「生娘シャブ漬け戦略」についての感想。

時事ネタって、すぐに鮮度悪くなるから、忙しくしてるときは執筆中にすぐお蔵入りになってまうんよなぁ。
ということもあって、言わんとこっかなぁと思ったけど、やっぱり言いたくなったから書くで。

生娘シャブ漬け戦略というのは、吉野家の経営陣の一人が、大学のマーケティングの講義で喋った失言ワードとされるパワーワードで、大学でそれを聞いていた女子大学生が激おこしちゃって、SNSで炎上し、ついには吉野家の経営者の一員という地位を解任されるというキャンセルが出てきた事件や。
これ、この流れ……見覚えあるんや。
「会田誠の講義中のハラスメント発言告発事件」とそっくりやんけ。
オンラインサロンという場所は、オンラインサロンだからこそ言えるダーティな本音を暴露して面白がる場所というノリなんやけども、たった一人でも、それを知らん人が入り込んでこうやって外に向けて悪評広げてしまうと崩壊するという特質がある商品なんよな。それがオンラインサロン。もちろんだれも来なかったら成立しないので、集客うまく行かなくても、集客うまく行ってても、どっちみちいつか崩壊する商売や。

そもそもやで、どう見ても失敗しそうなマーケティング理論「生娘シャブ漬け戦略」に38万円支払ってるから、聞けた情報やねんで。

この話の面白いところは、今までの炎上事件とは違って、大学の講義という数十万円から百万円単位のお金を支払える人やないと聞けない情報で炎上しとるってことやねんよな。
無料のTwitterなどのSNSで、アンチに見つかったから炎上したわけやないねんで。
そして、話題の「生娘シャブ漬け戦略」というのは、人間若いうちに見聞きしたものは一生忘れないから、思い出枠に入り込めば一生買い物してくれるで、ということを言いたいだけやねんや。
んで、大学の講義って、要はオンラインサロンなんで、やってることはnoteと同じようなもんだし、もっと言えば、やってることは、公園でつるんでるのと同じことやねん。でも、大学卒業しとるで、ということを周りの人に言えば自慢できるし、大学出てるから入れる会社っちゅうのもあんねんよな。
そこに入るためのキップが欲しくて、みんな大学に入りたがるんよ。
え?勉強?そんなん、知識使わん業界は使わんやんか。それに必要ならYou TubeもあればGoogleもあるがな。
みんなやり方公開されとるで。
ただ、人間の本音っちゅうやつはダーティやし、もっと言えば、ドロっとした理屈で動いてるのが本質なんもあって、大学の先生っちゅうやつは昔からかなりキワキワの本音トークを講義でかましてきていたんや。
しかも、ほんまなんかようわからん妄想爆発しとるジャンルもあるあるで。
それを面白がる場所が大学だったんやけども、最近は、そのへんのノリわからんまま入ってきてる人も増えてるんよな。
んで、大学の教授が言うことやさかいに正しい!みたいにもなってる。
でも、大学の教授って、非常勤講師レベルだったら教員免許なんて持ってなくても天下りかコネか実績かなんかで、就けてしまえるんよな。その一方で、どんなに真面目に研究してても教授になれない人間は教授になれない。なんか話それてきたな。
この炎上話の面白いところは、大学の講義を聞いた学生ら(つまり情報課金勢)が講義内容をSNSなどに情報流して炎上したことによって、本来ならば情報無課金勢が知ることすらできない情報課金勢限定情報が、色々と漏れ出てることである。
情報課金勢限定の意味、ないやんけ。

もう、こうなってくると、情報って無課金であっても、アンテナの張り巡らし具合によっては、かなり集めれてしまえるし、なんなら人によっては、無課金勢であっても相当いいところまで攻略できてまうで、という話でもある。

