シャーロック・ホームズ 『第二の血痕』

こんにちは。sakinoです。

「面白かった海外ドラマのプロットはどんな風になっているんだろう調べ」の結果をまとめたnoteとなっています。

今回は、海外ドラマ、『シャーロック・ホームズ 第二の血痕』をYoutubeで観ました。
いわゆる"グラナダ版ホームズ"です。

ではさっそく。
※プロットの形は、
「物語」のつくり方入門 7つのレッスン https://www.amazon.co.jp/dp/4844135872/ref=cm_sw_r_cp_api_i_jsK2Db0078XV5
を参考にしています。

0. 思ったこと
・懐かしいなぁ、NHKでやってた。よく観てた
・ジェレミー・ブレットさんはまんまホームズ小説の挿絵から抜け出してきたみたい。ワトソン先生も
・ホームズのピョンはかわいい。あれはかわいい

1. 物語全体を一文で言うと
ホームズとワトソンが、大臣が紛失した重要な外交文書を取り戻して欲しいと依頼され、これに関連する事件と向き合いながら捜査する。

2. いつ、どこで、誰がの物語か
ある秋の朝、ホームズとワトソンは、ベイカー街221bで、総理とヨーロッパ担当大臣・ホープ氏の訪問をうける。

3. 最初の事件(クライマックスと関連があること)
外交文書を持っているだろう容疑者候補3人の内の1人、ルーカスが殺される。

4. 展開・葛藤パート
・ホームズ達は「外交文書を見つけ出し、ホープ大臣の手元に戻したい」が、それを阻むいくつかの壁や新たな展開が立ちはだかる。
・外交文書の在り処がどこか特定できない。怪しいのは四つ。
Ⅰ警察
II 故ルーカスの屋敷内
Ⅲ 故ルーカスのフランス人妻(夫を殺した犯人)の手を経由しフランスの誰かのもとへ
Ⅳ 全く別の誰か
・Ⅰ警察。これはなし。外交文書紛失の事を知っているのは、首相とホープ大臣、ホームズとワトソンだけだから。
・Ⅲ ルーカスの妻経由でフランス。可能性はある。でもホームズ達はか、わざわざフランスに出向き、フランス政府を騒つかせる可能性を犯してまで、調査すべき決定的な理由がない。
・Ⅱ故ルーカスの屋敷内。なし。ホームズ達は故ルーカス邸に訪問する機会を得て、彼の書類保管庫発見、が文書はなかった。
・Ⅳ 全く別の誰か。濃厚。では誰か。分からん。
・新展開。ルーカス殺害後、彼の邸を訪ねたご婦人がいると判明。ルーカスの奥様だった。
・奥様が文書を盗んだのは旦那への愛ゆえの事情があり。

5. クライマックス直前
・「ルーカスの奥様が犯人だ」と言うことは伏せ、文書をホープ氏の手元に戻す方法がない。だめか。

6.クライマックス
・「ルーカスの奥様が犯人だ」と言うことは伏せ、文書をホープ氏の手元に戻すことに成功。
・ホームズはホープ氏に文書箱の中をもう一度確認するようにとし向け、文書箱を開けさせ、
・一瞬の隙に、外交文書を箱の中に滑り込せた。

7. 解決パート
・首相はホームズに、ホームズとホープさん奥様の間で交わされた会話について
・外交文書はやっぱり「箱の中にあった」のではなく、ホームズが「箱の中から盗んだ誰かから取り返した」のではないかについて
・いくつか勘づき問いかけるが
・ホームズは「外交上の秘密」だとして決して口を破らない。
・外交文書は取り戻され、ホープ氏の奥様の名誉は守られ、何もかも大成功に終わり大喜びで飛び跳ねる探偵と、彼の唯一の同僚であるドクターだった。

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