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読んだ本のレビュー「COVID-19 謀略説」

読んだ本のタイトル

COVID-19 謀略説
著者:山本賢ニ 氏

あらすじ・内容

本書は、新型コロナウイルス(Covid - 19)が2017年以前にアメリカの生物化学兵器研究所で人工的に作られ、2019年6月に研究所内から流出し、2019年10月、中国の武漢に渡って世界中に広まったということを確かな根拠を示しながら述べるものである。新型コロナウイルス(Covid - 19)がやってくることを2018年以前に4人の人物が予言していた。それを中心にして本書は展開する。また、コロナワクチン開発、4つの間違った通説、エイズウイルスの疑惑についても詳述する。そして18日に起こっている芸能人の死亡、地震などについても詳述する。
(以上、Amazonより引用)

感想

タイトルで、なんとなく読んでみようと思い手に取ってみた。
読書メーターに登録しようと検索してみたが見つからず。
と言うことはコレは自主出版って奴なんだろうか?

本を読んでみて脳裏に浮かんでたのは、何を根拠に書いてるのかよくわからない。

まずは情報源がYouTubeらしいのだが、そのURLが無い。
検索しろと書いてあるが、普通ならURLを載せないか?

あと、岩田健太郎氏の本『丁寧に考える新型コロナ (光文社新書)』ではCOVID-19の形跡はスペインのバルセロナで2019年3月の下水道の保存検体で確認されているそうな。

この本のでは、2019年6月で研究所からウィルスが漏洩、2019年10月の武漢の軍人の運動会でパンデミック発生となっている。
でも、岩田健太郎氏の本では、その前にバルセロナでCOVID-19(本ではSARS-CoV-2と書かれてる)が流行していた可能性が示唆されおり、何とも言えない。
もしかすると、アメリカでも既に流行していてそれが武漢に持ち込まれていたのなら判るけど、それが陰謀だってのはどうなんだろう?

そんな感じで俺自身が眉唾で読んでおり、特に後半は飛躍してるように思えてしまって途中で読むのをやめてしまった。

せめて巻末に、引用元の書籍名と著者名、参照した記事と記者の名前、YouTubeのチャンネル名とURLは付けて欲しかった。
ページの都合があるなら、まとめた物をPDFにして公開しておいてURLを入れるだけでもして欲しかった。

て、感じで読んでちょっと後悔する本でした。

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