大学そのものが「生娘シャブ漬け戦略」の成功によって客集めできた場所である。

みんななんの疑問もなく、学校通ってるけど、学費って、かなりお高いやん?
でも、中で学んでることを実際に仕事しながら職場で学べば、お金もらいながら学べたりもする。
でも、学校行くのはなんでかっていうと、学校のブランドを買ってるんよな。
つまり、学校はマーケティング戦略でいえば、高級ブランドと同じ戦略。それの情報商材版。
だから、学校の看板があれば、先生の中身がどんな人であれ、たとえ無名の先生だらけでも、人集めしやすいんよな。
んで、学校の商品とはなんや?と言われたら、それは、学校に集まった人との人間関係の体験そのものやねん。
学校の先生が行う教育とか、事細かく勉強見てくれるという面については、正直な話、義務教育までならば国の補助が出ていて自腹じゃないからという理由もあるけど、ホンマに本格的にやろうと思えば、個人的にお気に入りの家庭教師雇えばおしまいな面もあんねん……。いや、まぁ、その…ね……人格的にも能力的にもおまかせできる家庭教師を探すというところらへんがハードル高いねんけど、んでお月謝どないすんねんって話もあんねんけど、それすら、実際には、無料のSNSがあんねん。
だってやで、ウクライナの戦争で命からがら難民として着の身着のまま日本に逃げのびてきはった方の身元引受人は誰やねんっていうたら、SNSで見つけた日本人やねん。
今はそういう時代やねん。
だから、やる気があれば、SNSつかったりオンラインゲームやったりすれば、必要な人材を探してこれる時代やし、ただの親善目的やとしても、すきな時間帯でマッチングした人とただ駄弁っておしゃべりできてまうんよな。
そんで、オフラインの対面の場所で身体動かすっていうたら、公園とかあるがな。
最近では公園もジムみたいな健康器具ばっかりおいてるけど、とりあえず身体は動かせる。
だからもし、習い事課金するとしたら、アウトドア系とかスポーツ系の習い事のほうがコスパはええぞ。
だって、タブレットやスマホごしやとできない唯一の体験がその手の身体を動かす系の体験だからね。
ただね……音声SNSが出てきたり、動画もあったりするような時代やからね、いろんな方法で人は、人とつながれるけども、文章を隅々まで読むのか、サッとしか読まないのか、サッとすら読むのが難しいのかでだいぶんと、つながる人や得られる情報が変わってくるし、何より、人とつながることにたいする恐怖心とか、自分の情報を出すことにたいする恐怖心というのが、その人のライフクオリティにめちゃくちゃ影響してしまうんや……。

おじろく、おばさって知ってるか?

昔日本にもあった奴隷階級という扱いで、おじろく、おばさの話があったりする。
昔の信州地方にあった階級で、家を継ぐ長男以外は、戸籍には厄介とだけ書かれ、学校に行くことも許されず、村の祭りに参加することも許されず、結婚も許されず、ただひたすら生まれてきた家のために仕事家事子育てをやるだけの存在。
彼らは、一生を生まれてきた家の家事や仕事をやるしか生きる道を知らず、逃げ出すなんてことも誰も教えてくれないし思いつかない。ただ、まれに抜け出せるおじろく、おばさも居たらしいが、今まで受けてきた扱いがあいさつすらできない存在の扱いなものだから、逃げた先のコミュニティにうまく馴染めずにまた生まれてきた家に帰ってくるしかなくなったりしていたらしい。
今はそういう扱いをすることは許されてないし、みんなが学校に行ったりすることも当たり前で、みんながスマホ持ってることも当たり前になってきた。
ただ、だからこそ……。
今の格差というのは、オープンソースとして公開されてる膨大な無料情報の中のどの情報を拾ってきて、どの情報を捨て去るのか、大量にいる無料SNSのアカウントの中で、どの人とつながって、どの人とは距離を置くのか、何やってもかまわないオープンフィールドの中で、何をやって何をしないか。
そのへんの取捨選択のセンスによるんよな。
そのうえで言うと、ルールの理解度もある。
みんなが複雑すぎてわかりにくいゲームのルールをプレイしてるもんだから、テキトーなプレイしてるとルール違反もするし、拾えるアイテムも拾いのがすので、それを課金でしのぐ人もいれば、無課金でもうまくプレイして貯めたお金で投資したりしだす人間もおる、という差が広がってきている……んよな。
正直、ほんまは「生娘シャブ漬け戦略」なんぞ、課金勢しか知ることのなかったはずの情報だったのに、それを無課金勢に垂れ流す源泉になる人物と何らかのつながりがある人間は、「生娘シャブ漬け戦略」について無課金で話をきけてしまえるんやね。

