいというくらいシャニマスがデカくなったので、是非またここでライブを開催して欲しいものです。(当日券が出ていたので埋められなかったという意見もありますが、体感では空席は2~3%くらいだったように見えました)

 次は7月の横浜アリーナ。今度はどんなライブになるのか、楽しみで待ちきれません。ありがたいことにアソプレ先行で両日確保できているので、一切の不安無く当日に備えることができます。





フラスタ展示:待機列の形成場所は要改善

 完全に余談ですが、今回はフラスタ展示がアリーナの内部で行われていました。Kアリーナの設計上、そういうことも見越して造っているのだとは思いますが、展示を見る客数が想定以上だったのでしょうか。待機列の導線が酷いことになってました。階段を登って列を折り返し、下ってまた列を折り返し……15段くらいの階段を何往復させられたことか。

退場は思ったよりスムーズ

 もう1つ余談。Kアリーナといえば退場時に駅に向かう人の渋滞が地獄という悪評が有名です。ただ、それはオープン後の初期の初期だけで、今はある程度改善されているという話。調べてみると、確かに最近は渋滞がひどかったという話題はあまり無いようなので楽観視していました。
 実際は、退場して広場を斜めに移動した後の交差点付近だけ渋滞していて、そこを抜けたら普通に横浜駅まで歩ける。あの程度の渋滞ならどこの会場でも起こり得ます。規制退場の中盤でそれだったので、全体的にもそこまで心配しなくてよさそうです。工事中の通路が完成すればますます快適なことでしょう。


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