「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6.5th Anniversary LIVE “Chapter 283」感想
2024年10月5日~6日の2日間に渡って開催された標記のライブ。『MUSIC DAWN』を視聴して以来、シャニマスの大型ライブには基本的に可能な限り全て(現地が不可でも配信で視聴し)参加している私ですが、今回は運良く両日現地チケットが取れましたので現地参戦してきました。
シャニマスとしては6.5周年のハーフアニバーサリーにあたる節目での開催という位置づけのタイトルですが、実態はアプリ「シャニソン」の1周年としての意味合いの方が強いライブ。キービジュアルからしてシャニソンのオリジナル曲が全ユニット披露されるというのは確定、さらにシャニソン実装済のユニット曲を全て使ってセトリを組んできた。それだけでも強い曲だらけなのに、CANVASシリーズなど未実装曲も織り交ぜてブランド全体としての6.5thの現在地を示すかのようなセトリでした。
そんなわけで両日とも大満足のライブだったのですが、せっかくの現地参加なので特に印象に残っている部分を中心に感想などしたためていきたいと思います。
席位置について
自分の席から見えたものという前提で記載しますので、席位置をご紹介しておきます。自慢です。
簡易的に今回のステージ形状および私の両日の席位置を図示するとこのような状態。メインステージの他にセンターステージと花道がある形でした。同会場で開催された『MUGEN BEAT』や『我儘なまま』も同じような形状でしたね。その時も現地参加はしたのですが、どちらもスタンド席でした。
Day1はアリーナ席。とはいえ、後ろの方だったら困るな……と思っていたら、まさかのこの位置。センターステージ砂かぶり。メインステージの上手側は多少見づらいとは言え、そんなことどうでもよくなるくらいの席でした。アソプレ先行様々です。
Day2はアソプレ先行で落ちたけどゲーム先行で取れた席だったのでまあこんなもんか……と思わなくもないのですが、メインステージもセンターステージも概ね正面から見れて同時にモニターも視界に入り、全体を俯瞰できる位置だったので遠いけど悪くは無いかなという感じでした。
Day1
では本題のライブ内容について。セトリに沿って特にここはというところを中心に記載していきます。全体の流れは、
最初に全員で『星の声』
8ユニット1曲ずつ披露×3、その合間にMCを2回挟む
アンコールで『サマーサマーオーシャンパーリィバケーション』と『Spread the Wings!!』
というのは両日とも同じ。各ブロックに哲学的なタイトルが付いた章立てになっていましたが、それについての考察は別の機会にやることにします。
2.ヒカリのdestination
いきなり『ヒカリのdestination』!?やっぱりイルミネは3人でイルミネなんだよなぁ……いや、LIVE FUN!!でも3人だったけど、良いものは良い。普遍的に良い。現地だと例のフォーメーションダンスもしっかり観れて嬉しい。
3.裸足じゃイラレナイ
ここで初めてキャストがセンターステージに来ました。近すぎてビビりました。下手側には丸岡さんが来ましたが、もう表情から指先から体重移動からつぶさに見えます。明らかに体幹の強い安定感がありながらも、力強さは見せずしなやかに踊りつつ笑みを崩さない余裕。凛世がいました。この距離で見ても凛世でした。と同時に、衣装に隠された筋肉を感じます。
5.mellow mellow
メインステージだったので若干距離はあったにもかかわらず、アルストロメリアにしては珍しいアップテンポな曲調と動きの大きいダンス。衣装の柔らかさが生きて、スカートの舞う様子も大変美しい。
6.Happier
メインステージ上段でシャニソンのライブ映像を背景にパフォーマンスしているのを見ると、本当ににちかと美琴がいるように感じます。いや、間違いなく、いた。
7.いつだって僕らは
シャニアニ2期3章の後でこれを見ると、やっぱりアイドルとキャストが重なって見えます。とは言え、歌い出しは透から始まるはずなのに雛菜から?歌割り変えてきたんだ、と思ったら、シャニソンの機能を再現したということだったんですね。
8.Transcending The World
どこまで進化するのこの3人……もはや個々の歌唱とかダンスとかは言うに及ばず。サビ終わりの表情が完璧。落ちサビのシンクロが完璧。アドリブで踊ってるようなパートもありつつ、合わせるところでビタッと合うのが3人の積み重ねてきたものを感じさせます。
9.とある英雄たちの物語
"Yes my lord"をこの距離、この中央部で叫べるとは。目の前に結名さんがいたので、まさに霧子に剣を捧げるかのようにペンラを掲げた。
MC1
さらんちゃん!?挨拶が可愛すぎる。ニヤニヤしながらひとみん観賞をする舞台上オタクほのけ。衣装見せの「回って」に対して異常にrpmの高いおしお。直立不動の全身傾聴でアルストの話を聴く舞台上オタクだまゆ。見どころだらけで困りました。
10.After Run
メインステージ始まりで、途中からセンターステージに来てくれました。初披露なんだからしっかり見ようと思っていたのですが、これだけ近いとマジで筋肉の躍動まで見えます。目線の高さに脚があって、かつスローなフリの多いこの曲なんだからそりゃ見ざるを得ない。特に山根さんの大腿四頭筋・二頭筋、下腿三頭筋あたりがもう美しいのなんの、アスリートのように鍛え上げられた身体はそれだけで緋田美琴かくあるべしという説得力があります。紫月さんの方ももちろん凄い。歌っていないときの激しい動きで髪を自在に動かす様子など、まさに髪が生きているよう。
14.We can go now!