大学の講義でこれってことは、noteの課金の意味も揺るがすんやないか……?
そう思うんかもしれん。
けど、実は、同じ情報商材であっても、大学の講義に課金する人間の課金動機と、noteに課金する人間の課金動機って、微妙にちがうんだよね。

noteに課金する人間の課金動機と大学の講義に課金する人間の課金動機のちがい。

大学の講義に課金してる人間は、大学というブランドを買ってるって話をしたよな?
学校のブランドに課金してるから、無名の教授の授業であっても講義の人集めができてしまうという話もした。
けど、noteやってる人間からしたら、ここnoteで、無名のクリエイターやったら、大学の講義みたいに人集めするのはとても難しいってことは知ってると思う。

そう、実は、大学の講義に課金する人間とnoteに課金する人間の課金動機がちがうんよ。noteに課金する人間は、明らかにそのクリエイターのことが好きだから貢ぐとか、そのクリエイターの作品が好きで続編みたいから推すとか、そのクリエイターの生活を支えたいから課金するって動機なんよな。

自分が通う大学を選ぶときに、大好きな教授がおるから、その人の生活を支えたいから、大学入るという動機で大学に課金する人間は、まず少数派やと思う……。
ある程度は知りたい情報の専門の取捨選択はしてるけども、最終的には、大学に入ってしまえば楽単してまうんよ。
楽単ってのは、どれが楽に単位がとれる授業なのかという情報をいろんな人にきいて、楽に単位とれる授業だけで時間割を組んでしまうライフハックや。そんなライフハックが存在する理由も、結局のところ、大学に課金して行く人間の動機がブランドがほしいからであって、中にいる教授は誰でもええからやねんよな。

でも、noteで誰でもええかって思う人間は課金あまりせぇへんのよ。そもそも、そこまでnoteのブランドイメージそのものが高級路線でもないってのもあるけど、無課金でもある程度知ることはできるし、他のSNSと組み合わせて使ってるユーザーばっかりだから、結局無課金でもつながるし、課金だからこそ言えるダーティな本音言うたかて、大学の授業炎上事件みたいなかんじで、ノリのわからんヤツが無課金勢にもわかる場所に勝手に垂れ流すので、情報限定する意味があんまりないんよな。
だから、ダーティな情報については、情報を知ることになるメンツを確認できる場所でだけ情報を垂れ流すか、きれいな表向きの情報だけを流してダーティな本音は死ぬまで墓場に持っていくかになってきてる。
そして、前者のダーティな情報垂れ流す場所は、あとからだと確認しにくい方法を使うようになってきとるんよ。例えば対面、例えば電話。
Twitterでも、かつてはネタをツイートしてたから炎上したら元ツイートの魚拓取りやすかったし、スクショ取られたりしてたけど、最近はある程度以上フォロワーがいてるアカウントはみんなスペース配信やってるねんよな。
録音機能をオフにしておけば、内容を部分的にツイートする人間はいてる可能性はあるけども、全部はわからないという状態になるんよな。

