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読書感想文「古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術」球場で観たい。。

読んだ本のタイトル

古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術
著者:古田敦也 氏

あらすじ・内容

「野球」ほどプロとアマの観方が違うスポーツはない!
球界一の理論派・古田敦也が、自身の選手、監督、解説者としての経験を元に、野球観戦のレベルが格段に上がる「コツ」を、自身が対戦した名選手、現役の名選手のプレースタイルを分析しながら、野球未経験者にも理解できるようイラストを多用し、わかりやすく伝授する。これを読めば、一つの三振、一つのファウル、一つのヒットに対する「観方」が確実に変わります。テレビ、球場での観戦を10倍面白くする、野球ファン必携の1冊。
(以上、Amazonより引用)

感想

コロナで観に行けないが、野球観戦のレベルアップを狙って手に取ってみる。

さすがは球界の頭脳派、古田敦也。

5年前の本だが、分かりやすく説明されている。

野球をやってた人からしたら当たり前なのかもしれないが、投手の投げ方による変化球の差は新鮮だった。

縦スラが何故縦に変化するのかはもこの本で初めて知った。

オーバーハンドとサイドスロー、アンダースローをの違いの等の説明は初めて読んだかもしれない。

選手個人としては、元巨人の斎藤雅樹がナチュラルムービングのストレートを投げる投手だったらしいとか、上原浩治のコントロールが緻密だったなど驚きだった。
落合博満の選球眼の良さと、それを利用した審判へのプレッシャーの掛け方も現場ならではの話で面白い。

さすがは落合さんw

イチローと青木宣親はポテンヒットを「あえて」打つとかそのプロの技に驚きだった。。

監督の差配については選手のマネージメントは監督経験者ならではの話ではあったが、何故監督業を続けないのだろうか?

選手会長時のストライキが効いてるのだろうか?

ホントに不思議に思うほどいい本でした。

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