こんなアップテンポな曲なのに泣ける。もうイントロの1音の瞬間に、3人がステージに飛び込んできた瞬間に泣ける。でもそんな暇はない、この曲ならイルミネコールができるんだ。
15.夢咲きAfter school
ここでも歌割り変更、まさかの凛世センター。驚きよりも歓喜で声を上げざるを得ない。1番サビ前の「No.1」を(シャニソンではなく)実際に聴ける日が来るとは……しかし当然ながら2番では全力コール。
17.ハナムケのハナタバ
この曲を音源で聴いてていつも思うのが、ルカは背を向けるように、はるきはおどけるように、そして羽那は真っ直ぐ見つめてくるように歌っていると感じるんです。ライブだと本当に表情や細かい動きも含めてそのように表現しているように見えて、アイドル3人それぞれの個性がキャストを通して感じられるのが本当に凄い。
MC2
MCの声出し煽りでおかわり要求されないの珍しい。それくらい会場の声が凄かった。アーカイブで見ても、全体的にコールの揃い方や声量が凄かった。
18.時限式狂騒ワンダーランド
仮面を着けた状態で歌唱しながらあれだけキレがあって精密なフォーメーションのダンスをしているのを見ると、表情が見えないのもあって何だか現実感が無いというか本当に人間が踊っているのかと思うような感覚にも陥ります。
しかしその仮面すら貫通してくる希水さんの音の出るようなウインク。なんというかもう凄すぎて笑ってしまう。
22.Bloomy!
手持ちカメラ映像はメインステージにも映し出されていましたが、カメラに向けたアピールを後ろから見れるのは現地の特権。自分の番が終わった後に会場にファンサをしているのを見れるのも特権。2人の後ろでぴょんぴょん跳びながら映ろうとしている芝崎さんを見れるところなど特権の際たるもの。しかもこの距離で爪先トントンを摂取できるとは……
センターステージ下手側には主に芝崎さんがいたのですが、すごい。やはり典子すごい。満面の笑み、柔らかい動き、歌唱力、美しい衣装で踊るさま等々、全て素晴らしい。
24.枕木の歌
やっぱり枕木さんは3人で歌った方がいい。近藤さんに注目しがちだけど、サビ前に関根さんと峯田さんが両サイドで順番に手を伸ばす振りがとてもいい。
でもやっぱり落ちサビの灯織ソロがもう……歌詞も歌い方も表情も、心に響くものがあります。
25.LINKs
どう見ても3Dモデルよりダンスが上手い。上手すぎる。MVと戦うようにして相当練習してるんだろうなぁと想像すると同時に、今までの曲の振りからパーツを持ってきているような箇所が見え、さらにこの曲のフレーズ1つ1つが『Wondering Dream Chaser』を連想させます。そのため、曲調は全く違うのにこれもまたストレイライトの本質的な部分なんだと、WDC以降の様々なことを経て至った現在のストレイライトなんだと感じます。
26.サマーサマーオーシャンパーリィバケーション
もう夏でもないけど、ライブのコンセプト的にもタイミング的にもやるなら今回だろうなぁと思っていましたが、やはり。シャニソンのMVどおりのわけが無いけど、なぜか緊張してしまった。あと至近距離で見ただまゆの脚が思った以上に細かった。印象とは違って心配になるくらい細かった。
27.Spread the Wings!!
後ろのモニターに過去のライブ映像が。とてもエモい演出ではあるのですが、どうしても映像の方に目が行ってしまいキャストを見るのが疎かになりがち。意識的にキャストを見るようにはしていましたが。
SS席とかVIP席レベルの席位置で、近すぎて銀テが頭上を越えていきほとんど降ってきませんでした(辛うじて1本のみ確保)。センターステージより前側の位置だと前向いたり後ろ向いたりする必要があるので、ある意味でこの辺りが最高とも言える。
Day2
Day1の感想が長くなり過ぎたので手短に。前述のとおり席はかなり後方だったので、細かい表情とか動きとかは配信の方か見れているはず。私もアーカイブを見て補完しています。
2.Heads or Tails?