んで、ホストの層によっては、スペース機能でそんなに人集めできないから、最低限スペースが成り立つ少人数で会話してるだけになる。しかも、スペース機能は潜ってるアカウントも見えてる状態なので、ツイートみたいにこっそり見ることはできない。
今、オープンソースのつながりって、そんなふうになってきてるんよな。
それで、noteもサークル機能つけてきてるんやけども、正直、noteのサークル機能は有料の掲示板が基本になってる。夏には新しくメンバーシップ機能になりそうやけども。
あとに残るテキスト形式って、人集めが難しい層でも時間差で情報見てもらえるから成り立たせやすい長所はあるけど、あとに残るからデジタルタトゥー化するデメリットもあるんだよね。
とはいえ、有名人枠は増えてるけど、デジタルタトゥーってなるレベルに有名人になることそのものの壁を乗り越えていける人、そんなにおるんかっていうと、正直、平均のビュー数が100の壁をこえれないとか、インプレッション30前後とか、リアルな数字はそんなもんよ。
みんなが思ってるよりは拡散しないんすよね。
憧れのインフルエンサーですら、じゃあ商品紹介したら誰が買ってくれるのかというと、そこまでいてないのが実情でして。
たとえフォロワー数万人集めても、いくら好かれてても、「無課金だから見てる」という動機レベルならば、どんなにnoteの有料記事更新しようが、どんなに商材紹介しようが無課金。
それが実情で。
なので、貢ぎたくなるほど推したくなる人間になるのは、とても難しい。
ただ、貢ぎたくなるほど推したくなる人間に一旦なることができれば、集客力が数十人とかでも成り立つんだ。
そして、noteという場所で課金する動機は、貢げる余力のある人が貢ぎたくなったから買うので、あんまりダーティな本音ぶっ放すのって難しいんですよね……。やっぱり好かれたいやないですか。なので、有料記事買っても、たいしたこと書いてあれへんやんけ、ということもしばしばあるのです。
てか、無料の情報とそうかわらない。
強いて言えば直接会うことだとしても、それは売る方の時間という天井があるし。
検索するワードを知るルートすらも、結局だれとつながるのかで世界が変わってきてしまう。
有料の情報に期待されてるのは、無料の情報だけだとつながることの難しい情報への新しい検索ワードを知るきっかけだったり、新しい人との出会いと交流なんじゃないのかなぁ。
ただ、それもコロナ禍で難しくなっちゃった。
それでも、つながる勇気を出せてしまえる人間だけが、色々と得ることができる、そんなふうにもなってきてると思う。
ただ、人によって、扱える人間関係の上限みたいなのがあって。
LINE登録人数、1000人との交流というのをこなせる人間は少なくて。
バラバラの交流ツールを希望することを加味しても、実際100人も交流あれば、だいたいあっぷあっぷになってしまうんですよね。
そんななかで、一万人と友だちやれるのは化け物なわけで。
その差は、エグい。
お金をもらうというのはだれもがほしがってるものをほしがってるからハードル高いけど、あなたのいらないものを引き取ります、だったらハードル下げていけたりもするし、近場に住んでるみたいだから遊ぶために会おうかというのも、人によってはうまくいく。
その勇気を出せるか出せないかのちがいだけで、差が広がっていくというのがあるので、「生娘シャブ漬け戦略」なんてダーティなことを言うと怖がっちゃうんだよね。
人を怖がらせてもなんも得しないというのがあるので、本質だとしても、攻略情報のキモだとしても、人が怖がりそうな言葉とかはわざわざ言わなくなっていくんですわ。
そのかわり、本当にうまくやっていける人は「生娘シャブ漬け戦略」というワードを一切言わずに「生娘シャブ漬け戦略」を実行してて、みんなシャブ漬けになってて、思いっきり高額貢ぐ金づるにされてしまうわけです。
わざわざ嫌いなものには、人は貢がないからね。
さて、学校というサブスクブランドに集まる先生や生徒の情報って、ほんとどんな人物が集まるのかわからないですよね。
だから、実際入ってみて、ハズレかもなぁと思ったら引っ越すとかそんなライフハックがあるのですが、お家建てちゃうとこれが難しくなります。
それでもお家建てちゃうのは、これもまたお家というのがブランドの面があったり……。
相手が売りたいのが高額な商材になればなるほど、「生娘シャブ漬け戦略」と言わず、「キラキラきれいな宝石戦略」っぽい雰囲気で包んでいきます。
とても魅力的な人間になれそうで、とても褒められそうな雰囲気を出しつつも買わせていくんですわ。
なので、ダーティな単語選んでもなんの得もないんやで。
暴露とか露悪的な雰囲気は無料でもイヤがられるというか、表に出すメリットがない。
炎上商法もデメリットのほうが際立つような世の中になってきつつある。
そんななかで、「生娘シャブ漬け戦略」のような本音を聞き続けていく商売というのもあるにはある。
ただや。それこそ、「コイツ誰やねん。お前に言うんか?なんか嫌だな。」と思われたらおしまいな商売なので、結局その手のダーティな本音は、有名人かつ面倒くささもなくて広がりすぎなさそうなイメージのひろゆきに持っていく人が多いんだよね。
ひろゆきってのは、西村博之のほうね。
このご時世で有名人になれなかったということは、その人の人格になんらかの面倒くささがある可能性高そうだから知らない人につながる気がしないし、そもそも知らないから知る気がしないという。
ひろゆきなら2ちゃんねるを昔運営してた人やろ程度には有名人なので信用あって、それで人生相談持っていこうかなぁと思えるから、相談話を持っていくときについでにチップのような感覚で課金する。
そんなかんじで。

生娘シャブ漬け戦略炎上でわかってきたのは、そろそろ、誰が出てくるのかようわからんけどブランドにとりあえず課金するという人が減っていくだろうなぁという予感。というかお客様が分散しすぎてしまって、認識の壁をこえれないかんじかな。
リスク高すぎるからね。
今はまだ、ブランドの作ってきたイメージ財産で寄ってくる人がいてるけど、結局生まれつき美人が得するので、整形までやったって生まれつきの美人パワーには勝てないやんけとか、そういうところに落ち着いていくやろう……。

有名人のトップ層にたどり着き、その人が何やっててもお金を出してくれるお客様が必ずついてきてくれるファン層の分厚い人(ダウンタウンなど)と、楽しいからずっとやっていられるし食い扶持にしてないから無料でもかまわない趣味の層の二極化というのが、今までの展開だった。
集客できるブランドにお客様と仕事とお金をもらうことで、かろうじて食えてる中間層の淘汰が進むだろうという話だけど、中間層も仕事だし生きてるので、ブランドにお金を出してくれる層の確保というのは大切なわけですよ……。
なので、悪あがきでもなんでもするわけです。
ただ、あの手の集客ブランド装置というのは、たとえ凡才でも数があつまってれば誰かは問題解決できるでしょう、とか、誰かは好きな人間関係つくれてしまえるでしょうという希望で出来上がってるんで、みんながみんなひろゆき指名しだしたら、ひろゆきの方は一人ひとり認識できないし、課金であるスパチャをなげられてはじめて認識できるようになってしまう。というか、スパチャも大量に投げ合うとなると、認識すらスパチャの投げる数次第とかになり、課金競争になっていくんですわ。
そんなアイドル集約型の課金装置だと、当たり前なんだけど、課金したくなる目当ての人しか課金しないし、課金されない人は他のどんな仕事で食っていけばいいんですか?って話になっていく。

創作活動で食っていけないとなると、趣味だと割り切って、あと食うための仕事と時間は……?

創作活動って要は仕事の時間なんて、関係なくどんどこ湧くときは湧くものなんですけど、食うための仕事をやらねばならないとなると、どんな仕事なら食えてる状態になるだろう?となる。
さて、これ、年金で暮らせたり、生活保護もらっていたり、親が食わせてくれたり、主婦(主夫)やっていたり、すでに相続してる財産だけで食えていけそうだったり、会社経営や投資などで自分が働かなくても暮らせるレベルの資産持っていたりする人間が超有利というのは、わかると思うんですよね……。

ええ、そのような後ろ盾が何もない人間が発表する芸が素晴らしければ拾い上げて、お金出してくれる人間や仕組みを見出して、ステップアップするということが、けっこう難しいんですよね……。
そのキッカケつかみたくて、みんな学校に行くけど、学校では、ある程度までうまく表現する技術とかは教えられても、実際に仕事にありつける仕組みにたどり着く方法はわからんなんてことにもなってるんですわ。

すると、既存の会社のアルバイトとかお手伝いの延長の仕組みでお金もらうことに依存することになっちゃうんですよね。
そっちは税金ガンガンかけてしまってて、福祉関係の費用もかけまくってるから、手取りなかなか増えない。
すると買う側のお金も減っていくので、商売してみても得られるお金少なくなっていく、悪循環ですね。
もっと言えば、お金を出すキッカケというのは、好きな人間が増えることにあるのですから、自由恋愛がすすみすぎて、50代になっても独身のままの状態の人が増えていくと、親から財産相続できたとしても、その人がお金を使うキッカケは少なくなりますね。
もし、その人がお金を使うとしたら、親や親族の介護中のエスケープ的な用途とか、各種趣味だとか、芸能人を推すためといった用途になっていく。
その用途のお金の受け皿になっていたのは、オンラインの世界だったのだけど、だいたい傷つきたくないし生身の人間である必要はないから、ソシャゲのガチャの売上になっていく……。