何と初手から初披露。デビュー1年とは思えないほど、明らかに3人の連携がより緻密になっているのが遠目でも分かります。ほとんど予習できていない状態のためコールのタイミングに行けなかったりもしましたが、もう覚えた。
4.Wandering Dream Chaser
冬優子センター!?デビュー以来どの曲よりも磨き続けてきたオリジナルの形から変えてくる勇気、それを実現するための練習量と完成させる実力。振り付けを前のライブと同じにせず進化し続けているストレイですが、これはもうその比ではない。
5.BRIGHTEST WHITE
やっぱり灯織がいてこそのイルミネ。落ちサビのところなんかもう灯織無しでは考えられない。この時のために備えて、というより期待してUWを準備しておいてよかった。
7.青空
小糸と手を合わせるフリのところだけニッコニコな円香……すき
8.ダブル・イフェクト
スタンド席だからこそ見える、間奏で3人が順番にターンする部分でのスカートの広がり。今までのどの衣装より美しい。
MC1
幸村さんの「冬優子のセンターに対する想い」を聴くと、単に歌い分けの再現とか振りの入れ替えだけではない想いをもって、この1曲、この1回の披露に全力で向き合っていたのだということが窺えます。感謝しかありません。
10.OH MY GOD
11.Hide & Attack
12.無自覚アプリオリ
13.時限式狂騒ワンダーランド
ちょっと4曲連続で強すぎる。こっちがもたねえ……なんてことはないけど、変拍子だらけのこの曲のテクニカルさもあって何だか感覚がおかしくなってくる。
MC2
順番に挨拶を終えたところで、「変な人たち」呼ばわりする希水さん。俺らもそう思ってはいますが、あなたもなかなかですよ(誉め言葉)
18.ビーチブレイバー
ライブで『ビーチブレイバー』を聴くのも随分久しぶりな気がする。5.5th以来?1年振り?そこまで間が空いていたわけではないのに、この1年でライブが多かったのと今まで多用していた曲だったのもあってそう感じたのかも知れない。でも毎回とは言わないのでこれからも多用して欲しい。
永井さんは下手端に行ってから花道でビーチフラッグをし、その後上手端まで行って中央まで戻るというさすがの運動量。
19.バベルシティ・グレイス
ビーチブレイバーの後でもう喉は使い切ったと思ってたのに、いざとなれば出るもんだ。歌割りには当然気付くけど、全く違和感のない完成度。
24.Twinkle way
どうしてもLIVE FUN!!のことは頭によぎる。でも全く心配とか不安みたいな気持ちは無く、何かイレギュラーなことが起きるような懸念は全く無かった。ステージ上に灯織もいて3人揃っていたからかも知れない。
それ以上に、手持ちカメラに映らないところでイチャコライチャコラと……MCのとき以上に自由。れいれいありがとう。
25.グッバイ
ノクチルがこういう曲を歌うときが来るとは。しかしアイドルソングとしては王道というか主要ジャンルの1つでもあり、シャニマスには意外とこういうの無かったなあと改めて気付かされた。
26.サマーサマーオーシャンパーリィバケーション
ちょっと待て、コメティックのあの告知の直後にどんな感情で観ればいいんだ。という気持ちと、今日は全員なんだという点と、自由時間でみんなバラバラに動いてるからできるだけ回収したいという反応で……なんかすごく落ち着かないというか視点が定まらないというか、とにかく困りました。
Day2も素晴らしかった、7thは2ユニットごとのツアーかぁと満ち足りた気持ちで先のことを考えながら家路に就きました。武蔵野の森は一応2路線利用可なのと京王線の本数が多いのもあって、意外と電車も混雑しません(西武球場前駅などの劣悪なところに比べればという話)。混雑を嫌って今までは毎回バイクで来ていましたが、電車でも全く問題なかった。
余談
Day2の開演前には聖蹟桜ヶ丘まで行ってせいせきコラボを視察して参りました。スタンプラリーにも参加し、飲食店のコラボメニューも頂きました。シャニマス関係なくずいぶん賑わっているショッピングセンターで、非常に活気のある街です。
スタンプラリー特典のガシャは開始早々に枯渇して終了してしまい第1弾には参加できず。第2弾が開始したらできるだけ早く行こうと思っていたのですが、10/16に始まった途端、連日昼前には「本日分のプラポンは終了しました」のアナウンス。平日勤務の社会人には到底無理な話だったようです。SNSでも毎朝激戦のようなので、そこまでしてでも欲しい人たちに譲ることにしましょう。
まあ少々割高とは言えコラボメニューを頂くことでコラボ効果に貢献できたので良し。10/31までコラボ期間中なので、もしかしたらまた行くかもしれませんが。
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