その一方で、政府側が給付金の案を連発していたりします。
正直、それよりも古くなったインフラ整備し直ししようよ、とか思うんですけど、インフラ整備するための人材を集めるのも厳しくなっていくし、インフラ整備のために土地の立ち退きをお願いしていくことのハードルも高くなっていくんですよね。
そうこうしているうちに、その土地が衰退しきってしまうと、もうインフラ整備する必要もなくなり、民間企業も撤退しはじめていき、買い物難民化していき、やがては限界集落化していき、人が住む土地が減っていきます。それを考えると、減税すりゃええのに、票田のために手厚い社会保障の方を選んじゃう。
それをみんな望んでしまうのもある。
金持ちから税金取ってるってイメージがあるからね。
ただね、マジの金持ちが本気出したら、めちゃくちゃ節税できてしまえるんすわ。
なぜならば金持ちの本当の資産は知名度とかスキル高い専門家の知り合いの数とか助け合える人間の数とか好感度などの税金かけようがない資産だから。
だから、増税することにOK出し続けてしまうと、増税すればするほど誰からお金を抜いてしまうのかっていうと、中途半端な中間層からお金が抜けてってしまうんですよね
マジの低収入ならば、これはこれで税金取りようがないので。
で、公務員とかね正社員なサラリーマンとかね、そのへんから税金取ればいいやって考えてる方が多いんだけども、そのへんからお金が抜けてってしまうと、実際には、自営業の商売の売上キツくなってきて、やがてはどの階層の首もしまりますからね。
減税して、なるべく多くのお金が市中に出回ったまんまにしておくほうがいいんですけどね……。
でも、みんなね、お金の使い方賢くなってきてるので、売れる店ってのが決まってきてるんです。
シャブ漬けから抜けそうになってきてるんです。
最安値のお店とか、SNSで映えるお店とか。
そもそも買い物することも減らして貯金して投資したりとか。
すると、ものすごく偏ったお金のめぐり方をしていくようになっていくわけです。
写真屋さんに撮りに行く代わりにスマホで撮った写真を自分でPCとプリンターで現像したり、コンビニで現像したりするものだから、写真屋さんがつぶれたりとかね。
そもそも結婚しない人生には、成人式以降に写真屋さん行ってまで写真を撮りに行く機会がないので写真屋さんはしんどい商売になってきてるんやけどね。
すると老舗の写真屋さんであっても大手のチェーン展開するような写真屋さんであっても、撤退を考えていくわけで(実際にはスタッフの人生とかもあるから、なるべくなら継続するための営業活動めちゃくちゃがんばるんですけどね)
こんなかんじで、衣食住から遠い商売から、だんだんしんどくなり、衣にしても、作りすぎてて、毎シーズンごとに買い換える必要のある子供服以外は売上しんどい状態が続いていたりもしてるわけで。

ただ、日本国内の需要が減ってる言うたかて、海外のマネーがなだれ込む窓口になってる商売は、好調だったんですよね。
しかし、コロナ禍と戦争と経済制裁によって、海外マネーがなだれ込む窓口もどこまで機能し続けていくか不透明な状態になってて、モノによっては不足したりもしてたり。

そのような状況のなか、情報戦争もやってるもんやから、スマホの画面越しとかテレビの画面越しのニュースは、わけわからん状況になっとるわけで。
そう思うと、「生娘シャブ漬け戦略」というパワーワードで騒いでるのは平和よなぁと思いました。

この記事は投げ銭記事にしようかなぁと思います。
値段は元ネタリスペクトいたしまして、380円で出そうと思います。
でも、課金しなくても全文読めますので、安心してください。

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 380
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポート代は、わたしの子供たちの育児費用等に使われます。